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2012.04.17

『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第38回「総会屋媒体が健在だった30年前」

 2012年は〇〇の30年。さて何でしょう。30年前は1982年、この年に何があったかというと、ライターや編集界隈にはピンとくるかも知れない、そうです、総会屋追放の商法改正のあった年。そこで消えていったのが、いわゆる総会屋系の雑誌や新聞、特に『現代の眼』とか『流動』『新評』『日本読書新聞』なんてあたりは、新左翼系の文化人、評論家、活動家、ルポライターが活躍する媒体として賑わっていたのだ。面白いのは、革命や反権力を論じる文章の横に、三菱重工や住友生命、三井物産などの広告が載っているんだもん。まあ、おかげでその手の書き手(かつては「売文業者」とか「えんぴつ無頼」なんて言い方もあった)が食えたわけだし、基本的には何を書いてもよかったんだから、アバウトな良い時代だったと言えるかも知れない。もう一つ、思い出すのは新卒で就職を探していた頃、上に挙げたようなメジャーな雑誌以外でも、総会屋系の求人がそれなりにあってわしも何社が受けたんだ。あの頃(70年代後半)は、今みたいに3年生から就活なんてこともなく、卒業寸前までろくに会社訪問もせず(しかも留年してた)、もう就職といったら、新聞の求人広告頼りだった。まあ、普通の営業・セールスはやりたくないっていうと、業界紙記者やPR誌編集、下請けプロダクション(出版、テレビ制作、CM制作)、広告代理店の営業、なんてのを探すことになる。それこそビルのワンフロアどころか、マンションのワンルームみたいな規模のところが多かったが、倍率は結構高くて(1人募集に100人応募とかね)、しょっちゅう落とされた。そんな求人広告のなかで時々、「記者募集 新卒・未経験可 日刊紙 国際政治・経済・社会・文化 〇〇〇」なんてのがあったのだ。会社名は聞いたこともないのに、国際政治も扱う日刊紙ってのは何じゃらほいと、早速電話して面接に出向くと、新聞社にしてはやけに狭い。
 2012年4月17日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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