<主張>「福田首相が言い出した“道路特定財源一般財源化”のまやかし」
福田康夫首相が3月27日、道路特定財源の一般財源化を09年度から行うと、突如、記者会見したのはご存じの通り。民主党のなかにさえ、これを小泉純一郎首相(当時)さえやろうとして断念した、自民党利権の「聖域」に踏み込んだとして評価する向きもあるが疑問だ。福田首相のこの新提案を「道路特定財源の“全額”一般財源化」と報じるマスコミもあるが、誤解しないでもらいたい。この“全額”=ガソリン税などこれまで道路に使われてきた税金を、すべて他の財源に使うという意味ではもちろんない。あくまで、道路に“特定”していたのがフリーになったということで、意地の悪い見方をすれば、やはりそれでも検討した結果、道路に優先的に使う必要性があるとして、いままで通り全額、道路に使うことだって理屈上は可能なのだ。
そこまでいかなくても自民党道路族の古賀誠選対委員長や二階俊博総務会長などは、どう転んだって8~9割はこれまで通り道路に使えると思っているのではないか。というのは……。
2008年4月18日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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