2017.08.23

数々の不正を指摘ーー日本最大級産婦人科「堀病院」社員有志から本紙に告発状

 年間2000人以上の出産がある、わが国最大級の産婦人科を有する医療法人「産育会」経営の「堀病院」(神奈川県横浜市瀬谷区)ーー。
 その堀病院が、保健師助産師看護師法違反(助産行為の制限)容疑で家宅捜索を受け、堀健一元院長ら計11人が書類送検されたのは06年11月のことだった。
 03年12月、同病院に入院した女性(当時37歳)が出産後、大量出血して後に死亡。出産前、助産師資格を持たない准看護師が「内診」をしていた。こうした違法な内診は、同病院では過去3年で4万回近く繰り返されていたことが神奈川県警の調べで明らかになった。
 同病院は常勤の助産師は7名ほどいたが、大半は産科病棟におらず、新生児や母親の世話を担当していたという。
 しかしそれでも、横浜地検は07年2月、元院長ら全員を不起訴(起訴猶予)とした。
 無資格内診は堀病院に限らず、助産師が足りないなか全国の産婦人科でも常態化している構造的問題であり、厚労省が改善に向けて施策を進めている。無資格内診により妊婦が危険になった具体的な証拠がない、元院長が医師免許を返上したなどの結果だった。
 この事件後、一時、堀病院での出産数はかなり減ったものの、07年1月、後を継いで理事長兼院長に就任した息子の堀裕雅氏(上写真)は医師としては腕も良く、良く働き、信頼を回復して行ったという。
 ところが、その堀裕雅氏が昨年12月、58歳でがんのため病死するや、数々の問題が持ち上がっているという。
(以下に、職員有志が当局に出したという書類の一部コピーを転載)
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2017.08.12

他社の洗剤を水で半分に薄め販売!? 京都の業務用洗剤メーカー

 京都府内に本社を置く業務用洗剤メーカーで、代理店を介して全国販売している企業がある。(冒頭写真=自社ビルの本社)
 HPを見ると経営理念として、「高品質製品・サービスを飲食に提供することを通じ、『取引先とユーザー』のお役に立ち、『社員とその家族』を幸せにすると同時に、『地域社会』に貢献し、社会に信頼され、発展する企業を目指す共生主義」と書かれている。
 その通りだと何とも結構なことだが、本紙に告発があり真相は真逆だという。
 本紙が何より驚いたのは、他の大手メーカーの洗剤を仕入れ、それを水で半分に薄め、自社製品のように販売しているという内容だ。告発者によれば、だが、それ自体はグレーでも直ちに違法というわけではないという。しかし、そんな洗剤だから汚れ落ちは当然ながら悪いそうだ。しかも飲食店経営会社に販売されたものなら、ヘタをすれば一般客の食中毒などのリスクも高まるのではない。
 だが、販売代理店を手練手管で鼓舞し販売させているという。
 京都にも行き、約3カ月間に渡り複数の関係者に取材した結果、本紙ではこの告発内容は信ぴょう性が高いと判断し、親会社(ホールドカンパニー)の社長も兼ねるこの業務用洗剤会社社長に質問状を送付した。
 回答期限までに返事は来たものの、しかし、その内容は到底理解不能なもので、実質、取材拒否に等しいものだった。
 そこで、以下にその質問内容並びに回答書を公開することとした。
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2017.08.11

<*連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第36回 漢方薬の飲み合わせ」

 薬にはいわゆる「飲み合わせ」があることは昔から言われていました。
 組み合わせによっては危険なものになってしまったり、または薬が効かなくなってしまうこともあります。
 市販薬の添付文書や、薬剤情報提供書には必ず気をつけるべき飲み合わせの薬や食品がある場合は記載されています。ですので、市販薬も含め、薬を服用する際は必ず添付文書に目を通すことを習慣にしていただきたいものです。もちろん漢方薬も例外ではありません。
 医師が処方した薬と薬の飲み合わせについては、基本的には専門家である薬剤師が調剤する時に薬局でチェックし、配合禁忌や配合注意の飲み合わせが処方箋に記載されている場合は医師に確認してから調剤します。
 気をつけなくてはならないのは、普段服用している薬のほかに緊急で薬が処方された時や自己判断で市販薬を購入した時です。例えばいつも服用している薬の他に歯科で鎮痛剤や抗生物質を処方されたり、市販の風邪薬を買ったりした時に、いつも服用している薬との飲み合わせが問題になることがあります。
 このような時に「かかりつけ薬局」があるとその組み合わせが問題ないか調べてもらうことができます。
 薬をもらう「かかりつけ薬局」を1カ所に決めて「お薬手帳」を必ず持つことで飲み合わせの問題は解決できます。かかりつけ薬局では医師が処方する医薬品だけでなく、市販薬、サプリメント、健康食品なども一元的に管理してくれるからです。さらに2016年4月にスタートした「かかりつけ薬剤師」制度を利用すれば、自分が選んだかかりつけ薬剤師にいつでも薬に関する相談をすることができます。
 この制度は利用者の同意を必要とし、書面で契約を結んでスタートします。そしていったん契約を結んだ後でも、途中で薬剤師を変更することができます。なお、利用にあたっては1回あたり70円から210円の自己負担金がかかります。とはいえ、薬局を利用する中で信頼できる薬剤師に出会ったら「かかりつけ薬剤師」になってもらうとよいでしょう。
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2017.07.22

あのドンが黒幕かーー兵庫県「貞光病院」休院は病院乗っ取りグループの仕業

 昨年10月から、兵庫県加古川市の医療法人社団「清流会」運営の「貞光病院」が休院している。
 貞光病院は1985年に開業し、20年前に法人に。ベット数50。救急指定も受けており、長く同地の地域医療を担ってきた。
 ところが、昨年6月から給与やボーナスが払えなくなったことから同年9月末までに約60人いた職員が全員退職に。入院患者は幸いにも転院先が見つかり事なきを得たようだが、実はこうなった背景には、悪名高い病院乗っ取りグループが経営権を握ったことがあったようだ。
 今年5月19日、貞光病院の職員14人に賃金計約185万円を支払わなかった(実際は総額約9500万円)として、加古川労働基準監督署は最低賃金法違反(賃金不払い)容疑で、清流会と男性理事1人を神戸地検に書類送検した。
 この男性理事とは「高木一優」(45)氏のこと。
 高木氏、「リクルートホールディングス」(6098。東証1部)OBだが、その悪名は高いようだ。
 今年6月30日、チョコレート販売、レストラン経営の「タケモトフーズ」(大阪府堺市)が大阪地裁に民事再生法を申請している(負債総額は約9億円)が、同社にも経営再建を助けるとして乗り込んだものの、逆に少なくとも1億4000万円以上が流出し実質、倒産に至った。
 貞光病院においても、病院の老朽化、近くに県立病院が建つなどして経営が悪化するなか、経営再建を手伝うとして逆に経営権を乗っ取り、看護婦など職員に給料を払わず、実質、閉院に至らさせたようだ。
 そして、実はこの高木氏の背後には、かつて関西広域暴力団とも連携し、全国的に悪名を馳せた病院乗っ取りグループ=新田グループのドン・新田修士氏がいるようだ。当局もそう見て、調べを進めている模様だ。
(*高木氏、新田氏に関する情報提供を求めます)
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2017.07.15

<*連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第35回 日常生活における『梅雨病』対策(3)」

 梅雨の時期は湿気により体内の水が滞り、「水毒」として様々な症状を引き起こします。対策として、体の内外から除湿することが重要であることは(1)、(2)でも述べました。
 今回は、ツボを活用して水分代謝を良くしたり自立神経を整え、梅雨を乗り切る方法をお伝えします。
 まずは足の代表的なツボ【陰陵泉(いんりょうせん)】を紹介しましょう。
 水はポタポタと滴るように、水毒は体で言うと下半身に特にたまりやすいのが特徴です。梅雨時期は蒸し暑くなり始めるため、半ズボンや素足で過ごし足が冷えている方が多いようです。水分代謝に関わる経絡は足の内側にあります。
 内くるぶしから膝のあたりまで親指で押していくだけでも流れが良くなります。
 お次はむくみや水毒が原因の膝痛のツボ【三陰交(さんいんこう)】。
 むくみがひどい場合は触るだけでも圧痛を訴えることがあります。
 内踝から指4本分、骨の境目にあります。
 足の内側には三本の経絡が流れていますが、その三つが交わるところにあります。
 水はけを良くし、婦人科系の症状にも良く効くツボです。
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2017.07.02

<*連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第34回 日常生活における『梅雨病』対策(2)」

 前回、梅雨の時期は体の内外両方から除湿することが大切とお伝えしました。
 今回はこの梅雨期における養生の中でも特に重要な食養生について解説します。
 梅雨の時期は、湿邪(しつじゃ)が旺盛になり、体の内外ともに水浸しのような状態になりやすいものですが、結果、まずダメージを受けるのは胃腸です。
 漢方の考え方では、胃腸は湿に弱く、処理できない水は「水毒」となって様々な悪影響を体に与える原因となります。
 特に日本は海に囲まれ湿気が多く、欧米人に比べて腸の長さも長いので飲食物が滞りやすいのです。加えて自動販売機が至る所に設置され、手軽に冷たい飲み物が手に入ります。これほど自動販売機が多い国は無いと聞いたことがあります。
<梅雨期の食養生のポイント>
・水分を過不足なくとる
・水分代謝を良くする
・食べ過ぎ飲み過ぎに気をつけ、胃腸をいたわる
・香りの良いもの、スパイスを取り入れる
・衛生面にも気をつける
・湿の原因となるものをなるべく避ける
(冷たいもの、甘いもの、マーガリンなどトランス脂肪酸含有の悪い油、小麦粉製品、ネバネバしたもの)
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2017.06.16

<記事紹介>「森友・加計、次は東芝病院の売却先」(「日本タイムズ」。6月5日号)

「日本タイムズ」(東京都千代田区)という月刊紙が、最新号の一面トップで上記のようなタイトルの記事を出している。
 本文を読むと、「東芝病院の売却先」=「国際医療福祉大学」を指していることがわかる。
 森友疑惑の籠池理事長、加計疑惑の加計理事長と共に、「国際医療福祉大学」の高木邦格理事長の顔写真が掲載されているのはそのためだ。
 本紙はすでに4月29日、「『国際医療福祉大学』かーー『東芝病院』売却巡る水面下の攻防」というタイトル記事を報じている。
 これに対し、国際医療福祉大学の代理人弁護士から、「事実無根」「記事を削除しないと法的処置も辞さない」旨の内容証明郵便が送られて来たが、本紙は信じるに足る情報を得ているとしてこれを拒否。ポスト加計疑惑として、同大の医学部新設の件を追加報道している。
 ようやく、他のマスコミも追加報道し出したということだ。
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2017.06.11

<*連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第33回 日常生活における『梅雨病』対策」

 いよいよ梅雨の季節がやって来ました。
 漢方の考え方では、病気になる原因を「体が備えている自然治癒力が弱まり、病邪を体に受け入れてしまったから」と考えます。その病邪は主に気候や環境の変化で6種類あり、梅雨の季節は「湿邪」に犯されやすくなります。
 雨や湿度が高くなる天候の日、気圧や気温が大きく変動する時、体は水分を保持するようになりむくみやすくなり、この湿邪による症状が出やすくなります。一般にはこれを「梅雨病」「六月病」などとも呼ばれています。
 主な症状としては下痢、便秘、喘息、頭痛、肩凝り、腰痛などの不定愁訴(内科など現代医療の診察を受けても異常はないといわれるが、患者本人は大きな不快症状がある)が上げられますが、精神面にも影響を及ぼし、おっくうでやる気が出ない、重だるい、面倒くさい、人に会いたくないなどのうつ傾向の症状も出やすくなります。
●梅雨期の対策
 とにかく体の内外から除湿することが重要です。
 海に囲まれた日本という国はただでさえ湿度が高く、梅雨から夏にかけては湿度・気温ともに高くなります。汗で皮膚表面を塞がれるため新陳代謝が妨げられ、体感温度が高くなり不快指数が高まります。細菌が繁殖しやすくもなり、食中毒など衛生面にも気をつけなければなりません。
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2017.05.26

「ポスト加計疑惑」――同じ構造の「国際医療福祉大学」医学部新設認可

 いまや流行語の“忖度”されたのはどちらも一緒と見られるが、「森友疑惑」が直の関わりは安倍晋三首相の妻(昭恵夫人)という“私人”だったのに対し、「加計疑惑」は安倍首相当人が理事長と40年来の親友。しかも、ここに来て、菅義偉官房長官が「怪文書」だとかわしていた「総理の意向」と記された文書が、文科省前次官・前川喜平氏の告白により官邸から文科省に出された“内部文書”だったことが判明。まさに炎上しそうな「加計疑惑」――。
 そんななか、さらに出て来そうな「ポスト加計疑惑」がある。
 ズバリいえば、それは今年4月、「国際医療福祉大学」(高木邦格理事長=冒頭右写真)の医学部が千葉県成田市に開設された件だ。
 一部事情通の間では以前から「公然の秘密」だったが、こちらも加計同様、官邸(総理)の意向がもろに反映来できる「国家戦略特区」として認可されたものだからだ。
「加計学園」(岡山市)の場合、52年ぶりに獣医学部新設が認められた。来年4月開校予定で、そのために特区に選ばれた愛媛県今治市はキャンパス用に36億円相当の土地を無償譲渡。さらに建設費の約半分、約96億円も市が補助金を出す。
 これに対し、国際医療福祉大学の医学部新設は38年ぶりに認められた(正確には震災復興を名目に同じく特例で認めた「東北薬科大」16年4月開設を除き)。成田市は23億円相当の土地を無償貸与。また建設費用の約半分の約80億円も市・千葉県で補助金を出し負担した。
 しかも国際医療福祉大の場合、医学部キャンパスの東隣にまず16年4月に同大の看護学部などを誘致し開設させた。この土地の約20億円、校舎建設の30億円も負担している。さらに、東京五輪開催の20年に市内に付属病院を開設する計画で、すでに市はその土地に10億円出すことを決めてもいる。
(*本紙はすでに東芝病院に関する記事の件で、国際医療福祉大学側に記事削除の警告を受けており訴訟必至です。同大に関する告発情報をどんどんお寄せ下さい)
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2017.05.21

<*新連載* 漢方専門家・平地治美の健康の勧め>「第32回 五月病への漢方的対処法」

 五月病とは新年度の四月に入学、就職、転居などで環境が変わり、最初のうちは張り切っていたものの、5月のゴールデンウィーク明け頃から以下のような症状が出ることを指して言います。
○気分が落ち込む
○不安感や焦りを感じる
○疲れやすい
○仕事や勉強、家事などに集中できない、
○眠れない
○人と接することが億劫になる
○食欲がない
○めまい
○動悸
 精神的な症状だけでなく、身体的な症状も伴い、そのまま放置しておくと重症化する可能性もあります。
 新しい環境というのは、私たちが思っている以上に大きなストレスの原因となります。変化について行こうと頑張りすぎ、そのストレスが体の症状となって出てくるのです。
 たいていの場合は一過性の症状で、1~2カ月で新しい環境に慣れるとともに自然と症状がなくなることが多いようです。
 五月病かな、と思ったら、まずはゆっくりリラックスし、気分転換をしてみましょう。
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