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2016.08.10

大阪地検特捜部が自宅を捜索した市議が自殺ーーこれで、さらなるワルの追及は困難か

 本誌でも既報のように、奈良県天理市が誘致した大規模太陽光発電施設(メガソーラ)に関する業者選定を巡り、入札情報を落札業者に伝え、金銭を受け取った疑いがあるとして、8月3日、大阪地検特捜部に自宅を家宅捜索されていた佐々岡典雅・天理市議(66。自民党)が本日、自殺した。
 本紙はこの疑惑、半年以上前に掴み、同市議に何度も取材申し込みするも逃げていた。
 自殺したものは本日朝方。天理市内の親戚方の浴室で。刃物で覚悟の自殺を図った模様だ。
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あの塩田大介氏の新事業

 一時は政界や芸能界のタニマチともいわれ一世を風靡したものの、脱税に続き、競売妨害事件で実刑に問われた不動産会社「ABCホーム」元社長の塩田大介氏ーー昨年半ばにはシャバに出た模様だが、その後、新しいビジネスを模索していることが判明したのでお伝えする。
 まずは、冒頭の写真をご覧いただきたい。
 これは出所後、塩田氏が関係者に配った名刺のコピー。
 確かに氏名の読みは同じ「シオタダイスケ」だが、「塩」→「潮」、「介」→「輔」と異なる。まるで別人のようだが、塩田大介氏本人が間違いなく配った名刺だ。
 従来の「塩田大介」では悪名が高くなり信用を得られないと別人を装ったのか? 肩書きも「顧問」となっており、これだと会社謄本に名前が載ることもない。
 では、この名刺はいかなる会社のものなのか?
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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(581)「郷鉄工所」に当局が関心?

 破砕・粉砕機を柱に環境機器に注力する「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)は今年3月末で約6億円の債務超過となり猶予期間入りしていることから、これを解消すべくこの7月、総額14億5530万円の株主割当増資を行った。
 しかしながら、実際に調達できたのは約2億2200万円。
 この8月8日には経営の効率化を図るとして、売上高、利益共に約2割を占めていた配管事業を廃止するとIR。
 こうしたことを反映して、1年前には200円以上あった同社株価は、債務超過の猶予期間入りのIR直後には54円まで下がり、増資後の現在も100円割れの状態だ。
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2016.08.09

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(580)あの元大物の名前が……

 最近、DBシステムのアウトソーシングが中心「ネクストウェア」(4814。JQ。大阪市中央区)の株価が2度急騰した。
 6月末から7月8日にかけて、それまで150円前後で人気のなかった同銘柄がIR連発で391円まで急騰。そしていったんは220円まで急落したものの、その後、8月2日には317円まで戻した。
 いわゆる箱モノ企業とは違うが、長年かろうじて黒字維持も無配が続いおり、時価総額も低い。しかも空売りができるため仕手筋には格好の銘柄だ。
 最初の急騰時には本尊が良く変わらなかった。しかし2度目では兜町でも噂が流れてきた。
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2016.08.08

みずほ銀行詐欺事件・及川幹雄被告が陳述した、「週刊報道サイト」佐藤昇氏の正体(4。解説用の山岡「陳述書」)

 この連載(1)から(3)で、みずほ銀行詐欺事件・及川幹雄被告の「陳述書」を掲載したが、これだけではなぜ、及川被告がこのような「陳述書」を書いてくれたのか、また、この「陳述書」がどれほどの意味を持っているのか説明不十分ということで、本紙・山岡はこの及川被告「陳述書」を補う「陳述書」を書いていた。
 掲載が遅くなったが、それをここに転載する。
 及川被告「陳述書」の(1)、(2)、(3)をお読みいただき、その後で、あるいは、先にこの山岡「陳述書」を読んだ後で、改めて及川被告「陳述書」に目を通していただくと、その内容がよく理解いただけると思う。
       *    *    *
 及川幹雄被告(52)はみずほ銀行の元支店長、元本店審査役という幹部行員でした(2012年9月懲戒解雇)。
 しかしながら、自分の個人的借金返済のため、本店の応接室を使うなど、みずほ銀行の信用を最大限利用し投資詐欺を働いた事件で昨年3月に逮捕され、同9月に懲役7年の一審判決。控訴するも今年3月1日控訴棄却となり、現在上告中の身です。
 私と及川被告が知り合ったのは一審保釈中の昨年12下旬です。
 先の及川被告の投資詐欺話で被害者の1人とされる佐藤昇ですが、実は及川被告の犯罪の事実を知り、暴力団関係者などと組み脅したり、他の暴力団関係者の脅しから守ってやるなどといって、逆に数億円のカネを脅し取っているとの情報提供が関係資料提供(及川被告の陳述書に添付の資料も含む)と共にあり、また、私は相当数の関係者にも取材し、結果、それが事実であると確信を持ち、昨年4から5月にかけ5回の記事を本紙「アクセスジャーナル」で出しています(資料①~⑤)。
 拘留中は親族以外は会わないといわれ、保釈になったと聞き、再度、担当弁護士の知り合いの仲介でようやく会えたわけです。
 そして、及川被告に尋ねたところ、やはり佐藤は及川被告を脅し金銭を取っていたことが判明。それで今回、陳述書を書いてもらったわけです。
 及川被告の詐欺は2010~12年にかけて行われ、1人25億円以上といわれる被害者がいるともいわれ、他の者もほとんど1億円以上なので総被害額は50億円ともいわれますが被害者数は数十人程度で、ほとんどが富裕層と見られます。ただ、そのなかには裏ガネの運用者など被害を訴えられない者が相当数いる模様で、実際に訴えているのは私が把握しているのは9人(資料⑥)です。また、みずほ銀行の投資詐欺話というものの、実際の金銭のやり取り時の書類の署名・捺印はみずほ銀の及川被告ではなく及川被告個人(記載住所も自宅)、それも投資資金ではなく金銭消費貸借のかたちをとっていました(資料⑦=下写真)。また、被害額50億円とも見られるといっても、前出・被害届の9人の投資総額を見ると約10億6000万円に対し約4億円は返済していました(資料⑥と同)。
 こうしたこともあり、最初から筋の悪い案件といわれ事件化しないと見られていました。
 ところが、警視庁が動いたのは、
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