2008.09.05

<主張>自民党総裁選を盛り上げる大手マスコミの罪

 自民党総裁選(9月10日告示、22日投開票)に麻生太郎、小池百合子、石原伸晃に加え、与謝野馨も出馬の方向だという。ポスト福田は麻生で決まりなのに、敢えて総裁選をやるのは、安倍、福田と2代続けて政権を「投げ出した」自民党のダメージを、お祭り騒ぎで少しでも薄めるためだ。だから、自民党国会議員のなかでさえ人望も見識も実績も麻生より大きく劣るものの、“わが国初の女性首相”、“若さ”をアピールできるということで小池と石原を持って来た。自民党員、そして我々国民はバカにされているのだ。「01年の総裁選では小泉元首相が、下馬票では圧倒的に優位とされた橋本龍太郎元首相を大差で破り、あの小泉ブームを作りました。その再来を期待し、その上で解散・総選挙に臨み、議席の減少を少しでも減らしたいということ」(ベテランの政治評論家)。いくら自民党が能天気でも、いまさら小泉ブームの再来でもあるまい。だが、この総裁選が一種のめくらましを狙っているのは明らかだ。もちろん、その効果を出すためには……。
2008年9月5日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2008.07.07

福田首相の本音ーー消費税アップ発言の本当の狙いは「たばこ税」アップで基礎年金国庫負担分徴収。1箱500円が有力

 福田康夫首相が消費税アップをいい出したと思ったら、そこに1箱1000円(現行300円)のたばこ大増税論が出て来たのはご存じの通り。大手マスコミは、消費税アップに積極的な与謝野馨前官房長官等「財政再建派」VS景気回復=税収アップで乗り切りたい中川秀直元幹事長等「上げ潮派」の勢力争いとの見方を取るが、「福田さんも自分の任期中に消費税導入をやれば、次期総選挙でさらに大負けするから先送りするつもり。それなのにあえて消費税を本格検討するとブチ上げたのは、最初から、来年4月から増える基礎年金の国庫負担2兆3000億円をたばこ増税で補うつもりで、まず消費税アップといっておいて、たばこ増税をいいだせば、世論はそれを支持すると見てのこと」(永田町事情通)との見方がより本質であるようだ。その証拠に、福田首相が消費税アップをブチ上げた直後、厚生労働省研究班はたばこ1箱1000円にした場合、どれくらいの税収が見込めるかの試算を発表したが、その報告書のなかに、「基礎年金の国庫負担率を引き上げに必要な2.3兆円の増税をまかなうことが可能となる」とわざわざ記されているのだ。ただし、たばこは1000円ではなく、500円に値上げする可能性がもっとも有力であるようだ。というのは……。
2008年7月6日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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