2016.08.23

<ミニ情報>北海道最大手コンビニ「セコマ」代表取締役会長が急死

 その優越的地位を利用して返品強要など下請けイジメを行い、公正取引委員会から指導を受け、下請けに提訴され係争中の北海道最大手コンビニ「セコマ」(札幌市)ーーそのトップで、主導者と見られる赤尾昭彦代表取締役会長が8月20日、急病死したという。今後の訴訟にも少なくない影響を与えそうだ。
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2016.04.09

公取も認めたーー北海道最大手コンビニは、やはり下請けイジメ(返品強要)をしていた

 本紙は昨年10月、「セブンーイレブン」などの大手御三家をも北海道においては店舗数が上回る北海道最大手コンビニ「セコマ」(札幌市。赤尾昭彦代表取締役会長。今年4月までは「セイコーマート」。コンビニ名はセイコーマートのまま)が、この優越的地位を利用し、「斎川商店」(茨城県桜川市)という米販売会社に、セコマが販売するプライベート米の製造を頼んどきながら、売れ行きが悪いからと長年に渡り返品を強要し、斎川商店に総額約19億円もの損害賠償請求訴訟を提起されていること、並行し、公正取引委員会(下請け課)に申し立てをしている事実も報じている。
 去る3月18日、公正取引委員会は、北海道事務所長名で斎川商店に対し、下請代金支払遅延等防止法第4条第1項第4号の規程に違反する行為が認められたため、セコマ側を指導したとの「通知書」(以下に転載)を出していたことがわかった。
 この下請けを保護する法律はその第4条第1項第4号で、親事業者は、下請事業者に対し製造委託等をした場合、下請事業者の責に帰すべき理由がないのに、下請事業者の給付を受領した後、下請事業者にその給付に係る物を引き取らせることを禁じている。
 今回の斎川商店の場合、まさにセコマがPB米の製造を頼んどきながら、斎川商店の責に帰すべき理由がないのに返品を強要していたことを公取が認めたわけだ。
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2015.12.02

「東京ディズニーシーで清掃員水死ーー仲間の告発文書」

 大手マスコミ既報記事によれば、11月27日午前5時過ぎ、「オリエンタルランド」(4611。東証1部。千葉県浦安市)運営の東京ディズニーシーで、夜の清掃アルバイト員・宮沢司さん(46)がうつぶせで沈んでいるのを別の従業員が発見。宮沢さんは搬送先の病院で死亡が確認された。水死とみられる。
 浦安署によると、宮沢さんは他の従業員と27日午前0時ごろから、ディズニーシー内の人工河川にある、船に乗り降りする桟橋付近で清掃作業をしていた。その際、誤って転落したと見ている。
 この件につき、本紙に、同じ夜の清掃アルバイト仲間から告発文書が寄せられた。
 以下は、その告発文書を要約したものだ。
 この夜の清掃のバイト、ディズニーシーでは「ナイトカストーディアル」と呼ばれ、私もその仲間です。今回事件が起きたことで、現場の実情を伝えたいと思います。告白であり告発です。
 この事件を知り、私は人が死んでいるのに何の衝撃も受けませんでした(そんな自分自身に対し、少し恐いのですが……)。
 いつか死ぬキャスト(バイト)が出ると思っていましたから。
 むしろ、今まで出ない方が不思議でした。
 水場への転落事故は、これまでナイトカスト以外のキャストでもダンサーでも昔から就業中に何度も起きています。
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2014.05.23

ASKA覚せい剤事件で注目ーーこれが「パソナ」のVIP客用迎賓館

 ASKA(飛鳥涼。本名・宮崎重明。56)の覚せい剤事件で、一緒に逮捕された栩内(とちない)香澄美容疑者(37)が、人材派遣大手「パソナグループ」(2168。東証1部。東京都千代田区。南部靖之社長=下写真。会長は竹中平蔵元総務相)の政財界を始めとするVIP客の“接待要員”で、彼女らが接待していたその場所ということで注目を集めることになったパソナの迎賓館=「仁風林」(東京都港区元麻布2丁目)。というわけで、本紙は昨日、「仁風林」を撮影して来る(以下にもその写真を掲載)と共に、その建物の謄本を取ってみた。(なお、パソナは以前はVIP接待に、仁風林とは別の場所を借用していた模様)
 2014年5月23日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2014.03.20

<主張>「佐村河内守」騒動で浮上した聴覚障害者への偏見

「週刊文春」が「全ろう」ではないとして、鬼の首でも取ったかのように報道を続けている「佐村河内守」氏に関する問題ーーその裏で、聴覚障害者に対する社会的偏見が強まっているのをご存じだろうか。大手企業で障害者雇用枠(常用雇用労働者201人以上企業が対象で法的に2%雇わなければならない。そうでない場合は1人につき月5万円の支払い制裁)で働いている聴覚障害者に対し、意図的に健常者に対するように話しかけてみたり、健常者社員同士で「うちの○○さん、まさか佐村河内じゃないよね?」と話のネタにするなどの心ない動きがあり、今回報道後、少なくない聴覚障害者が傷ついているとの話を大企業の関係者から聞いた。3月7日の記者会見で、佐村河内氏が最も敏感に反応したのも、聴力に関する問題に話が及んだ際だったという。先に暴露した新垣隆氏に関し、「電話でしゃべったとか、後ろから呼びかけたら振り向いたとか、信じられないことばかり」などと血色ばんだ。また、難聴を疑う記者が、手話を使わず唇を呼んでと迫った時もそうだったという。結論からいうと、佐村河内氏の公表された診断書の聴力レベルでは身体障害者手帳の認定外。しかし、では佐村河内氏が難聴ではないかといえばそんなことはない。
 2014年3月20日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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2013.02.28

「危険手当のピンハネをやめさせろ!」ーー除染労働者たちが環境省・厚労省を追及

 本日2月28日午後、参議院議員会館で、除染労働を巡る環境省・厚労省との団体交渉が行われた。主催としたのは「被ばく労働を考えるネットワーク」ーー。100名ほどの参加者が詰めかけるなか、その先頭に黄色いゼッケンを付けた6名の男性が陣取った。ゼッケンには「私たちは労働者だ。人間として扱え! 全国一般全国協」と記されている。除染労働者が公然と声を上げた初めての集会といえる。政府直轄の事業として始まった除染作業だが、この間、ずさんな手抜き作業が明るみに出るとともに、劣悪な労働環境も明らかになっている。発注した環境省、労働者を守るべき厚労省の責任は重大だ。被ばくネットワークは2月1日、両省に対し、「除染特別地域における除染作業労働者の労働条件に関する要請書」を提起しており、今回はその回答を求めた。除染作業を受注した鹿島建設や清水建設といったゼネコンから、2次、3次、4次・・・と下請けされるなか、現場の作業員はほとんどが特別手当を受け取っていない。この現実に対し、環境省の除染担当者は「元請の賃金台帳を調査している」「どこで特別手当が抜かれているのかは、業者間の問題」等と述べた。元請との契約が遵守されているかが大事で、それから先のことは知らない、とでも言いたげな環境省の姿勢に対し、会場からは「どうして現場の作業員に調査しないのか!」「日当1000円とか500円で働かせている実態を容認するのか!」と怒りの声が上がった。
 2013年2月28日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2013.01.10

除染作業員の被曝と引き換えにボロ儲けする大手ゼネコン――元作業員に聞く

 本格除染が始まった福島県で、ずさんな「手抜き除染」が問題になっているが、除染作業員が置かれている労働環境も劣悪なものがある。昨年初冬、福島県いわき市に住む大杉英輔さん(仮名。46歳)は友人の紹介で、除染作業の会社に勤務することにした。場所は「ニーエフ」(福島第二原発のこと)近くの楢葉町の集落。本格除染がはじまったばかりだった。作業内容は草むらでの草刈作業。10人で1チームとし、リーダーだけが積算線量計を持っている。しかし大杉さんは自分の線量計を持っていた。「測ってみたら、毎時50マイクロシーベルトはあった。もちろん場所によってムラはありますが、とてつもない数値です。本来、完全防護の体制で臨むべき場所です」。ところが、防護マスクはなく、サージカルマスクを付けるだけ。タイベックも着ないどころか、作業服すら支給されなかったという。「これは危険すぎる。やってられない、と思い一日で辞めました」。そう語る大杉さんだが、「もっとも、完全防護で作業をしたら30分しか持たないでしょう。重い草刈機を背負い、草を集めて袋に入れていく作業は体力的にキツい。作業員のなかにはマスクすら苦しいからと、顎に付けているだけの人もいた。もう、諦めの境地ですね」。大杉さんは放射線取扱主任者の資格を持っているため、その危険性がよくわかっていた。「内部被曝の点から言えば、イチエフ(福島第一原発)の収束作業より危険です。あそこは完全防護してますから。草刈作業は粉塵がたくさん舞うので、鼻や口から放射性物質を取り込んでしまう。それなのに、防護マスクもつけなければタイベックも着ない。しかも、服は自前だから作業後、汚染された服を宿に持ち帰ることになる。夜疲れて帰ると、洗濯するのも難儀です。こうして寝泊りする宿にも放射性物質が持ち込まれることになるのです」。
 2013年1月10日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2010.10.19

「三菱自動車」工場で労災隠し発覚ーーでも、三菱自動車が責任を問われないカラクリ

 東証1部、国内7位の自動車メーカー「三菱自動車」(益子修社長。東京都港区)の岡崎工場での労災隠しが明らかになった。日系ブラジル人男性O氏(31)は今年6月、三菱自動車の岡崎工場(愛知県岡崎市)で作業中、製造中の三菱自動車が肩に乗り上げ、脱臼で全治4カ月の重傷を負った。労災が起きた場合、労働基準監督署に届けないといけない。だが、この件は3カ月以上伏せられ、O氏が一般労組「名古屋ふれあいユニオン」(愛知県名古屋市)に駆け込み、同労組が介入したことで、ようやく労災隠しが発覚した。しかも、O氏は社会保険に加入させてもらっておらず、事故発生時、「国保でやれ」、さらに「外でケガしたと言ってくれ」と要請され、O氏は病院では仕方なく「坂で転んだ」と説明。治療費はほとんど自費だし、休業手当ももらっていないという。何ともひどい話だが、この件につき、三菱自動車広報部に取材したところ、「ユニオンから話し合いを求められたのは事実だが、私たちは話し合いする立場にない」と拒否している。もっとも、確かに法的には三菱の言い分の通り。なぜなら、O氏は三菱自動車の社員ではなく、派遣会社社員だから。社会保険に加盟させなければならないのは派遣会社だし、労災の届け出の責任も同様だ。
 2010年10月19日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2010.02.28

あの派遣村“暴言”市議の辞職理由に疑問の声

 2009年1月、ネット上で“炎上”する騒ぎがあったのをご存じだろうか。東京都武蔵野市市議(当時。自民党。2期目)の安江清治氏(36)が、自身の同年1月5日付けブログで「派遣村」について触れ、そのなかでこんな発言をしていたのが契機になった。「政治のせいにするのはいいよ、でもおまえら何をやろうとしてるのさ。自分で死ぬ気でやってんのかよ。政治は魔法じゃねぇんだよ!世の中のせいにする前に死ぬ気でやってみろよ!傷をなめあってんじゃんぁねえよ!甘えるなよ!人のせいにするなよ!」。4日後、この記事は削除され、代わりに「<追記>お詫び」なる文章が載った。もっとも、その内容は「頑張って行こう」という意味を強調したい結果、言葉足らずになり、誤解を招いたという趣旨で、お詫びとは言い難い内容だった。その安江氏、実は09年12月21日、議員辞職していた。新聞報道によれば、母親の介護を理由に辞職願いは出されている。8月に脳出血で倒れ、半身麻痺や言語障害があるという。そして安江氏の「介護が必要で、公務に支障がないように活動してきたが、厳しい病状なので介護に専念する」との声を紹介している。
2010年2月28日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.11.21

「公園は広告じゃない!」ーー東京都渋谷・宮下公園の“ナイキ・パーク”化に抗議のパフォーマンス

  11月20日、お昼休みを前後して、東京・品川区にある「シーフォートスクエアセンタービル」の入り口付近に、突如、ダンボールハウスが出現した。寝袋にくるまって横たわる人々、ピクニック仕立ての若者も登場。かれらは、たちまち警備員や警察官に取り囲まれた。このパフォーマンスは、「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」がおこなったもの。同ビル内に、世界的なスポーツ用品メーカーであるナイキ (Nike) の日本支社「株式会社ナイキジャパン」が入居しているため、直接抗議の意思を表すためにおこなわれた。宮下公園は広さ約1万㎡の公園で、渋谷駅近くに位置している。今年6月、渋谷区はこの宮下公園の命名権をナイキジャパンに売却した(年間1700万円で10年契約の見込み)。また、ナイキ側の予算で、スケートボード場やロッククライミング施設の設置を含んだ、公園の改修も行われるという。これに対し、「公園は一企業の私物ではない」「公園整備を名目に野宿者を追い出すのではないか」等と反発しているのが「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」。この日、70人ほどがビル前に集まり、パフォーマンスのほかビラまきと演説をおこなった。
2009年11月21日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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