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2012.08.27

またファンド会社に野村證券OB関与

 本紙はこの7月28日、「兜町アンダーワールド」の連載において、全国キーTV局を脅かす2つのスキャンダルと題した記事を報じている。その後、一つは、「テレ朝」における看板番組「報道ステーション」を取り仕切る「古館プロジェクト」社長の闇金スキャンダルだったことを種明かししているが、もう一つも種明かししよう。現在、東京は上野の森美術館で「ツタンカーメン展」が開催され、連日、夏休み期間中の子どもたちで賑わっている。主催しているのは「フジテレビ」など。その開催のための一部資金は、特定のファンドによって集められている。そして、そのファンドに6億円ともいわれる資金を投じた大口(A社)がいた。誤解のないように断っておくが、フジテレビとの間には前述のようにワンクッションあるし、フジ側はそのA社(東京都渋谷区)の概要は知らなかったと思われる。だから、フジ側に直の責任はない。だが、A社側は資金を募る際の信用付けにフジテレビとシタンカーメン展の名を上げており、少なくともフジ側の道義的責任は免れないのだ。それに、A社が入居するビルに複数の政治結社が街宣をかけるなどした結果、現在はフジ側もそうした事実は把握している模様だ。さて、その6億円ともいわれる巨額資金は、A社傘下のB社(A社と同ビルに同居)から出資されているのだが、そのB社取締役に野村證券OBが就任、これまた信用付けと営業に一役買っていることがわかった。野村證券OBといえば、本紙でも既報のオリンパス、そしてAIJ投資顧問両事件でも登場。彼らがかつて在籍していた野村證券も増資インサイダーに関わっていたことはつい最近発覚したのはご存じの通り。呆れるばかりだが、またまたここでも登場していたのだ。B社取締役に就任していたのはM氏。調べてみると、86年大学卒業と共に入社。公開引受部などに20年近く在籍し、課長代理で辞めていたことがわかった。
 2012年8月27日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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