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2010.05.29

<書籍紹介>『憚りながら』(後藤忠政・宝島社)--創価学会との関係を暴露

 2008年10月、山口組から「除籍」処分を受けた有力2次団体「後藤組」組長だった後藤忠正(本名)氏が出した本となれば、当然ながら、引退に至る真相が書かれていないか気になるところ。当時、6代目執行部に対する批判が起き、多くの組が取り潰され、後藤氏の動向もいろいろ取り立たされていた。だが、本書で後藤氏は、『週刊新潮』に芸能人を集めて誕生会を開いたことを書かれたこと、月1回の山口組定例会に度々欠席していたことに触れているだけだ。一方、後藤組といえば、「伊丹十三襲撃事件」が思い出される。92年、映画監督の伊丹氏が後藤組組員に襲撃され、顔面などを刃物で切られ重傷を負った。民事介入暴力を描いた映画『ミンボーの女』に対する報復だった。この件につき、後藤氏は組員が勝手にやったことと述べるだけでなく、「ヤクザとしてのプライドを持っている者なら、誰がやってもおかしくないと思っていた」「ヤクザの社会では拍手喝采」とまで言い切っている。現在、得度したという者の言葉とはとても思えないが、そんな本書でも見るべきところはある。創価学会について1章分割き、かつてやった裏仕事(学会の墓苑造成反対住民を襲撃するなど)について暴露。そして、池田大作名誉会長について、「一番の悪はやっぱり裏で“汚れ仕事”させといて、表では善意に満ち溢れた教祖サマ面している、池田大作」と述べている。
2010年5月29日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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