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2010.05.05

<書籍紹介>化学・医学界が“封印”したビタミンCの脅威の威力

 ビタミンC--一般の方が聞いても、その効能は「肌がきれいになる」美容効果ぐらいという認識かも知れない。ところが、実際にはカゼを防ぎ、さらにはがんにも効くという。加えて、重症のインフルエンザ、輸血後の肝炎発症防止、脳梗塞、心筋梗塞にも効くというのだ。それも毎日、飲むだけでかなりの効果が期待でき、しかもビタミンCは極めて安価に入手できる。その衝撃の事実を書いた書籍『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社+α新書)がつい最近、出版された。著者は、常に一般人の目線に立ち、本紙でもタミフルの効き目への疑問、抗うつ剤の危険性などを警告してくれた生田哲元米イリノイ工科大学(化学科)助教授(薬学博士)。実はビタミンCのこの脅威の効能は1970年代、ノーベル賞受賞生科学者であるライナス・ポーリング博士によって発表され、米国ではビタミンCブームが起きたという。だが、ほどなくそれらを否定する論文が次々と発表され、ポーリング博士の説は否定された。もっとも、その説・療法は細々ながら引き継がれ、2005年、NIH(米国立衛生研究所)のマーク・レビン博士のグループが、ビタミンCががん細胞を殺すことを証明する論文を発表したことでポーリング博士の正しさが証明され、すでに2010年現在、米国では1万人以上の医師ががん治療にビタミンCを利用しているという。著者の生田氏は、本書でこう記している。「ビタミンC療法が効果を上げれば、医療関係者(医師、製薬業界、栄養士)にとっては大きな脅威となります。実際に、この三者の業界団体は、ビタミンCは危険であるとくり返し主張し、ビタミンC療法の信頼を落とそうと懸命に働きかけてきました」ーー。
2010年5月5日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ


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