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2012.06.23

「医療機関債」詐欺疑惑病院は、以前から病院ブローカーに「ハコ」として使われていた

  本紙でも既報の、「医療機関債」を10億円以上集めながら、その直後、唯一経営していた「戸山公園クリニック」(東京都新宿区)を閉院した医療法人社団「真匡会」(同)の詐欺疑惑だが、以前から、この医療法人、病院ブローカーが介入し、金集めの「ハコ」に利用されていた模様であることが、関係者の証言などから見えて来たので追加報告しておく。この医療法人社団は95年7月に設立。その際の法人名は「寿和会」だった。その後「賢和会」、そして医療機関債を発行する直前に「真匡会」に商号変更していた。本紙が得た情報によれば、すでに「賢和会」時代(98年2月~11年4月)後期から、今回の医療機関債発行を裏で画策したと思われる「共同医療事務センター(株)」のような、病院経営のコンサルを業に掲げた病院ブローカー会社が関わっていたからだ。
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<ミニ情報>大物金融ブローカー「永本壹柱」被告、保釈に

 上場していた中堅ゼネコン「井上工場」(事件後、上場廃止に)の架空増資などに絡み、無登録で計7億3000万円を貸し付けていたとして逮捕・起訴された大物金融ブローカー・永本壹柱(62)被告の2回目の公判が、6月20日に東京地裁であった。関係者によれば、その後、永本被告は2回目の保釈を申請。それが認められ、すでに保釈になっているという。
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2012.06.22

新たな疑惑ーーなぜか「サハダイヤモンド」にある、松澤泰生氏預かり3000万円金屏風トラブル

 本紙は6月15日、松澤泰生氏に勝手に虚偽の役員登記をされたとして公認会計士が告発した件を報じた。この際、松澤氏に関し、ダイヤモンド製造・販売の「サハダイヤモンド」(9898。JQ)の株式に関することしか説明しなかったところ、読者から、なぜ有名でもない個人のことを取り上げるのかとのメールがあった。本紙は、松澤氏は有名人なのは公然たる事実と思っていたが、そうでもないようなので少し解説しておく。松澤氏は、東京佐川急便事件(バブル時代、当時の社長経由で総額5000億円ともいわれる資金が政界、闇社会などに消えた一大事件)に関与していたことで有名。その後、数々の“危ない上場企業”の株絡みで登場しているその世界では有名な御仁故、ウッチし続けている。さて、その松澤氏に新たな疑惑が出ていることがわかった。今回は金屏風に関する疑惑だ。被害者だというO氏が証言する。「資金が入り用になったので、30年来のつきあいのある松澤に金屏風の売却を相談した。東京佐川急便に食い込む前、彼がまだ上野近辺で宝石を売っていたころから知ってます。松澤は“客はいる。サハダイヤが増資するから、その増資で入ったカネから払う”といって、その屏風を持って行った。結論をいうと、その屏風は少なくとも3000万円の価値があるんですが、私に入ったのは220万円だけ。屏風は松澤と今野(康裕サハダイヤ社長)が共謀し、松澤からサハの子会社を経て、さらに第3者に売却されてしまったようです。私が文句をいったところ、さすがにマズイと思ったのか、金屏風は第3者からサハ側に戻り、いまサハ本社ビルの1階に保管されていることがわかりました。そこで、警視庁に相談する一方、善意の第3者に売却されないように動産占有移転禁止仮処分命令を求め申立をしました。“保証金”が750万円もかかりましたが」。申立をしたのは5月30日。まだ、地裁の決定は出てないという。その屏風は清光光運氏の8曲屏風「屏風」という作品(横幅4・17m、高さ1・82m)。
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法政大学「暴処法裁判」で無罪判決を受けた元学生に聞く

 去る5月31日、法政大学当局と公安警察による、学生運動への“不当弾圧”としか考えられない「暴処法(暴力行為等処罰ニ関スル法律)裁判」につき、東京地裁は被告全員に無罪判決を下した。この事件、かいつまんでいえば、大学正門に掲げられた特定の学生に対する入校を禁じた看板を「共謀して壊した」として、09年5月に11人の学生を逮捕(うち5人を起訴)したというもの。ちなみに、学生に対して暴処法が発動されたのは、「東大ポポロ事件」(1952年)以来、戦後2度目のことだ。なぜ、彼らは看板を破壊した疑いを掛けられてしまったのか。今回、5人のうちの1人、元法政大学生の増井真琴氏(24歳)にインタビューした。「90年代以降、日本の大学は、私立・国公立を問わず、『大学改革』という名のもとに、経営優位路線をとり、学内規制を強めていきました。そこでは、キャンパスの美化に相応しくないものも取り壊していった。主として、学生会館の解体、自治会非公認化、学生のあらゆる行動への制約です。たとえば、立て看板の禁止あるいは申請制、所定の場所以外のビラ貼りの禁止、ビラ配りの禁止、などです。法政大学では、文化系サークルの連合体である『文化連盟』(文連)の非公認化が行なわれました」。「当時の文連には、33の文化系サークルが加盟していました。サークルの垣根を越えての飲み会、合宿などが行われ、様々な人と出会える場だった。学科のゼミや、サークル内では賄いきれない人との出会いが、そこにはあった」と増井氏は当時を振り返る。
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2012.06.21

巨人原監督が元暴力団員に1億円ーー『週刊文春』で書かれなかったこと

 本日発売の『週刊文春』が、プロ野球界にあって暴力団追放にもっとも熱心に取り組んでいるとされる読売巨人軍、それも「暴力団追放」ポスターのモデルになっている原辰徳監督(53)が、女性問題で元暴力団側に1億円払ったのみならず、ポスター起用時、2度目の要求に会っていた渦中だったとスッパ抜いている。この記事を見ると、原監督がつきあっていた女性は相当思い悩み、原監督とのトラブルを契機に生活が荒れ、そして失踪に至ったと取れるような記述になっている。確かに、真剣だったのかも知れない。だが、09年ごろ、その女性(仮にA子とする)に会ったという人物は、こう証言する。「とんでもないじゃじゃ馬ですよ。札幌のクラブで、A子を紹介されたんです。当時もホステスをやっていて、実は自分の知り合いの愛人になっていたんです。Mは毎月50万円のお手当をA子に渡していました。紹介され、Mが自慢するだけあって確かにA子はなかなかの美人でした。ただし、A子が席を立った時に思ったんですが、体型はいまいち。別に太っているわけではなく、顔の大きさと、下半身の長さのバランスがあまりよろしくない。“足、短いなあ”っていうたら、Mも“そうやなあ”って笑ってました」。ほどなく、M氏はA子と別れたのか、ケンカしたのか、ともかく50万円のお手当を渡さなくなった。するとA子、「奥さんに私との関係をバラされてもいいの!?」と脅して来たそうだ。M氏は恐妻家で弱り、手形で支払ったと聞いているとのことだ。ただし、A子をM氏たちが“じゃじゃ馬”というのはこの事実だけに止まらない。
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今度は渋谷区でホームレス一斉排除の動き

 去る6月11日早朝、渋谷駅東口から歩いてすぐの美竹公園が区職員、ガードマンによって突然、封鎖されるということがあった。名目上は「災害時の一時集合場所」をつくるための整備工事とのことだが、同公園には約10人のホームレスがテントを張って生活している。また、支援団体「渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合」(のじれん)が週一回、公園内で炊き出しも行なってきた。しかも同日、渋谷区役所の地下駐車場や、区役所前トイレも封鎖されたのだが、地下駐車場は夜露をしのぐためにホームレス数十人が避難所として利用していた。こちらも改修を名目にしているわけだが、何の予告なく、ホームレスが生活する3箇所の公共空間が同時に封鎖されたとあれば、ホームレスの一斉排除が目的と考えるのが自然だろう。渋谷区は1週間をめどに退去を求めるとしているが、美竹公園内には今日もテントが張られ、ホームレスが起居している。
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なぜ、経営陣は訴えないのか? 「ホッコク」の不動産取引で浮上した「反社」疑惑

  3勢力が入り乱れ、株主などそっちのけで勢力争いをしていることは本紙既報の通りだが、「札幌ラーメンどさん子」をFC展開するその「ホッコク」(2906。JQ)に、今度は不動産取引を巡って「反社」疑惑まで出ている相手との不可解な取引まで浮上して来た。その不動産とは、ホッコクが所有する千葉県浦安市の4階建て建物2棟を巡って。ホッコクは銀行からの不正融資で逮捕、近く服役すると見られる吉田泰昌被告が社長時代(本紙既報の別の不動産疑惑も)にここを取得。現在、そこは別の某上場企業の社員寮として利用されている。その不動産に、大阪のD社による条件付所有権移転仮登記が設定されたのは今年1月末のことだ。関係者が証言する。「ホッコクは、Mという不動産ブローカーを介し、仮登記を付けたD社に7億円で売る契約をし、その手付け金としてD社はホッコクに3000万円支払いました。売買する期限はこの5月末まで。それまでにD社が残りの額を支払わなければペナルティー代としてホッコクは3000万円を没収する。当然、その時点で仮登記も外れる。そういう条件での仮登記でした」。ところが、その期限の5月末を過ぎたいま現在も仮登記は付いたまま。それどころか、その後、D社の仮登記は大阪の別会社E社に移転されている。どうなっているのか?
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2012.06.20

原発に雇用と行政を握られたおおい町にも、変化の兆し――再稼働阻止福井バスツアー同行記<その2>

 翌朝(6月18日)、ツアー団有志はバスに乗り、一路、大飯原発をめざす。文字通り「一路」、国道241号線という一本の道しかない。大飯原発のある大島半島と、小浜湾をまたがり本土とを結んでいる橋も一本しかない。しかも老朽化で大地震には耐えられないという。つまり大地震が起き、橋が崩落したり一本道が不通になれば、大島半島の住民は逃げ場を失う。そこで放射能もれの事故が発生したら・・・。さらに、変動地形学が専門の渡辺満久・東洋大教授は、大飯原発敷地内の断層は活断層の可能性があると指摘している。その指摘を受けても、原子力安全保安院は調査もせずに「問題はない」と再稼動を認めた。大飯原発の再稼動は、やはりあまりにも無謀だ。さてバスは大飯原発のゲート前に到着。トンネルを越えた所に原発はあり、ここから見ることはできない。トンネル手前のPR館「エル・パーク おおい」も今日は休館。一週間前に新たに設置されたフェンスとガードマンが、入り口を塞いでいた。バスから降りた参加者は口々に訴えた。「原子力で火遊びをしないでくれ」「若狭湾は涙が出るくらい美しい。ここを福島の海のようにしたくない」「私は敦賀原発の定期検査で働いた。原発作業員がいちばん原発の危険性を身にしみて感じているはず」。抗議している間にも、関西電力や関連企業の乗用車、工事用車両が頻繁に出入りする。7月からの稼動開始に向け、急ピッチで準備作業が行われている模様だ。ある女性はガードマンに近づいて語った。「あなた方を責める気はありません。まっさきに被曝するのは作業員とあなた方です。原発を動かす電力会社の幹部は被曝しないところにいる」。そして小出裕章・京大助教の講演録などを手渡そうとした。ガードマンはやや困った表情で受け取りを拒んだが、やがて受け取った。トンネル前での抗議行動を終え、大飯町役場に移動。時岡忍・おおい町長に宛てた申し入れ書「人類に禍根を残さぬよう再考を」を手交するためだ。
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「医療機関債」詐欺で、大手マスコミでは報道されなかった医療法人理事長の素性と、事件背景

 6月半ば、「東日本大震災で不足している透析ができる病院の資金集め」などと称し、高齢者を中心に、「医療機関債」を10数億円集めた医療法人社団「真匡会」(東京都新宿区)の件が大手マスコミで報道された。同法人が唯一経営していた透析主体の病院「戸山公園クリニック」が5月末を持って実質、閉院に。それと同時に、取材に応じた同法人理事長は、「全国から13億円集め、一部返還したため、9億円あるはずだが、通帳には800万円しかないと聞いている」と他人事のようなコメント。集めた資金の大半が消えていることが明らかになったからだ。営業時、「国債や社債のようなもの」「預金のつもりで」などと多くの投資家はいわれていたようだが、そもそも「医療機関債」なるものは有価証券ではなく、したがって、金融商品取引法である程度、保護されている対象にも成り得ず、投資家は丸々大損になることはまず確実だろう。悪質極まりない詐欺事件だと思うのだが、大手マスコミ報道ではこの理事長の名は明かされず、また、どうして公的な性質を持つ医療法人で、こんなデタラメな資金集めが罷り通ったのか、その背景についての解説もされていない。そこで、以下、その理事長の素性を明かすと共に、本紙なりの背景についての見解を述べておく。
 2012年6月19日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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2012.06.19

大飯町テント村、再稼働反対運動の拠点へ――再稼働阻止福井バスツアー同行記<その1>

 野田佳彦首相は6月16日、4閣僚会合で関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた。前日には首相官邸前を1万人を越える市民が集まり、諸々の世論調査でも過半数が再稼動に反対するなかで行なわれた決定だ。民主主義の基本から考えても、「暴挙」といえる政治決断だろう。17日には福井県庁にほど近い、福井市中央公園で再稼動に反対する集会が開かれ、約2200人が集まった。再稼動に同意した西川一誠・福井県知事に対し、地元福井だけでなく、全国から反原発団体・個人が結集。福島の被災者をはじめ、80人にのぼる個人や団体が次々に登壇しアピールをおこなった。さて集会後、東京からバス6台でかけつけた「再稼働阻止福井バスツアー」の一団は、「ここまで来て大飯町にいかないわけにはいかない」と有志を募り、大飯現地にまで足を伸ばすことに。記者も急遽、同行取材することにした。その有志30数人は、「福島の女たちの会」、日本山妙法寺の住職、大学教員、敦賀原発で働いた経験のある方、あるいは最近反原発デモに参加したばかりの若者など様々。放射線量が高いため一時休校となった「沢入国際サーカス学校」(群馬県みどり市)の生徒の姿も。夕方、一団を載せたバスはおおい町へ。電源三法交付金によって作られたハコモノを眺めながら、おおい町総合運動公園に到着。この公園は「株式会社おおい」が管理・運営しているが、代表取締役を時岡忍・大飯町長がつとめる。
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2012.06.18

北島康介だけじゃないーー疑惑のタイ投資ファンドに、投資していた有名人 (第3回)

 本紙がスッパ抜いた、疑惑のタイ投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド(APF)」(本社=タイ・バンコク)に20名近くの有名人が投資していた事実ーー6月1日の記事ではAPFのどのファンドにいくら投資しているかまで記されたリストに載っている者、6月6日記事では顧客名簿に載っている者を報じた。ただし、前者のリストに載っている金額までは未だ公表してなかったので、今回はそれをスッパ抜く。『週刊新潮』は同じと思われるリストを元に、100M平泳ぎゴールドメダルストの北島康介は7000万円と報じた。7000万円といえば、一般庶民からすればとてつもない額だが、その北島よりもっと多く預けていた者がいた。ロックグループ・L'Arc〜en〜Cielのヴォーカリストのhyde、元プロサッカー選手の中田英寿、タレントの神田うの3名がそうだ。
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「T&Cホールディングス」の増資一部失権に(+「闇株新聞」にも徹底的に批判された松本弘樹氏)

 投資情報提供「T&Cホールディングス」(3832。JQ。東京都港区)の増資だが、6月13日が払込期日だった。しかし、発行となったのは1億1570万円のデット・エクイティ分だけで、肝心の残りの5億円近い現金は一銭も払込されなかった。一部失権というが、実質、払込はまったくされなかったといっていい。本紙はT&C株価の低迷と、引き受け価格の差額がありすぎることから、本当に払い込みされるのか懸念していたが、その通りになった。改めて、金融経済評論家・松本弘樹氏の責任が思い起こされるが、この実態を受け、いま話題の「日刊闇株新聞」も6月14日、松本氏のことを「新規参入『資本のハイエナ』の悪事」とのタイトルで報じている。そして、新たな資本のハイエナ=松本氏がやろうとしたが、「経験・ノウハウ・人脈・仁義すべてに欠ける」ことから、T&Cを「瀕死の上場企業」にしたと、徹底的に批判している。
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2012.06.17

大物仕手筋も関与ーー計画倒産して即、別会社で学生を募るトンデモ医系予備校

 医学部に特化し、万一、すべての志望校に不合格だったら授業料を返還する「合格保証」制度を設けていた医系受験予備校「アクト・シドウ会」ーーだが、この予備校はすでに存在しない。登記上はいまも存続している。だが、このアクト・シドウ会を経営していた法人「学習指導会」(旧モルフォシス。東京都渋谷区代々木)は、昨年10月31日に2回目の不渡りを出し、実質、倒産したからだ。ところが、その代表者で校長を務めていた福原信氏は、いまもその閉鎖された校舎と同じ代々木駅から程近いところで、まったく同じコンセプトの医系予備校を堂々と経営している。変ったことといえば、予備校の名前が「ACT(アクト)」となったぐらいか。債権者が、こう怒りの声を上げる。「計画倒産と思わないわけにいきません。例えば、2回目の不渡りを出して以降の昨年11月、ホテルで講習会を開き約160万円を請求されているのですが、その際、学習指導会の名前で後日の支払いを約束していました。むろん、支払いは未だされていません。これって詐欺じゃないですか? しかも、新会社の役員には、元山口組系組員でいまも有力組織の企業舎弟ともいわれる者の兄が就き、押しかける債権者に対応しているんですが、別会社だと開き直る始末(福原氏は学習指導会の方の取締役は、大株主=債権者=により今年3月解任されている)。こんな奴だと知ったら、こんな予備校で学ぼうという気になりますか?」。この福原氏は現在44歳。大手信用調査会社のデータによれば、福原氏は東京理科大卒後、実家の病院で事務長をやっていたが、その後、予備校に講師として勤務。その予備校は後に「エス・サイエンス」(5721。大証1部)に合併された。エス・サイエンスはニッケルの老舗だが、現在、学習塾も経営している。このエス・サイエンス、「東理ホールディングス」(5856。東証2部)と共に、近く東理社長に復帰するという福村康廣氏は、かつて学習塾経営の「修学社」「ウィン」という会社も傘下に収めていた。この両社も06年3月、エス・サイエンスに合併されるが、その際、エス・サインエスから「シドウ会」ブランドと、医系予備校の運営権を譲渡してもらい福原氏が始めたのが学習指導会の成り立ちだ。
 2012年6月17日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ



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