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2016.02.09

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(540)「第二の東芝、シャープは!?」

 昨年最大の経済事件といっていい「東芝」(6501。東証1部、東京都千代田区)の不正会計事件ーーわが国を代表する総合家電大手の上場企業が、営業利益の水増しをする一方、主力だった半導体製品の評価損計上を先送りしていただけに何とも衝撃的だった。 
 昨年5月に発覚し、最終的な決算のかさ上げ額は、過去7年間併せ1552億円(純損益)。昨年12月、金融庁が過去最高となる約73億円の課徴金命令を下したのはご存じの通り。
 一方の「シャープ」(6753。東証1部。大阪市阿倍野区)もこれまたわが国を代表する家電大手だが、こちらはかつてお家芸ともいえた液晶事業の不振による経営悪化で、台湾企業に買収されそうになっている(=技術が後発国企業に完全に盗まれることを意味する?)ということで、これまた衝撃が走っているのはご存じの通り。
「東芝」にしろ、「シャープ」にしろ、イコール倒産というわけではないし、また「シャープ」は不正会計といった違法なことをしていたわけでもないが、わが国を代表する両大手家電メーカーの“凋落”という点では共通している。
 そんななか、当局が「第二の東芝」を調査し始めたという話が、私の耳に入って来た。
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