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2011.01.29

築地市場移転巡る疑惑の東卸理事選、賛否理事が同数に(伊藤理事長は落選)

 本紙既報のように1月28日、「東京魚市場卸協同組合(東卸)」の理事選(定数30)が行われ、豊洲への築地市場移転の反対派、賛成派それぞれ15名が当選した。理事選には35名が立候補。100名の総代が投票し、4票を得た4名は即、当選決定。そして3票が27名で、4票の4名を加えると定数を1名上回ることから、くじ引きで3票を得た1名が落選となった。その1名とは、奇しくも、本紙が追及している東卸を巡る重大疑惑の中心人物である移転賛成派の現・伊藤宏之理事長だった。これを受け、2月1日、理事長選がある。理事長は、今回選ばれた30名の理事の互選で決まる。
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2011.01.28

<主張>初公判ーー未だ「私は無罪」と主張する、SFCG元社長・大島健伸被告

 本紙で案内したように、1月27日、民事再生法違反(詐欺再生)などに問われている大島健伸被告(62)の初公判が東京地裁であった。検察側は冒頭陳述で、大島被告が社長を務めていた大手商工ローン「SFCG」の経営が悪化した08年9月ごろから、大島被告は社員に指示し、大島ファミリー企業(「白虎」など)にSFCGの債権を無償譲渡(虚偽登記)し、債権者やSFCGに損害を与えたと主張した。これに対し、大島被告は「私は無罪です。適正価格による債権譲渡です」と全面否認した。傍聴した関係者によれば、大島被告は白髪が目立ち、やせた感じがしたものの、裁判長をシッカリ見据え、無罪主張するその態度は堂々としていたという。だが、その裁判で大島被告の主張が通るとはとても思えない。本紙は、この事件を大手マスコミに先駆け、しかも内部資料をいち早く入手し詳しく報じて来た。今回、大島被告が罪に問われている大島ファミリー企業「白虎」への債権譲渡についてもだ。
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逮捕された「ホッコク」前社長と、疑惑のタイ投資ファンド「APF」との深い関係

 ラーメンチェーン「どさん子」などを経営するジャスダック上場「ホッコク」(東京都中央区)の吉田泰昌前社長が逮捕されたことは本紙でも既報の通りだが、その吉田容疑者と、本紙が徹底して疑惑を追及しているタイ投資ファン「APF」の此下益司会長が、極めて親しい関係にあることが関係者の証言などからわかった。吉田容疑者は個人的に、APFに資産運用してもらっていた可能性もあるという。それより何より、吉田容疑者はAPFのある投資案件で仲介していたというのだ。APFといえば、東証2部のゴム製品老舗「昭和ホールディングス」(千葉県柏市)の経営権を握ったことから一躍有名になったわけだが、その際、昭和ホールディングスの株取得には傘下の「明日香食品」(大阪市生野区)などのホールドカンパニー「明日香野ホールディングス」(同)を使った。
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2011.01.27

築地市場移転に賛成させるための「大謀略」ーー東京都と東卸理事長らを繋いだキーマン

 本紙は5回に渡り、東京都が強引に築地市場の移転を進めるなか、築地市場で働く者の代表として最も力を持ち、かつ、未だ唯一賛成に回っていない「東京都魚市場卸協同組合(東卸)」を懐柔すべく、東卸の最大の懸案材料だった借金の整理にかこつけ、伊藤宏之東卸理事長ら幹部6名に“アメ”を与えたのではないかとの疑惑につき検証した。ちなみに、都が強引に築地市場移転を進めることにつき、築地市場の反対派組合員の間では「石原(慎太郎)知事は豊洲への移転に拘っているのではない。築地市場から我々を何としても出したいということ。移転先ではなく、我々が出た後の築地市場を使用させる利権話があり、そのリミットが迫っているのでないか。だとすれば、いまの築地市場の立て替えがダメというのもわかる。何が何でも豊洲に拘るのも、新たな代替地を見つけるより早く移転でるからではないのか。(大手)マスコミがこれだけ重要な疑惑をまったくというほど取り上げないのも、この利権話に噛んでいるからとしか思えない」との見方が根強い。もっとも東京都、東卸は「築地移転問題と東卸の借金整理は別問題。時期がたまたま重なっただけのことで邪推」という立場だ。確かに、この東卸の借金整理を裏で東京都が画策したとの具体的な証拠はない。というより、東京都が画策していたのが本当でも、その証拠が残るようなヘマをするわけもないだろう。だが、両者を繋ぎ得るキーマンが存在したのは事実だ。
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<ミニ情報>みずほ銀事件の共犯で逮捕された「ホッコク」前社長の別件疑惑

 本日、元みずほ銀行築地支店課長代理らによる融資名目の詐欺事件共犯容疑で、ラーメンチェーン「どさん子」などを経営するジャスダック上場「ホッコク」(東京都中央区)の吉田泰昌前社長(41)が、東京地検特捜部に逮捕されたのは大手マスコミ既報の通り。これを受け、ホッコクは本日、同社HP上に「本件は当社とは全く関係がございません」とのIRを出している。
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2011.01.26

本紙「小沢一郎『強制起訴』決議、検察官意見聴取は議決前にされたのか!?」を、平野貞夫氏が“追認”

 平野貞夫氏(75)といえば、参議院議員を2期務め、小沢一郎元民主党代表の「懐刀」と言われたこともあるが、同時に、いまや数少なくなった永田町の良識派で通っている御仁だ。その平野氏はネット上で「永田町漂流記」というHPを持っているが、そこに1月24日に書いた「『日本一新運動』の原点(38)── 小沢氏の国会招致には絶対条件がいる」が関係者の間で話題になっている。その核心部分を転載する。「第5検察審査会が行ったといわれる2回目の起訴議決は、法定要件を満たしていない可能性があり、ぜひとも事実関係を解明する必要がある。検察審査会法によれば、検察審査会は、2回目の議決の前に不起訴の理由の説明を、検察官から受けなければならないことになっている。特捜部副部長の斉藤検事が、第5検察審査会に説明に行ったのは、9月14日以降という信頼すべき情報がある。私たちの調査では、斉藤検事が地検の玄関で出会った知人に、『これから第5検察審査会に説明に行く』と話したとのこと。この情報を第5検察審査会に確認しても情報を開示しない」。本紙は昨年10月27日、「小沢一郎『強制起訴』決議、本当に検察官意見聴取は議決前にされたのか!?」というタイトル記事を報じている。平野氏が指摘する「斉藤検事」とは、むろん、本紙のこの記事中の「斉藤隆博」東京地検特捜部副部長(当時)のことだ。検察、自民党と一体となった検察審査会は、小沢氏の再度の民主党代表就任→首相の道を何としても潰したかった。そのため、昨年9月14日にあった民主党代表選の同日直前に議決し、もし、小沢氏が代表に選ばれれば強制起訴になる人ということで、代表辞任を余儀なくさせるつもりだったのではないか。だが、そのためには日程的にきつかった。そこで、斉藤検事からの意見聴取を9月14日より後にアリバイ的に行った疑惑があると本紙は問題提起した。むろん、その疑惑を呈するだけの裏づけがあったからだ。だが、この時はほとんど話題にならなかった。ところが、ここに来て、平野氏という永田町の重鎮も、信頼すべき同様の情報を得ているとして、その真偽を国政調査権を使ってやれと言っているのだ。吹けば飛ぶようなミニマスコミの本紙なら、疑惑が晴れた場合、謝れば済む。だが、永田町の重鎮の平野氏だけに、その言葉は格段に重い。もっとも、繰り返すように、本紙とて決していい加減な根拠で書いているわけではない。
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2011.01.25

<ミニ情報>あの「SFCG」大島健伸元社長の初公判、いよいよ1月27日に

 昨年6月16日、警視庁捜査2課に逮捕され、7月、民事再生法違反で起訴された大島健伸「SFCG」元社長(62)の初公判がいよいよ1月27日(木)に開かれる。開廷は1時半。12時50分ごろ、一般傍聴者の抽選が行われる。かなりの高倍率の抽選となるはずだ。大島被告は無罪主張の意向で、弁護人は「詳しい主張は公判で明らかにしたい」としているから、どんな主張を展開するのか興味深い。
2011年1月25日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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関係者が証言ーー旧「明治建物」の脱税疑惑

 上場していた「アトリウム」や、ジャスダック上場「NFKホールディングス」にも食い込んでいた不動産会社、旧「明治建物」(現「FIELD」。大阪市天王寺区)に1月14日、破産開始決定が出たことを契機に2度に渡り記事にしたら、重大な疑惑情報が関係者から本紙にもたらされた。明治建物は巨額の脱税をしていると、ある取引先関係者が証言したのだ。明治建物は、東京は表参道ヒルズ裏手の一部地上げを下請けで行ったP社(東京都千代田区)との間で、11億8000万円支払うとの業務委託契約書を結んでいた。07年8月のことだ。だが、実はこれ、明治建物がP社の実印などを預かり、P社の知らないところで勝手に作成したものだったというのだ。なぜ、そんなことがわかったかというと、09年4月、明治建物に国税調査があり、その反面調査でP社にも調査があったからだという。その後、呼び出しを受けたP社社長は税務署に出向くのだが、その直前、明治建物の常務と顧問税理士から、勝手に契約書を作ったことを告げられ、口裏合わせを依頼されたというのだ。
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山本譲二らを広告塔にしていた詐欺投資会社首謀者に、同様の前科

 本紙でも大物演歌歌手・山本譲二との絡みで取り上げた、高齢者を中心に計約90億円を騙し取ったとして、1月15日に社長らが詐欺罪で警視庁生活経済課に逮捕された投資会社「ベストパートナー」(東京都港区)の首謀者に、同様の犯罪の過去があったので追加報告しておく。なお、山本譲二らがこのベストパートナーの顧客専用のディナーショーを赤坂プリンスで開催していたとの元幹部社員の証言を紹介した際、その時期について書いてなかったので報告しておくと、それは3年ほど前とのことだ。さて、首謀者というのは、会長の神崎勝容疑者(65)。もっとも、ベストパートナーの活動期間はごくわずかで、前身の「グローバル・パートナー」(港区)の謄本を取っても神崎容疑者の名前は出て来ない。どうやら、過去があるため、自分は表には出ていなかったようなのだ。
2011年1月24日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2011.01.24

築地市場移転に賛成させるための「大策略」ーー未だ東卸理事長らは「念書」書かず、報告もせず、疑惑はますます濃厚に

 本紙で4度に渡り報じて来たこの疑惑、詳細は過去記事をご覧いただきたいが、ひさしぶりの追加報告なので、改めて、ごく簡単に振り返っておく。深刻な土壌汚染が発覚したにも拘わらず、石原慎太郎東京都知事が強行している“都民の台所”を預かる築地市場の豊洲への移転計画ーー大手マスコミの報道を見ていると、もはや決定のようにも思えるが、決してそんなことはない。というのは、築地市場では5主要団体組合員が働いているが、そのなかで最大でもっとも力を持っているのが「東京魚市場卸協同組合(東卸)」だ。そして、この東卸だけが未だ豊洲移転にOKを出していない。来る1月28日、その東卸の理事選が行われる(そこで選ばれた理事から後日、理事長が選ばれる)。そこで賛成派が多数を取れば、東卸もOKを出すことになるが、これまでは賛成、反対がほぼ互角だった。だが、1月28日の理事選では賛成派が多数を取るとの見方もある。というのは、この間、理事長と常任理事のトップ計6名が長年の懸案であった東卸の巨額債務問題を解決したとされるからだ。東卸は一部組合員に貸し付けた事業資金が焦げ付き、09年2月末段階で資産約23億円、負債約35億円で、約12億円の債務超過だったとされる。ところが、理事長らが奔走し、特定調停の結果、銀行への債務約17億円を免除してもらい、借金が無くなったという。しかし、その直後、不可解な事実が発覚した。この借金整理のための約13億円の支払いの一部は、組合員への貸付債権約26億円を「マーケットプランニング」なる会社に1億5000万円で譲渡することで工面した。ところが、驚くなかれ、そのマーケット社の株主は前出の東卸の伊藤宏之理事長以下5名の常任理事だったのだ。しかも、この1億5000万円という譲渡価格は破格の安値だった可能性があり、だとしたら、回収で1億5000万円の元を取るだけでなく、多大な利益が伊藤理事長以下6名の理事の懐に入ることになる。要するに、東卸トップら懐柔のための“アメ”ではないかという疑惑だ。もっとも、伊藤理事長らはこうした疑惑を招かないため、当時、それなりの言い訳をしていた。その一つは、マーケット社の資金回収が債権買い取り価格の1億5000万円を超えたら、「私たち出資者は一切その利益に関与する気は全くございませんので、確認の意味が必要であればですね、その旨の念書を入れることもやぶさかではないと」(昨年6月7日の東卸理事会の席での伊藤理事長の発言。「議事録」より)というものだった。
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2011.01.23

クレディセゾン、アトリウム、NFKホールディングスとの関係ーー旧「明治建物」が破産手続き開始決定(続き)

 前回、1月14日に破産開始決定が出た旧「明治建物」(現「FIELD」。大阪市天王寺区)に関して報じた、その負債総額が数十億円程度ということはないのではないかと報じたが、言葉足らずだったので、追加報告しておく。前回、報じたように、明治建物は東京は表参道ヒルズ裏手の地上げを行っていたが失敗した。その他の多くの地上げ失敗も含めると、その負債総額は軽く数百億円はあるはずだ。明治建物には自己資金はなく、その地上げ資金は借り入れ。ところが、そのメーンが不動産ファンドや、親会社だった「クレディセゾン」の不動産融資保証をしていた「アトリウム」だったのだが、借り入れする際、その債務を負うのは、この地上げ用に設立した特別目的会社(SPC)なので、明治建物の負債にはカウントされない。しかも、アトリウムは利益を挙げるため、旧明治建物のようなたくさんの“危ない”企業を相手にした挙げ句、巨額負債を抱え、東証1部上場廃止、親会社クレディセゾンが完全子会社化した(09年度決算、クレディセゾンは多額の引当金計上により約556億円の大幅赤字に)ことも前回述べた。
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<新連載>元「フライデー」名物記者・新藤厚の「往事茫々日記」第11回 日本の価値~タイガーマスク現象~後藤忠正」

 正月以来、断続的に列島に居座る寒波が今年はことのほか厳しい。この数年、北半球は寒冷化しているという説を裏付けて、温暖化論者が大人しくなったのは歓迎する。IPCCもUNFCCCも不安を煽るインチキ商売のようで虫が好かない。世に誤謬を疑わないドグマチズムほど傍迷惑なものはない。それも「地球にやさしく」なんて莫迦気たことを平気で口にするエコ人種ほど最悪なものはない。佐久平も最高気温が氷点下の真冬日がつづく。大気は凛として澄み四辺冠雪の山稜は刃のようにエッジが鋭く美しい。とはいえ、冬の暮らしは寒貧老人には厳しい。終日電気炬燵にもぐり込み読書と惰眠、怠惰な「冬眠」と変わりのない生活である。ほとんど「寝たきり老人」の有様である。田舎にはぢっと堪え忍ぶしかない季節もある。関心事といえば高騰する野菜と灯油代ぐらいだ。まだ半分、正月ボケがつづいている。その間デイサービス施設でプール歩行のリハビリだけはつづけている。ときに「老人ヨガ教室」にも参加する。ここで腹式呼吸を鍛錬する。鶴のポーズで蹌踉めいても「断行・捨行・離行」について想念する。「断捨離」もまた老人の得意技である。いまのところ徒歩一〇分のスーパーまでは転倒もせず縒れずに歩いていける。ボケは順調に進行している。幻覚、幻聴には親和した。この与太記事も「それ、前に書いてますよ」という記憶の失調がままある。老人力も月並みについてきたのだ。いい塩梅にすがれてきているのである。老い先はみじかい。また今週の「うちよみ」から書く。久しぶりに正統派のハードボイルドを読んだ。マーク・ストレンジ『ボディブロー』。昨年のエドガー賞ペーパーバック賞受賞作。
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