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2017.05.01

<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(5月1日~5月2日)&MY注目銘柄」(第32回目)

≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
 先週の本稿は、PCの不調でアップすることができずたいへん失礼しました。その間の2週間では、北朝鮮の核実験ヤルヤル詐欺のなか株価はスルスルと出来高もなく上昇を開始し、個人的にはフランス大統領選挙第1回目投票を終えた24日(月)の場中に、資産の35%まで日経レバ(1570)を売り持ちしてしまっているからさぁタイヘン。翌日の25日からは地政学リスクなどどこ吹く風、と日経平均は一気に戻ってしまい…なんとか持ち株が一気に戻ったため事なきを得ているが、日経レバ売りをこれからどうするかはまだ未定だ。
 そもそも韓国コスピなどの指数は、北朝鮮のミサイル発射や国営メディアの過激発言に対する耐性がすでにできあがっており、材料視しないのが慣習となっているそうだ。当事国であるアメリカに関しては、直接の地政学リスクはないと捉えられてか、たいして崩れもしないまま高値圏を奪回し、中国・ロシアはそもそも北よりの姿勢で関係なし。確かに日本にしても直接的な被害がある可能性だけで、不安感を煽られていたものの…人道被害はさておき経済的には関係ないと考えることはできる。隣国の有事懸念は、私の株取引人生でも初めてなことであり知識が不足していたため過度に委縮してしまった。
 さて今週は、GW週であり1日、2日と2日間だけの取引。週後半にはアメリカの重要指標が目白押しであり、ここで買い持ち一辺倒はたいへん危険だと考える。また、現在始まった個別企業の決算をみると、4月28日時点の17年度日経平均EPSは1204円と、気持ち弱い数字になっているように感じる。最終的には1230円程度まで伸びると思われるが、各企業は「来期業績見通し」に関しては極端に保守的(最低限)な数字を並べてくるので、いったんは割高感が台頭しやすい。俗にいうセルインメイの到来だ。18年度の決算見通しである10%増益基調のコンセンサスが見通せる「秋」までは例年弱含みが本線だと考えておきたい。
 米国に関してもトランプ政策は、相変わらず掛け声だけはでかいが、実現性はまったく見通せない状況。財源確保のために必須だといわれる「オバマケア代替法案」の採決が通らなければ、アメリカも日本もここからの本格上昇は見込みづらいだろう。現在の日経平均19,200円程度はそういった意味でまさにフェアバリューであり、有事がなければ日経平均はこのまま膠着したまま個別株の物色の盛んな相場つきに移行する可能性もある。
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