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2011.06.09

<*連載*渡辺正次郎の芸能界を斬る!>「第145回 田中実、上原美優ーー死を選ぶ芸能人よ、仕事が途切れても希望を捨てるな!」

 4月25日のイケメンで中堅人気俳優の田中実(44)が妻と高2の長男、中2の長女を置いて首吊り自殺した衝撃が癒えない5月12日、今度は貧乏子だくさん家庭を売りにしたタレント上原美優(24)がやはり首吊り自殺をしているのを交際中の男性に発見された・・・。一般の人たちはテレビ画面で楽しそうにしている芸能人の姿しか目にしません。ですが、たまにしか顔が見えない、この数年、まったく顔の見えない芸能人の数の方が圧倒的に多いのです。その彼ら、しかも一時、八面六臂で活躍した芸能人がパタっと消えて行く。これが芸能界です。売れる、売れなくなるサイクルが非常に激しくなったのは、テレビ局の要求で私生活を切り売りする芸能人が多くなったからです。演技派の田中実さんは(奥さんがパートに出ていたということは生活が苦しかったのでしょう)ともかく、上原さんのように少子化の時代、想像もできない10人家族のてんやわんやは視聴者からは面白いです。ところが、こうしたタレントは全テレビ局のバラエティ番組を二巡、三巡すればすぐに飽きられてしまいます。演技のできるタレントに脱皮しようとしても、テレビ局はそれを求めず、認めず、自虐ネタを押し付け、嫌がれば番組に呼ばず、次の面白い新人を登場させるだけです。忙しさに振り回され一年が過ぎ、二年が過ぎ、スケジュールに空きが出ると不安が心に忍び寄ります。なぜ仕事が減ったのか、去年まで毎日、二つ三つの仕事があったのに・・・今日は二つに・・・明日は一つ・・明後日は空白。もう仕事が来なくなるのでは・・・キャラクターが嫌われてしまったのか・・・なぜ自分はもっと違う番組に出演できないのか・・事務所が悪いのか?自分が悪いのか・・・分からなくなるものです。
 2011年6月9日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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