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2012.06.03

<主張>社会や株主をバカにした仰天人事ーーあの福村康廣氏が「東理HD」社長に復帰内定

 それにしても、驚きの人事だ。「東理ホールディングス」(5856。東証2部)は5月31日、福村康廣元会長を代表取締役社長に内定したと同社HPでIRした。6月27日開催の定時株主総会と取締役会を経て正式決定される。周知のように、福村氏は特別背任容疑で逮捕されたものの、昨年末に無罪が確定。これを踏まえ、東理HDは社内調査委員会を設けて過去の不適切な可能性のある会計処理を検討した。その結果、不適切なものもあると結論づけている。ところが、繰り返すように、刑事事件で無罪になったこと。そして、刑事で有罪にできなったものを、いくら民事は刑事ほどの厳格さはいらないとはいえ、刑事のように強制的に証拠を得られるわけではないので困難だし費用もかかるという意味不明の理屈で持って、民事訴訟は断念。そして、保全のために福村氏の自宅と東理所有株に付けていた担保を解除するという。それどころか、これまた繰り返すように、その福村氏を東理HDの代表取締役社長に復帰させるというのだ。要するに、刑事事件で無罪になれば何でもありというわけだ。だが、本紙既報のように、無罪=無実ではない。福村氏がやっていたこととは、上場企業の持つ増資という錬金術を最大限悪用することだった。引き受け先のかなりが自分や知人、関係先でも増資をやれたのは、有利な引き受け価格を設定、かつ増資前に株価が上がる材料を仕込んでおき、自分たちだけが売り逃げ。一般投資家に損を被せたからだ。その上、その増資資金の3割近くを手数料名目で福村氏のダミー会社に入れていた。こんなことを、上場企業のトップが、それも自分の会社でやっていたのだ。ところが、東理HDの現社長ら幹部は福村氏の部下で、福村氏はいまも東理HDの筆頭株主なので誰も文句をいえない。その結果、今回の復帰が決まったのだろう。しかし、こんなことを本当に許すのか!? これでは、株式市場にモラルなどまったく期待できなくなる。東京証券取引所はこの復帰を本当に認めるつもりなのか!? その判断の上で、本紙はまだ公表してなかった内部資料を以下に公表する。前出の社内調査委員会において不適切な会計処理ではないかと検討された大半は「今井輝彦」なる人物関係だった。だが、そこに出ている取引は実際のほんの一部に過ぎない。
2012年6月3日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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