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2010.10.12

<主張>小沢一郎疑惑に見える、制度疲労を起こしている特捜部の捜査

 いまさらながらだが、ついに強制起訴になった小沢一郎元民主党代表の疑惑につき、どうしても伝えておきたいことが出て来たので記す。そもそも東京地検特捜部が小沢氏の政治資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反容疑で動いたのは、その不記載そのものが問題というより、購入した東京都世田谷区の土地代金の原資は小沢氏がゼネコンなどからもらったワイロ(裏金)の一部が充てられており、そのため当時、陸山会の事務担当だった石川知裕秘書(当時。現・衆議院議員)は小沢氏から現金4億円を受け取りながら、その事実を政治資金収支報告書に記載しなかったのではないか、との読みから始まっているのは周知の事実だろう。ところが、真相はどうやらこういうことであるようだ。陸山会は問題の土地を購入しようとした。ところが、当時、陸山会は購入するだけの資金(3億4000万円)がなかった。そこで、一時的に小沢氏から4億円借りて支払った。その後、他の小沢氏の政治団体から不足分を陸山会に入れ、4億円の定期を組み、それを担保に4億円融資を受け、それを小沢氏に返した。つまり、小沢氏からの借入は“つなぎ融資”というものだった。それだけのこと。石川氏は小沢氏から一時的に借りた現金4億円の記載をしてなかったとされる。しかし、政治資金収支報告書は「単式簿記」(そもそも貸借が一致しなくてもいい特殊な記載。対して「複式簿記」の場合は記載しなければならないし、貸借も差し引きゼロにならなくてはならない)で、つなぎ融資の事実まで記載しなくていいのだ。その知識は石川氏もなく、逆に記載する必要がないのに、収支報告書に記載しているものもある(銀行から融資を受けた4億円。これは小沢氏への返済資金だから)。要するに、特捜部は簿記の知識がないまま、誤った認識の元に、架空のストーリーを描き、それがまた大手マスコミにリークされ、裏金資金投入がさも既成事実のように世間に流布したようなのだ。この簿記会計の指摘は、数ヶ月前に出版された書籍『特捜神話の終焉』(飛鳥新社)において、元検事で弁護士の郷原信郎氏と、キャッツ事件で逮捕された元公認会計士・細野祐二氏の対談のなかでかなり詳細に指摘されている。
2010年10月12日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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コメント

小沢一郎包囲網は、金融ユダヤ人の雇った似非右翼やくざとチンピラ

検察・検察審査会の背後の汚い黒幕は、小沢さんを有罪にはできないし、するつもりもないのです。小沢さんを被疑者扱いにして長い間裁判に縛り付け、政治活動ができないようにするのが目的です。長い法廷闘争の後に、小沢さんは無罪を勝ち取る。だが、それ迄には長い時間を必要とする。その隙に、裏社会は大規模な計略をさっさと行使して、日本と世界を自分たちの思うカタチに改悪してしまおうと企んでいるのです。

小沢さんを縛りあげて身動きとれないようにして、悪事を働こうというのです。さあ、どうすればこの事態を打開できるか?考えましょう。さまざまな手法を。一つでなくていい。勿論、第一義は情報拡散。小沢さんを助けるのも一計だけれど、小沢さん以外の身動きの取れる政治家をあと通しするのも、小沢さんを側面援助することになる。戦いはこれからです。

以下、週刊金曜日にしてはまともな記事からの抜粋です。

●検審「起訴議決」で小沢氏に辞職を迫るメディアの不見識(1/2) 週刊金曜日 10月11日(月)15時58分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101011-00000301-kinyobi-soci

●ジャーナリスト、魚住昭氏
「検察審査会の結論(起訴議決)はどうってことない、というのが私の正直な感想です。政治資金規正法違反といっても、土地売買の収支報告書への記載が年をまたいでいただけだし、登記日を売買完了日と考えると違法ですらない。そんなことまで小沢さんが指示しているのでしょうか。弁護士がしっかりしていれば結論は無罪となるでしょう。検察が起訴しても判決が確定するまでは推定無罪が原則。検察が起訴できないと判断した小沢さんの事件ではさらに無罪となる可能性が高いのに、小沢氏を批判するのは法の趣旨を理解していない言論だと思いますね」

●元東京地検特捜部検事の郷原信郎さん(弁護士)
「政治資金規正法の解釈自体がおかしいのではないでしょうか。第一義的に虚偽記載に問われるのは会計責任者です。小沢さんが罪に問われるには、明確な関与や指示がないといけない。そこがはっきりしないから検察は二回にわたって不起訴としたのです」


投稿: 山岡ファン | 2010.10.12 12:44

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