2008.02.05

明治安田生命の注目される「不払い訴訟」

「明治安田生命保険」といえば、05年に発覚した不払い問題で、金融庁から最初の業務停止命令を受けたように、営業優先経営の典型的生保と見られる。その明治安田生命を相手取った、注目すべき「不払い訴訟」(生命保険金等請求事件)が現在、東京地裁で審議されている。原告は建設関係の中小企業と代表者。原告は当時の代表者を被保険者とした生命保険契約を1995年2月に明治安田生命との間で結び、6年以上、毎月保険料を払って来た。そうしたところ、前代表者は2001年4月、心筋梗塞により横浜市戸塚区内の病院で死亡したので……。
2008年2月5日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2006.09.29

ソニー製電池リコールで思い出される、幻の新型燃料電池開発計画

電池のリコールで窮地に立っているソニー。だが、本紙・山岡は実は数年も前に、今日のこの状況を想起させるようなソニーの不祥事をレポートしていた。現在のバッテリー式と同じ重量なら、電池寿命が10倍は長くできるという「新型燃料電池」の開発計画がそれだ。だが、この計画は研究者の勘違いから始まったもので、それにも拘わらず、誰もこの無駄な研究を止められず、約2年も続けられたのだった。そして、隠蔽ーー今回の不祥事はこうしたソニー社内の大甘、無責任体制の当然の帰結だったといえば言い過ぎだろうか。
9月28日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2006.06.17

 ソニー生命営業マン、今度は架空ファンド詐欺か

 ソニー生命の不祥事に関しては、独自の取材源を持ち、以前から大手に先駆けて報道している本紙。
 6月15日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.12.29

ソニー生命、架空契約で最高位営業マンを懲戒解雇

 本紙でも既報のように、 不祥事や、さまざまな疑惑が尽きないソニー生命だが、関係者からの情報提供により、今度は、ソニー生命の最高位の営業マン(エグゼクティブライフプランナー)だった北海道地区のK氏が懲戒解雇になっていたことが判明した。
 懲戒解雇の理由は、作成契約(実態がない架空契約をあたかも契約したかのように申し込むこと)。
 2005年12月29日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.06.27

金融庁がソニー生命営業マン40名近くを違法な営業の疑いで事情聴取

●“第2の明治安田生命”に発展する可能性はあるのか?

 本紙は過去、ソニー生命の違法な営業について何度も報じている。
 今年3月16日の「ソニー生命による悪質勧誘、判決確定す」、同4月2日の「顧客との勧誘トラブル連続敗訴を恐れ、密かに和解していたソニー生命」等がそうだが、加えて、金融庁から40名近い営業マンについて、同じく違法な営業をしていた疑いで事情聴取されていることが判明した。
 本紙は別の記事で、この1月18日から金融庁がソニー生命本社などに検査に入ったことを報じている。その検査は3月一杯で終わったようなのだが、押収した書類等のブツ読みの結果、40名近い営業マンが違法な営業を行っていた疑惑が浮上したためとのことだ。
 2005年6月27日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.04.02

顧客との勧誘トラブル連続敗訴を恐れ、密かに和解していたソニー生命

●3月22日、顧客と密かに和解していたソニー生命

 先日、情報を得て、東京地裁記録閲覧室に出向いたところ、その情報通り、「和解調書」は存在した。
 和解調書はこの3月22日、東京高裁の和解室で作成されており、和解条項の一つとして、「当事者双方は、本件和解の経緯及びその内容を、みだりに第三者に公表しない」と記されていた。
 本紙は、05年3月16日「ソニー生命による悪質勧誘、判決確定す」など、わが国で終身保険というごく一般的な生命保険勧誘を巡り、おそらく始めて生保側が敗訴したと思われる訴訟につき、詳しく報じて来た。
 この訴訟の顧客を仮にA子さんとしよう。
 実はソニー生命は、このA子さんだけでなく、ほぼ同期時、並行して、A子さんの母にも提訴され、同様の訴訟を行っていたのだ。
 勧誘したのは、A子さんと同じ営業マン。
 手口を極めて似通っており、母親は70歳を超えるにも拘わらず、約500万円を13年にも渡って払うという内容(A子さんは約300万円を30年間)、つまり、それだけ営業マンには高額マージンが入ることになっていた。
 ただし、母親の場合、A子さんに比べてこれだけの巨額を払うための経済的裏づけが幾分あった他、ソニー生命側が口裏を併せて「相続税対策」と加入動機を言い張るなど、A子さんのケースよりいくつか不利な点があった。
 A子さん同様、一審訴訟は母親も敗訴。控訴審進行中、先にA子さんの方の「逆転勝訴」判決が出た。こうしたなか、母親の控訴審判決日直前になり、裁判長が審議を継続するといいだし、何しろ、親子であり、同じ営業マンに勧誘された案件の上、同じやり手弁護士が顧客側弁護をしていたことなどから、当初、ソニー生命側は和解する場合にはわずか45万円ほどしか払わないといっていたところ、本来の解約金満額に相当する約269万円の支払いに応じたのだった。
 2005年4月2日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.03.16

ソニー生命による悪質勧誘、判決確定す

●ソニー生命の上告を棄却

 12_35612_35512_354本紙は04年12月27日記事「ソニー生命の逆転敗訴に関する解説記事、本日発売」など、過去、何度もソニー生命社員による悪質勧誘と、その事実を素直に認めないどころか、被害を訴えた顧客を誹謗中傷するなどし、逆に組織的に事実そのものを闇に葬り去ろうとしたソニー生命の姿勢を追及して来た。
 12_359顧客側の逆転勝訴に対し、ソニー生命は上告したものの、昨3月15日、最高裁はこの上告を棄却、ソニー生命の敗訴が正式に確定した。
 この事実を今度こそ真摯に受け止めない限り、生保業界はそれでなくても競争が厳しい中、ソニー生命はさすがに信用失墜で、なおさら厳しい状況になることだろう。
 ともかく、顧客を大切にしない会社に将来があろうはずがない。
 ソニー(生命)関連のバックナンバーは、本紙HP左のカテゴリー欄「ソニー関連」をクリックのこと。

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2005.02.25

ソニー生命への金融庁検査、本社不動産部にも及ぶ

●不動産部員の書類を徹底して持ち出す

 本紙はこれまで、ソニー生命の疑惑について何度も報じてきた(過去の記事は、本HP左側カテゴリー欄「ソニー関連」をクリックのこと)。
その疑惑の核心の舞台は、ソニー生命が異常な高値で購入したと見られる東京都渋谷区神宮前のオーバルビル。もちろん、この購入で重要な役割を果たしたのは本社不動産部である。
 その不動産部に2月初旬から、調査が入っていることが内部関係者の情報提供により明らかになった。
 2005年2月25日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.02.03

ソニー生命への金融庁検査、検査官も「ひどすぎる!」と驚きの声

●本社への本格的検査は来週以降の模様

 本紙は05年1月9日、「ソニー生命に対し、金融庁が特別検査」なる記事を発信した。
 1月19日より、実施されるという内容だが、その通り、いま検査は着々と行われている。
 そこで、その現状について、報告する。

 九州(吉居支社長)、四国(横井支社長)、大阪(支社・代理店)の順で入検している。
 前回の検査でも入検している支社に入り、前回の指摘事項から改善されているか、そのチェックをまず重点的に行っているという。
 また、支社長室からすべての備品、書類などを提出させ、しらみつぶしに検査をしているとのこと。
 検査官の一人は、「管理制度がなっていない、おばちゃん生保以下だ」と絶句しているとの情報も入って来ている。
 しかし、関係者によれば、同社のずさんな管理は、何も今に始まったことではないという。
 毎年、毎年、驚くような数の使い込み事件が発生しているんだそうだ。
 そして、最大の疑惑のターゲットである本社への本格的検査は、いよいよ来週あたりから始まるそうだ。
 そこで本紙が指摘するような不動産疑惑、闇社会との関係がどこまで出てくるのか、注目される。
 2005年2月3日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2005.01.09

ソニー生命に対し、金融庁が特別検査

●内部告発のメール届く

 本紙では、ソニー生命の疑惑について再三、報じて来たが、以下は、本紙に寄せられた最新の内部情報。
 情報の詳細さ、情報提供者とのやりとりなどを通じ、信憑性が高いと判断したため、以下、要約して掲載する。さらなる情報提供を求める。

●1月8日、金融庁側よりソニー生命幹部に対し説明会あり

  1月8日午後3時半より、金融庁側からソニー生命部長職以上に検査方法、日時などの説明が行われた。
  東京都港区の南青山本社5階でのことです。
  そして、19日より金融庁検査が入ります。
  詳しいことはまだ聞いていませんが、通常の検査でないことは確かです。
 2005年1月8日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.12.29

ソニー生命、支社長会議でS社員の処分決定

●敗訴(棄却)確定なら、S社員を懲戒解雇

 つい先日、開催されたソニー生命の支社長会議(全国の支社長が集まり、川島章由社長から役員までが一同に介する会議)において、今回の訴訟の件が議題に上り、最終的なS社員の処分方針が決定したことががわかった。
 関係者によれば、敗訴(控訴棄却)が確定するなど、一区切りがついた時点で、S社員を「懲戒解雇」にするとのことだ。
 しかも、確定した賠償金の支払い、さらに、この間にかかった裁判費用を請求する方針も、併せて確認されたそうだ。
 要するに、今回のトラブルは、会社の全くあずかり知らないところで、一外務員のS社員の犯した“個人犯罪”ということで、幕引きを図ろうということのようである。
 敗訴が確定すれば、保険業法違反ということで、金融庁にも報告しなければならず、もはや“もみ消し”は不可能という判断も働いてのことと思われる。
 2004年12月29日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.12.27

ソニー生命の逆転敗訴に関する解説記事、本日発売

●終身保険で、わが国初の生保側敗訴訴訟

 本紙は、ソニー生命が顧客との訴訟で逆転敗訴した(ただし、ソニー生命側は上告中)訴訟について、過去、3度報じて来た(「ソニー生命、逆転敗訴の問題社員を判決確定待たず、トカゲの尻尾切り?」04年12月19日、「ソニー生命、保険を売りつけた顧客との民事訴訟で2度目の高裁逆転敗訴の可能性も」同月17日、「ソニー生命、本業の生保勧誘でも大失点」同月6日)。
 それは、わが国では「(有期払込)終身保険」という一般的な保険に加入する際のトラブルで、保険会社側が負けた事例はこれまでにただの一度もなかったと思われるからだ。
 2004年12月27日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.12.19

ソニー生命、逆転敗訴の問題社員を判決確定待たず、トカゲの尻尾切り?

●敗訴確定なら、損害賠償金は個人で払ってくれ、と会社側が問題社員に通知

 ソニー生命が、顧客との契約を巡る訴訟で逆転敗訴したことは本紙既報の通り。
 その問題の社員S氏が、最近、出社していないことが関係者の証言等で明らかになった。
 本紙・山岡の取材(12月末発売の月刊経済誌『財界展望』で詳報)に対し、ソニー生命は、問題のS社員は現在も在籍しているし、上告が棄却された場合の処分については、「仮定の話につきましてはコメントできません」との回答だった。また、先の高裁における逆転敗訴についての感想を問うと、「全く予想外の判決で驚いています」とも回答。本来、勝訴して当然といわんばかりの強気の姿勢を貫いていた。
 ところが、その一方で、まだ判決が確定したわけでもないのに、すでに問題のS社員に対し、「判決が確定したら、損害賠償金は自分で払って下さい」旨、通知していたことが、関係者の証言等で明らかになった。
 承知のように、この訴訟、訴えられているのは、管理者責任を問われた法人たるソニー生命。
 S社員は被告にはなっていない。したがって、判決が確定した場合、支払いをするのはもちろんソニー生命。ところが、S社員にそのような法的に何ら根拠ない要求をしたということは、実はもはや敗訴は時間の問題と認識しており、判決が確定次第、これまでのS社員擁護の姿勢から一転、すべての責任をS社員個人に負わせ、会社側は責任なしとする布石なのか?
 その手のひらを返したような態度には、さすがにS社員も激怒。父親はもっと激怒し、「訴訟も辞さない」とソニー生命側に通知。以来、S社員は出社してしていないという。

●S社員暴走は、ソニー生命全体の金銭感覚麻痺の土壌が生んだのでは

  昨日、一昨日とソニー生命について報じたところ、すぐに複数の元・現社員から以下のような情報が届いた。
  本紙・山岡が執筆した『財界展望』記事では、どちらかといえば、S社員個人の問題に重きを置いた。だが、こうした状況を聞くと、S社員も加害者であると同時に、会社に対しては被害者的側面もあるのかも知れない。以下、身元が割れないように、一部割愛し、届いた情報をお伝えする。
「そもそも、表に出ていないのですが、この会社の金銭感覚は完全に麻痺してます。
 私が入社したときは、新宿支社が全盛期で、支社では朝礼時、全LP(本紙注:ライフプランナー=外務員=営業社員。S氏も同)の前で優秀な社員に現金(100万円の札束をそのまま)を支社長が渡す風習がありました(その支社長はその後専務となり、3年前に退職)。
 毎年優秀な社員が海外コンベンションに招かれますが、支社長は自腹を切って家族全員をファーストクラスの飛行機で連れて行くほど羽振りがよく、新宿のNSビル駐車場では、ソニー生命の支社長は全員、会社から駐車場をあてがわれ、ベンツ通勤するほどです。
 2004年12月19日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.12.18

ソニー生命役員の特別背任疑惑、金融庁が複数の元・現役員と接触

●元副社長に続き、現役役員にも事情聴取?

 本紙で何度も報じて来た(11月2日、4日、5日、13日 )、複数のソニー生命元・現役員の特別背任疑惑ーーソニー生命が「オーバルビル」(東京都渋谷区神宮前5丁目。地上16階、地下2階)という“瑕疵物件”を、市価よりなぜ高値で購入したのか? これが、疑惑の原点なのだが、すでに金融庁検査官がこの11~12月に、元副社長に続き、現役役員にも事情聴取を行った模様だ。
 関係者の証言によれば、直接、接触したのはUFJの検査も担当していたS氏だそうだ。
 まず、事情を聞かれたのは元副社長。
「彼はそもそも、この一連の疑惑に関して約3年前、現在は転職している部長を通じ、関係各方面に社内批判をさせた人物です。ソニー生命のプロパー役員でした。ところが、結局、特別背任を働いたと思われるソニーから天下って来ていた複数の役員たちの反撃に会い、途中で内部告発を断念。そのため、ハシゴを外された部長だけが、会社から“残って裁判で争うか? それとも、うちを去るか?”と脅され、詰め腹を切らされて転職を余儀なくされたんです。その後、元副社長も途中退社し、疑惑は完全に葬り去れたと思われました。ところが、ここに来て金融監督庁が注目、この元副社長の後、問題の不動産部門を担当していた役員にも事情聴取が行われています。詳細は不明ですが、元副社長がかなり話をした結果、疑惑ありとして、続いて問題の役員たちが事情聴取された可能性もあります」(事情通)
 
●営業社員たちの怨嗟の声

  金融庁が動いたのは、ソニーからの天下り役員に対する、生え抜きの心あるプロパー社員からの内部告発の結果と思われる。
 彼らに怒りの火を付けさせた1つが、やはりソニーから天下っていた社長(さらに、「商工ファンド」に天下りしようとして、商工ローン問題で世の批判を浴びたことから社内でも問題視され、結局、断念。顧問として居残り続ける)が、順次、営業社員(外務員)のマージンを半分以下に下げてしまった件。
 そのため、いまでは消費者金融にまで手を出している者がごく普通に存在するという。
 2004年12月18日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.12.17

ソニー生命、保険を売りつけた顧客との民事訴訟で2度目の高裁逆転敗訴の可能性も

●本紙・山岡、12月末発売の『財界展望』記事で詳報

 本紙はすでに12月6日、「ソニー生命、本業の生保勧誘でも大失点」なる記事を出している。
 わが国では、意外というべきか、内容が複雑で、バブル時代に各生保が売りまくった悪名高い「変額保険」、保障対象の条件が細かい「地震保険」以外、普通の「終身保険」の勧誘を巡り、生保側が敗訴したことはこれまでなかったようだ。というか、顧客がいったん契約のハンコを押したら最後、自己責任ということで、訴訟提起すらあまりされていなかったようだ。 
 ところが、今年10月末、初めて顧客側勝訴との判決が、東京高裁で出た事実をお伝えした。
 この件は、今月末に発売される月刊経済誌『財界展望』(財界展望新社・東京都千代田区)でも、本紙・山岡が4頁を割いてかなり詳細に報じているので、関心のある方は是非ご覧いただきたい。
 
●高裁が異例の弁論再開

 ところで、裁判になっている(ただし、ソニー生命側は上告)のはこの1件だけではない。
 実は、この逆転勝訴した40代女性の母親も、金額こそ異なるが、同様の保険に加入させられ、やはり訴訟提起したものの一審では敗訴していた。そして、すでに控訴審での審理は終了しており、この12月21日の判決言い渡しを待つだけという状況だった。
 こちらの訴訟、逆転勝訴した娘さんの方と違い、母親は保険料を支払えるだけの資産を持っているなど、何点か不利な点があり、必ずしも楽観視できない状況ではあった。
 ところが、関係者によれば、本日(17日)、原告側弁護士の方に裁判所から連絡があり、この高裁の裁判長が「見直し」の為、弁論を再開したいといって来たというのだ。
「裁判官が判決文を書くに当たり、見直すべきところが多々あり、確認すべきところが出てきたという事です。これは我々にとっては有利な動きですよ(笑)」(原告関係者)
 そのため、12月21日の判決言い渡しは中止。弁論再開は、05年1月18日午後3時半からとなっている。

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2004.12.06

ソニー生命、本業の生保勧誘でも大失点

●普通の生保勧誘巡り、ソニー生命が高裁で逆転敗訴

 わが国においては、変額保険や地震保険といった“特殊”な保険に関しては、勧誘時の説明事務違反を認めた判決がある。
 だが、普通の生命保険においては、加入する前の説明と話が違っていたとして払込金の返還、慰謝料などを求めて訴訟提起しても、加入者側が勝訴した例はこれまでなかったと思われる。
 2004年12月6日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

★ミニ情報

○杉野学園疑惑、中村理事長が教授集め説明

 『サンデー毎日』が特集で報じたことは、やはり大きな波紋を呼んでいる。
 多くの父母などから、学園には電話などによる問い合わせが殺到しているようだ。
 こうしたなか、疑惑渦中の中村賢二郎理事長は教授陣を集め、説明を行ったのこと。当然ながら、その内容が注目されたが、何と「記事に書かれていることは、前理事長時代のことで私には関係ない」と言い切ったそうだ。
 2004年12月6日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

○武富士幹部に豪邸疑惑

 現役社員を名乗る者から、武富士の現役幹部の自宅に関し、疑惑ありとの文書が流れている。
 何億円もする豪邸を、近年、競売にて破約の安値で入手したそうだが、その過程で問題はなかったのかという内容だ。この幹部は、過去、暴力事件で、マスコミを騒がせたことがある。

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2004.11.13

金融庁が注目! ソニー生命役員等の特別背任疑惑

●金融庁がソニー生命元役員と接触の動き

 本紙が何度か報じてきた(11月2日、4日、5日)ソニー生命の疑惑――これまで報じたことは、ソニー生命が「オーバルビル」(東京都渋谷区神宮前5丁目。地上16階、地下2階)という“瑕疵物件”を、市価より高値で購入していた事実だけだ。
 だが、感のいい読者は先刻ご承知のように、こんな事が、単なる勘違いなどで起きるわけがない。
 2004年11月13日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.11.05

これが問題のソニー生命物件

●その名は「オーバルビル」

 本紙が2度に渡り記事にしている渋谷区神宮前のビルとは、上記写真の丸っぽいビルのことである(東京都渋谷区神宮前5丁目。地上16階、地下2階)。
 すぐ左手が国連大学、正面には青山通りを挟んで青山学院大学がある。地下鉄・表参道駅からゆっくり歩いても徒歩10分ほどという都内一等地に位置する。
 登記簿謄本を取らない限り、ただビルを眺めても、「ソニー生命」がここの持ち主であることをうかがわせるものは皆無だから、一般には同社所有とは知らなくて当然だ。
 2004年11月5日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.11.04

ソニー生命、不動産疑惑にメスを

●仲介役の不動産会社との癒着はなかったのか

 本紙はつい先日(2004.11.02)、ソニー生命が01年12月、実に100億円以上を投じて購入した渋谷区神宮前の巨大ビルに、最近、菱和ライフクリエイト(東証2部)が購入して問題になっているビルの前所有者と、まったく同じ山口組系不動産会社が絡んでいた事実を報じた(記事タイトル「ソニー生命所有ビルにも介入していた問題の山口組系不動産会社」)。
 もっとも、ソニー生命の疑惑の核心は別にある。
 2004年11月4日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2004.11.02

ソニー生命所有ビルにも介入していた問題の山口組系不動産会社

●ソニー生命がそもそも本社ビルとして購入

 東証2部の不動産会社「菱数ライフクリエイト」が、山口組関係者が役員を務める不動産会社が所有する東京都渋谷区代々木のビルを約16億7000万円で購入したことから、利益供与ではないかと『東京新聞』が大きく報じた(上記記事)のは今年7月31日のことだった。
 その後、10月5日までに、警視庁組織犯罪対策4課は、このビルを乗っ取ろうと、ビルのオーナーに暴行を加えたとして、別の山口組系幹部2名を逮捕、もう1名を指名手配している。
 こうしたなか、改めて注目されるのが、ソニー生命が01年12月に本社に使用しようと購入した渋谷区神宮前のビルである。
 2004年11月2日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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