2016.09.08

<記事紹介>「事情通」(『週刊現代』9月10日号)

 先週発売(8月29日)の号分で恐縮だが、『週刊現代』の「事情通」というコラム欄に注目すべき内容が出ていた。
 20代にしてに太陽光発電販売で日本一の会社にしたということで世間の注目を集め、本紙でも取り上げていた「エステート24ホールディングス」(大阪市北区)の秋田新太郎社長が、一転、腹心の田中智久元幹部と共に、みずほ銀行からの融資詐欺で逮捕(ただし1審実刑判決も2審は執行猶予付きに)されたのは13年10月。
 その一方の田中元幹部がこの8月中旬、釣りをしていた最中に行方不明になったというのだ。
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2016.03.18

<書評>『国防政策が生んだ沖縄基地マフィア』(平井康嗣・野中大樹共著。七つ森書館)

「普天間基地の代替施設」として名護市辺野古沖に建設予定の米海上基地建設は、国と県の「和解」で再び膠着状態となっている。1997年の日米政府間の合意から始まるこの基地移設問題、実に20年近く経っても進展していない。
 言うまでもなく、翁長雄志沖縄県知事を先頭に、県民が「これ以上、基地はつくらせない!」と“オール沖縄”でまとまったことが基地建設を止めている大きな理由。だが、ここに至るまでの紆余曲折には、沖縄内部の“基地マフィア”の存在があったことは余り知られていない。
 本書は、その沖縄基地マフィアの実態を、内部告発や関係者の取材から浮かび上がらせている。
 まず焦点となるのが、06年に基地推進派の島袋吉和氏が名護市長に当選して以後、新基地の規模や工法が浅瀬案、沿岸案、L字案、V字案とめまぐるしく迷走していた時期。実はこの迷走は、海の埋め立てに伴う土砂利権を少しでも得ようとする“基地マフィア”と政府との間で、熾烈な駆け引きが起こっていたから。当時の防衛庁事務畑トップの守屋武昌・事務次官が更迭されたのもこの時期だ。内閣の官房機密費がどう使われたのか衝撃の証言もある。
 14年の名護市長選では、基地推進派の候補が真っ二つに分かれた。前市長の島袋氏と、元県議の末松文信氏だ。この混乱の背後にも、“基地マフィア”の暗躍と、そして誤算があった。結局、末松候補に一本化したが、市長選は基地反対派の稲嶺進氏の勝利に終わる。
 本書で言うマフィアとは、「政策に大きな影響力を持つ密室性の高いインナーサークルや交渉責任者そのもの」を指す。「旧日本軍海軍出身らしい比嘉鉄也氏(元名護市長)の重しのある政治手腕、県建設業界副会長で県防衛協会北部支部長でもあった仲泊(弘次)氏の卓越した指揮力、県商工会会長を務めた荻堂(盛秀)氏の経済界への睨み。沖縄北部にこうした基地マフィアが存在しなければ、あるいは普天間の移設先候補にも名護は上がらなかったかもしれない」(本書より)。
“マフィア”の実名が上げられており、沖縄側も実際は一筋縄では行かず、時には政府も彼らに翻弄されて来たことが読み取れる。
 昨年10月、安倍政権は名護市の頭越しに、直接地元の久辺3区に基地交付金をバラ撒く方針を打ち出した。こうした自民党の政治手法こそが、“基地マフィア”を生み出す元凶なのだ。
 なお、本書で集中して登場する仲泊氏(建設会社「東開発」会長)については、本紙もかつて08年の記事で“地元フィクサー”として取り上げたことがある。
(本体1800円+税)
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2015.07.23

<記事紹介>「帝国データバンクーー信用ならざる『信用調査会社』の実態」(『選択』7月号)

 現在発売中の月刊会員制情報誌『選択』の連載「日本のサンクチュアリ」で調査業界トップ「帝国データバンク」(東京都港区)が取り上げられ、帝国データ自身もそうだが、調査業界全体にも衝撃が走っている。
 それはそうだろう。 
 帝国データは信用調査市場の実に6割を占めるガリバーだが、記事見出しに出ているように、そのデータが信用ならないとこき下ろしているのだから。
 この間、ガリバーの地位に胡坐をかき、リストラして調査員を減らす一方、営業を猛烈にかけ利益重視に走った結果、データの質が落ちたのみならず、カネさえ出してくれれば、暴力団関連企業でも点数を水増ししてあげ通常取引可能企業に認定しているというのだ。
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2015.06.14

<書籍紹介>「秘密保護法違憲訴訟」本人尋問で指摘ーー『自衛隊が配布した“秘密のカード”』(著・寺澤有。インシデンツ)

 本紙・山岡も原告に名を連ねている「フリーランス表現者42名による秘密保護法違憲訴訟」は、安倍政権が米国と共に世界中で戦争が出来ることを目指す「安保法制」(戦争法案)と一体の関係にある「秘密保護法」は憲法違反だとして無効を求めるもの。
 その違憲訴訟の6月3日原告本人尋問で、ジャーナリスト仲間の寺澤有氏が、自衛隊の「隊員家族連絡カード」なるものの存在につき暴いたのは本紙でも既報の通り。
 その際は、秘密保護法施行下、ネタ元の隊員が特定秘密だとして逮捕されることを恐れたと思われる結果、寺澤有氏は話しか聞けなかったが、その後、何とか問題のカードを入手し、この間の取材経過も含め一冊にまとめたという。
 それが本書『早くも戦死者を想定ーー自衛隊が配布した“秘密のカード”』(著・寺澤有。インシデンツvol.2。294円。Kindle版)。是非、ご一読を
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2015.03.24

<書籍紹介>3月末から発売ーー『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』(著者・渡辺正次郎。Amazon Kindle)のすごい内容

 本紙ではお馴染みの渡辺正次郎氏の久々の著書、『芸能人、ヤクザ、政治家は弱い者イジメが大好き』がアマゾンの電子書籍のかたちで3月末には出るという。
 最終的にはこの書籍タイトルとなったが、当初は『独裁総理を目指した男』となっていたように、これは渡辺氏の半生記。自身の実体験を記したもの。。
 渡辺氏、かつては藤圭子をデビューさせるなど、ヒットチャート紙の編集長として芸能界で活躍。その後、警察に強い故・迫水久常参議院議員の秘書などを務め、社会の裏表の真相を垣間見れる立場にいただけに、その内容には驚愕することが多く書き連ねられているというから、面白くないはずがないだろう。
 以下、その注目の書籍の章立てと、各小見出しのなかで特に気になるものを抜粋しておく。
 これで本書がどんな内容か、おおよそおわかりいただけると思うからだ。

第一章 暴走族『関東連合』と行動右翼『国防青年隊=国防連盟)』と国家転覆を狙い地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の看板男・上祐史浩と私とのある関係

★市川海老蔵 暴行犯が暴走族『関東連合』と知り激怒!!
★オウム上祐史浩逮捕の夜、青山道場に銃声轟く!
★行動右翼大幹部急死の知らせ!
★全国の暴走族大同団結・警視庁と一緒に『関東連合』創設、初代最高顧問に
★『関東連合』結成当時のメンバーには警察署長の息子、大学教授の息子、財界人の孫、自民党大物議員の末娘らも
★『関東連合』創設時メンバーでヤクザ、右翼になったのは0.0一%。が、全員、組長、総長、総裁、会長に!
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2015.01.07

<雑誌紹介>『ジャーナリズムと企業広報』(本紙・山岡もインタビュー。財界展望新社)

 つい先日、月刊経済雑誌『ZAITEN』の臨時増刊号として、『ジャーナリズムと企業広報』を特集した雑誌(143頁)が出ている。
 巻頭は田原総一朗氏のインタビュー。
 その他、『東洋経済』を始めとする主要経済週刊誌の部数争い、『財界』などそれ以外の経済誌の現状、ネット系経済専門ニュースサイトの在り方、企業の内部告発事情、企業のスラップ訴訟、広報担当者が語るマル秘広報テクニックの匿名座談会など、関係の特集記事が並ぶ。
 さらに、10名のジャーナリストのインタビュー記事(各2頁)もあり、取材体験を通じての「出来る広報」、「ダメな広報」の具体事例が上げられ、名指しされるケースも。
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2014.09.26

<書籍紹介>『遺言』(田中森一。双葉社)

 9月末には全国の書店に並ぶという。
 石橋産業手形詐欺事件と9000万円の詐欺事件の2つで服役した、元検事、元弁護士の田中森一氏(71)の『反転』に続く2冊目の自叙伝だ。
 この『遺言ーー闇社会の守護神と呼ばれた男、その懺悔と雪辱』は、なかなか読ませる。
 前書『反転』は、服役前、古巣の検察批判に重きを置いていたが、本書の後半部分は、主に自分の石橋産業手形事件は冤罪との点に重点が置かれ書かれている。
 元上司だった石川達紘元名古屋高検検事長が退官後、所属した法律事務所が石橋産業の顧問をやっていたこと、田中氏が弁護士時代に顧問をしていた仕手集団「光進」の小谷光浩氏の事件の取り調べで部下が暴行した関係で左遷されたことを石川氏は逆恨みしていた関係などから、古巣の検察にハッパをかけ、「国策捜査」になったとして、その手口も紹介している。
 そのやり口はさもありなんと思わせるものだし、この事件の共犯で朋友・許永中も登場することから、一気に引きずり込まれた。
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2014.07.13

<書籍紹介>『反証ーー六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」』(石元太一。双葉社)

  2月14日から『反証』が全国発売される。
 本紙でも既報のように、例の六本木クラブ撲殺事件で“リーダー格”として逮捕された暴走族グループ「関東連合」元リーダー・石元太一被告に対し、東京地裁は昨年12月、懲役11年の一審判決(裁判員裁判。傷害致死の共謀共同正犯など)を出している。
 これに対し、石元被告は「無罪」を主張し控訴している(懲役22年求刑の検察側も逆に軽過ぎるとして控訴)。
 本書は、その石元被告本人が、なぜ「無罪」といい続けるのか、これまでの公判なども振り返り、その理由を明かしたものだ。
 本書籍帯にも入っているように、共謀共同正犯とされたのは、警察、検察による「証拠の隠蔽と捏造」の結果だといいたいようだ。
 また、『いびつな絆』を書いた工藤明男氏への反論、減刑を求めて仲間を裏切ったという2人の先輩への思い、未だ逃亡中の見立真一への気持ちなど、話題盛りだくさんだ(巻末には、代理人弁護士からの言葉も掲載)。
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2014.05.21

<書籍紹介>『激撮! 歌舞伎町24時』(『週刊大衆』編集部。双葉社)

Img707_2   ドキュメンタリー写真家の権徹氏(46)といえば、靖国、元ハンセン病患者、在日朝鮮人もそうだが、歌舞伎町も主要テーマの1つ。その権徹氏ら(清平はじめ氏。神山文氏)から写真を提供してもらい、『週刊大衆』編集部の方で説明文を入れるなど編集、味つけした、“世界一の歓楽街”=東京は新宿・歌舞伎町の写真集。2020年の東京オリンピックに向け、さらに浄化作戦が熾烈化の様相を見せる中、歌舞伎町らしい写真集が出せる時間はもはや限れているのかも知れない。本紙・山岡は、「歌舞伎町10大事件」のコラムを担当している。本日から全国発売。(600円+税)
 2014年5月21日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2014.03.12

<書評>「粉飾の『ヒーロー』、堀江貴文 彼がいまだにわかっていないこと」(ライブドア株主被害者弁護団)

 ライブドア事件で証券取引法違反に問われ実刑判決(懲役2年6月)を受け、長野刑務所に服役していた「ホリエモン」こと堀江貴文氏(41)が2013年3月に仮釈放されてから1年。この間、彼は獄中記を出版したり、メディアに頻繁に登場している。その様子は、有価証券書に虚偽を記載し株価を吊り上げるという、れっきとした詐欺紛い行為を行なった者とはとても思えない。本書(1月末発行。発行はインシデンツ)は、その詐欺紛い行為によって損害を被った株主たちが原告となり、被告ライブドア等に対する民事裁判を提起し、被害を回復した記録だ。株価の下落による損失を訴訟で取り戻すことは可能なのか? この難題に弁護団はどう立ち向かったのかが、本書の肝だろう。実際「投資は自己責任」という考えは広く染み渡っている。最終的には2012年7月、最高裁で被告側が原告の訴えのすべてを認諾したことにより、原告の完全勝利となるわけだが、そのテコとなったのが2004年の証券取引法改正により「推定損害額」制度が導入されたこと。
 2014年3月12日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ



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