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2017.09.30

工場土地を格安で入手ーー「郷鉄工所」倒産で焼け太り債権者の正体

 本紙でも既報のように、9月11日、上場廃止になると共に、破産申請し、実質、倒産した「郷鉄工所」ーー。
 社員、取引先、金融支援していた者など、多くが深刻な損害を受けるなか、1人、焼け太り状態ではないかと思われる人物がいる。
 本社所在地でもある、岐阜県垂井町の同社の粉砕器など産業機械製造の約2万2000坪の工場土地を手に入れた朝倉応水氏のことだ。
 以前から事件屋・松尾隆氏(*当局は松尾氏と組んだ元専務らもターゲットに含め水面下で動いており、事件化すると思われる)の金主だった朝倉氏、郷鉄工に偽名を使い乗り込んだ松尾氏の仲介でまずは郷鉄工に運転資金を貸し付ける。その額は今年3月10日時点で3億1000万円だったがしっかり回収。
 その上、綱渡りの資金繰りが続く郷鉄工の窮状に付け込み、3月10日には、評価額29億1000万円のところわずか17億5000万円で工場土地を手に入れた(横写真=工場土地の謄本。「充雲」の代表が朝倉氏)。
 以降、郷鉄工から家賃(月額1200万円。敷金7200万円=6カ月)を取っていたが、今回の郷鉄工倒産で、工場を解体する支障はなくなり、高額で転売できると思われるからだ(ただし、転売には土壌汚染対策などそれなりの出費もかかるようだが)。
 この朝倉氏、複数の会社を経営している。
 メーンは不動産関係の「ミロクリース」(京都市下京区。郷鉄工への資金貸し付けは主に同社で)、それに介護や求職者支援訓練を行う「アイデータ」(京都市南区)。しかしながら両者共、年収は1億円台で零細企業に毛の生えた程度の規模に過ぎない。
 では、なぜ、そんな朝倉氏が、郷鉄工に3億円以上も貸し付けたり、格安とはいえ17億円以上もする郷鉄工の土地を購入することが出来たのだろうか。
 この件を洗っていくと、そこにもまた事件性を秘めた事実が浮上して来るのだ。
(*朝倉氏並びに「ミロクリース」「アイデータ」「充雲」などに関する情報を求めます)
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