2017.05.17

再起の元地上げ屋・原田秀雄氏ーー自宅に注目会社が抵当権

 原田秀雄氏といえば、かつては「FIELD」(旧「明治建物」)の代表として東京・原宿の地上げなどを手がけ、ピーク時は約357億円(07年9月期)もの売上げを誇った。
 一方、07年10月から08年7月まで、経営不振のため仕手筋などのターゲットになっていた当時の「NFKホールディング」(6494。横浜市鶴見区)の「その他の関連会社」としても登場。
 本紙でも度々、記事にしていた。
 ところが、FIELDは第3者破産を申し立てられ、11年1月、破産手続き開始決定。この際、NFKホールディングスから貸付金8億9400万円および遅延損害金があることが明らかになっていた(ただし、NFKは先に全額貸倒引当金計上済)。
 その後、どうしているのかと思ったら、現在は「ブルーキャピタルマネジメント」(東京都港区)という太陽光発電システムの運営受託を主とする会社の代表をしていることがわかった。
 その一方、最近、原田氏が購入した自宅マンションに興味深い会社が抵当権を設定。企業信用調査会社でも注視していることも判明。
 さらにいえば、つい最近、過去の本紙一部記事に関し、原田氏は何の事前通告もなく記事削除仮処分申し立てをして来た(取り下げ)こともあり、近況を報告する。
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2017.02.18

反社の影もーー認知症老女から11億円ビルを格安で手に入れた元上場企業地上げ子会社

 東京都港区六本木7丁目ーー東京ミッドタウンと外苑東通りを挟んで真向かいの一画に立つ6階建てビル一帯は、現在、元上場企業の地上げ子会社だったK社が地上げ中だ。
 6階建てビルの建物・土地の所有権はすでに15年2月にK社が購入。ところが、未だその一部を元の所有者が占拠していることから、現在も東京地裁において建物明渡訴訟が行われている。
 K社の前に、同ビルの地上げを担当していたのは下請け地上げ会社F社。そのF社は11年4月28日、このビル建物と土地(約70坪)の3割近くを所有するM氏の妻と息子からその権利を計2億円で購入。その結果、他の所有者も追随となり、K社は完全に同ビル乗っ取りを終えた。
 そのK社のF社からの購入価格は11億5000万円。
 したがって、F社は相当大儲けしたことになる。
 もっとも、K社にしてもこの一帯の地上げを完了すれば、エンドユーザーに高値で売れるから、11億5000万円も支払っただろう。
 それにしても、なぜ明渡訴訟なのか?
 このビル建物と土地はM一族が代々所有していた。
 M氏はあの有名焼肉チェーン店「叙々苑」の1号店を経営。それも、このビル1階でやっていたという。また、M氏の息子は区議会議員(現在、落選中)と、M一族は地元ではかなり知られた存在だった。
 一方、同ビルは都心の一等地に立つことから銀行から借り入れがあったもののそれでも十分な収入を得ていた。また、M氏の妻は夫亡き後も同ビル6階に住んでいた。F社への売却に署名・捺印したとされるのは11年4月だが、この時、すでに87歳。ここを“終の
住処”とするつもりだったはずだが……(実際、その後も賃借契約で住み続け14年1月死去)。
 ところが、元区議会議員の息子は落選後も仕事をせず、再起を期して地元のあいさつ回りをしていた。そして、かなりの借金があったとされる。
 そこでF社側が接近、息子と組み、認知症だったM氏の妻を騙し、格安値段で売却させた疑惑が出ている。明渡訴訟では、それが大きな争点となっているのだ。
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2016.12.23

猫ひろしのスポンサー「プライムエージェント」グループ、住所や社名を変更

 未上場ながら、先のリオデジャネイロ五輪マラソンにカンボジア代表として出場したお笑い芸人・猫ひろしのスポンサーとしてかなりの知名度を誇り、業績急進のなか、本紙既報のように、元従業員、さらには顧客にも提訴された投資用マンション販売会社「プライムエージェント」(東京都新宿区。上村友弥代表。小林傑オーナー)ーーそのグループ会社も含め商号、住所変更を行っていたことがわかったので三度報じる。
 いまもHPを覗く限り、ホールドカンパニー「プライムホールディングス」、提訴された「プライムエージェント」もそのままだが、実はこの11月1日、プライムホールディングスは「ARIGATOUホールディングス」という人を食ったような社名に、プライムエージェントも11月2日に「アセットイノベーションに代わっている。さらに関連会社「プライムエステート」も11月3日に「プロパティマネジメント」へといった具合。
 一方、住所の方もプライムホールディングスは今年6月1日、東京都新宿区から沖縄県那覇市に移転させたと思ったら7月21日、再び東京都新宿区の別の場所に戻していた。
 提訴されているプライムエージェントの方の住所は東京都新宿区のままなので、訴訟引き延ばしの意味はない。では、こうしたグループ会社も含めた社名、住所変更はいったい何が目的なのか!?
 外から見る限り、こうした変更は不可解としか思えない。このまま業績も一気に落ち込んで来るのか?
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2016.11.09

民事訴訟で浮上した某上場企業社長の横領疑惑

 今年4月、東京地裁にある損害賠償請求事件が提訴された。
 原告の2人は某上場企業の子会社社長(某上場企業元専務)、子会社取締役(某上場企業元執行役員)だったところ、今年4月、2人とも解任された。
 しかし、その解任は不当なものだとして、親会社である某上場企業と代表取締役社長、その子会社に対し、不当な解任による被った不利益、慰謝料など総額7440万円を支払えというもの。
 これだけみれば、よくある民事訴訟に過ぎないと思われるかも知れない。
 注目されるのは9月に入り、原告が第2準備書面を提出。
 その準備書面の冒頭にはこう記されている。
「本件解任理由は、○○(某上場企業代表取締役社長)が、被告会社とは無関係な案件で、不動産を無断で第三者に売却された被害者より
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2016.10.20

最悪の展開にーー本紙指摘の新橋地上げ関連失踪女性、遺体で見つかる

 本紙が今年6月30日の第1報以降、東京・新橋駅近くの地上げトラブルに巻き込まれた可能性もあると3度報じていた失踪女性(高橋礼子さん。59歳)と見られる遺体が見つかった。
 大手マスコミ既報道によれば、昨10月19日、午前11時半ごろ、警視庁捜査員が、女性の自宅敷地内の建物と建物の間の約45センチの隙間から見つけたという。知人から今年3月末に捜索願いが出されていた。
 遺体は死後、数カ月経っており、一部が白骨化していたというが、疑惑の地上げに関連していたある不動産ブローカーは、やはり事件に巻き込まれて殺された可能性が高いと見る。
「数カ月前といったら、カンカン照りの夏場も経ている。
 ここは住宅密集地ですよ。
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2016.09.26

猫ひろしのスポンサー「プライムエージェント」、投資物件購入者が提訴

 未上場ながら、先のリオデジャネイロ五輪マラソンにカンボジア代表として出場したお笑い芸人・猫ひろし(五輪成績は2時間45分55秒。完走140人中139位)のスポンサーとしてかなりの知名度を誇り、業績急進のなか、元従業員にパワハラで集団提訴された投資用マンション販売「プライムエージェント」(東京都新宿区。上村友弥代表。小林傑オーナー)ーー本紙では8月19日、顧客ともトラブルも続出しており、提訴準備中のケースもあると報じたが、同記事通り、この9月、東京地裁に提訴されたので追加報道する。
 訴状によれば、プライムエージェント(被告)は「年金代わりになる」「損をすることはない」などの甘言を用いて勧誘したとして、購入者(原告)は詐欺的かつ消費者契約法4条に違反すると批判。また、マンションオーナーに黙って勝手に行った物件修繕の費用を賃料から相殺する被告の営業スタイルについて、次のように指摘している。
〈管理業務を受注したことを奇貨として、明細の不明な費用項目を用いて顧客への賃料支払を免れようとしたり、架空または過剰な修繕費を要求して顧客に損害・損失を与えるという悪徳営業〉。
 損害賠償請求額は戦略上、とりあえず修繕費用だけなので約160万円。
 関係者によると、50代会社員である原告はプライムエージェントからの賃料収入が途絶えたことにより、固定資産税、銀行への返済、月々の生活費の支払いができなくなり、「もうどうしたらいいのかわからない」と嘆いているという。いわば「詰んだ」状況に陥ったわけだ。
 ところで、プライムエージェントは集団訴訟の報道を受け、同社HP上で原告のうち2人の元役員について〈社内外で反社会的勢力の繋がりを示唆〉〈辞任後(在任中も)弊社や弊社従業員、弊社顧客に対し身体の入れ墨を見せるなどして脅迫や顧客の引き抜き行為などを行っていた〉と批判している。しかし裏を返せば、そういう“危ない人間”が役員を務めるような会社であることを自ら告白したわけで、語るに落ちるとはこういうことでは。
 アベノミクスで投資熱を煽られた資産を持たないサラリーマンやOLが、投資用マンションに手を出すのは最近、よく聞かれる傾向だが、悪徳業者の餌食になれば莫大な借金だけを背負わされ、生活は破壊される。したがって、悪徳業者に対しては、きちんと取り締まっていただきたいものだ。
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2016.08.19

猫ひろしスポンサーーー「プライムエージェント」、顧客とのトラブル続出。賃料不払い、訴訟へ

 去る6月30日、業績の悪い社員に腹筋100回を強要、全従業員向けのグループLINEで罵倒するなどのパワハラ、賃金未払いで元従業員9人から集団訴訟を受けた投資用マンション販売の「プライムエージェント」(東京都新宿区)ーー同社はホールドカンパニー「プライムホールディングス」(同。小林傑CEO)の中核企業で、いま、開催中のリオデジャネイロ五輪マラソンにカンボジア代表として出場するお笑い芸人・猫ひろし(38)のスポンサーとして知られる。
 小林CEOは「怖いと思われている不動産業界のイメージアップ」を図るためにPR会社とコラボもするなど目立っているが、実態は業界イメージを具現化した“強面不動産屋”であったということか。
 同社は投資用マンション物件の販売で急成長し、企業信用調査会社データによれば08年創業ながら、昨年10月期ですでに売上高40億円、今期は60億円を目指す。だがその裏で、複数の顧客と深刻なとラブルを起こしていたことも分かった。
 同社から投資用マンションを購入した会社員のAさんは言う。
「年金や税金対策になると言われ、スルガ銀行やSBJ銀行からの借り入れで4物件を総額約3億で購入しました。当初は家賃が振り込まれていて、利息を若干上回る収入となっていたんですが、昨年に突如、プライムエージェントから数百万の『修繕費』を支払うよう求められました。しかし、所有者である私に事前に一切断りはありませんでしたし、明細も出さない。しまいには今年の3月から家賃の振り込みが途絶え、利息の支払いができずに私はもう破産寸前です」
 Aさんの話によれば、自分が購入した物件に誰が住んでいるのかさえ同社は開示しないのだという。現在、訴訟準備中とのことだ。
 また、プライムエージェントから4つの物件を購入したBさんはこう明かす。
「『税金対策のために不動産投資をしませんか?』と言われ、全額スルガ銀行などからの借り入れで物件を買いましたが、その際の融資申請はプライムエージェントの社員が『申告書の作成もうちでやります』とお願いして来ました。ところが、後で見ると聞いたこともない会社で私が給料をもらっていることになっていたんです。私は自治体に勤めているので、国家公務員法で副業は禁じられています。同社が融資を通すために、収入を過大にする目的でねつ造したとしか考えられません」
 収入を過大にした申告書を用いて銀行から融資を受けたら詐欺罪にも該当し得るし、この場合、融資を受けたBさん本人が不法行為者となる恐れもあるから厄介だ。
 プライムエージェントは冒頭の元従業員に集団提訴された件については、パワハラ、賃金未払いなどの事実はないと同社HP(7月2日付)で反論しているが、今回の顧客の証言にはどう弁明するのか!?
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2016.07.16

東京・新橋駅西口駅周辺地上げで地主失踪説ーーこれだけの怪しい証拠。当局も関心

 本紙が6月30日に報じたこの件の追加情報をお伝えする。
 東京はJR新橋駅にほど近い、環二道路(通称・マッカーサー道路)とレンガ通りが交わる付近の一画の地上げを巡り、事情通の間で、その一画の土地を所有していた女性が行方不明!? そして、地上げ屋側が書類を偽造して勝手に所有権を移したのではないかと話題になっているのだ。
 その前に、この一帯を地上げすると地価が大化けするとして地上げに躍起になっているのは、すぐ横の環二道路に面しているからだけではない。
 今年3月24日、地権者3分の2以上の同意を得たとして「新橋駅西口地区市街地再開発準備組合」が発足。事業協力者として「NTT都市開発」(8933。東証1部)と「野村不動産」(親会社は「野村不動産ホールディングス」3231。東証1部)の2社が選定された。
 いよいよ新橋駅西口のSL広場、ニュー新橋ビル、隣接する区立桜田公園、それに柳通りの再開発が本格的に動き出した。
 具体的にはまだこれからだが、同地区に30階建て以上の複合高層ツインビルを建設、開発費は1000億円規模になるとの一部報道も出ている。
 冒頭に掲げた地図の赤色マーカーで囲んだ部分がその再開発対象地区。そして、そのすぐ左下の青色マーカーで囲んだ部分が、失踪説も出ている60代半ばともいわれるR子さんが一部土地(2筆)を所有していた地上げ対象地区。
 この駅前再開発も加わり、さらに地価の高騰が見込める。そして、この一帯の地上げのエンドユーザーが前出・NTT都市開発なのだ。
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2016.07.07

マンション管理最大手「日本ハウズイング」ーーリゾートマンション管理人との労働審判で実質、全面敗訴

 本紙は今年4月20日、マンション管理大手3社の一角、「日本ハウズイング」(4781。東証2部。東京都新宿区)が、管理する西軽井沢のリゾートマンション(124戸)において、温泉給湯施設でレジオネラ菌が発生したにも拘わらずその事実を“隠蔽”。それを告発した住み込み管理人に同社は責任を押しつけ解雇したとして、同管理人から「解雇は無効」として労働審判を起こされた件を報じている。
 この件、結局、管理人側の主張が全面的に認められるかたちで調停が成立したそうなので報告する。
 なお、本紙がこの件を取り上げるのは、以前、国交省に告発された件といい、同社は大手、しかも上場しているにも拘わらず、トラブルになっている事例が水面下で多数発生している模様だが、その場しのぎの対応で、同社はその悪しき体質を改める様子がないからだ。
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2016.06.30

東京・新橋駅周辺地上げで地主失踪説もーー大手上場企業取得。あの元上場企業社長も登場

 東京はJR新橋駅にほど近い、環二道路(通称・マッカーサー道路)とレンガ通りが交わる付近の一画の地上げを巡り、事情通の間で聞き捨てならない情報が流れている。
 その一画の土地を所有していた女性が行方不明!? それにも拘わらず、所有権が移転され、地上げが着々と進んでいるというのだ。
 指摘の60代半ばの女性R子さん、謄本を調べてみると1960年(昭和35年)にこの一画の一部を相続により取得(ただし登記したのは90年になって)。
 謄本に変化が起きたのは14年4月。
 税金を滞納したようで、東京都により差し押さえを受けている。
 そして昨年4月、売買を原因に所有権がR子さんから千葉県木更津市のS社に移転。以来、わずか3カ月ほどの間に、所有権は実に6度も替わり誰もが知る大手上場企業が昨年7月に取得。その間、同じ会社が別会社に売ってまた買い戻すという不可解な動きも。
 さらに奇怪なのは、S社が取得した同日、R子さんは大田区内のマンションの一室に引っ越したことになっているのだが、R子さんはこの地上げ地に住んでいたわけではないし、ずっとその近所に住んでいたのに今更離れたマンションに住むのかとの見方も。
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