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2010.04.11

<書評>『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』(堤未果。岩波新書)

 約2年を経て出された堤未果氏の本書、映画などでは“続編”は第1弾より劣るのが常識だが、本書は例外といっていい。第1弾では、米国の行き過ぎた市場原理主義の結果、現れた個々の現象を取り上げていた。ハリケーン・カトリーナ被害の現場、貧困層に拡がる肥満児童、医療難民、サブプライムローン問題、貧困層の志願兵問題なのだ。これに対し、本書はさらにこの問題の核心に突っ込み、「キャピタリズム(資本主義)」よりむしろ「コーポラティズム(政府と企業の癒着)」が米国、そして世界を飲み込もうとしていると警告する。具体的には学資ローン、企業年金、医産複合体、刑務所の巨大労働市場化などだ、第1弾との間に米国ではオバマ大統領が登場したが、ほとんど「チェンジ」が見られないのは、このコーポラティズムのためだという。
 2010年4月11日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ



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