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2009.10.31

書籍『特命回収』が指摘する、SFCG「破綻、もう一つの遠因」=笠間良の正体

 この作品(著者・倉澤遼=元SFCG社員。宝島社)、小説の形態をとっているものの、経営破たんした元大手商工ローン「SFCG」の“素顔”を暴露した実録モノということで関係者の間で注目を集めている。なかでも特に話題を呼んでいるのが、242頁から、「破綻、もう一つの遠因」とのタイトルが付いている一章分の主役として登場する小説名「笠間良」の行為。不動産業界では、ワケありの安値物件を、エンドの大手不動産会社に渡すまでに、その物件の“履歴”を消すため、表向きはまともに見える会社の間を次々と転売させることがある。それを行うのは、暴力団であることが多い。SFCGで重要なポジションにいた笠間は、暴力団の息がかかっていることを知りながら、そんな3社に融資をセッセと行い、自分の融資実績を上げただけでなく、バックリベートまでもらい、私服を肥やしていたという。そして、この件はSFCGで実際にあったことで、笠間は実在するとされるからだ。
 2009年10月31日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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ゆうちょ銀行社長に内定した高井俊成氏の汚れた過去ーー丸石自転車架空増資事件との深い関わり詳報

 10月28日、西川善文氏の後を継いで日本郵政の社長に就任した斎藤次郎氏は同日の記者会見で、副社長に就いた高井俊成氏(63)をゆうちょ銀行社長にする考えを明らかにしているのは大手マスコミ既報の通り。だが、この人で本当に大丈夫なのか? 高井氏、元日本長期信用銀行(現・新生銀行)常務ということで紹介されているが、日長銀といえば杜撰な経営で破たんし、外資に超格安で売り飛ばされた元国策銀行。そして高井氏は、その経営破たん(98年10月)直前の(97年6月末)最後の役員31名のうちの1人。そのため、31名全員経営責任を取って退職金をもらえなかった。それどころか、このうちの14名が後の経営陣や株主から損害賠償請求を起こされている(その1人である元副頭取・上原隆氏は自殺している)。幸い、高井氏はその対象ではなかった。そして、サラ金大手だった「三洋信販」(現在、実質、プロミス傘下に)の顧問に就いていたこともある。
だが、その高井氏にはさらに問題と思われる過去があった。それは、事件屋に食い物にされ、東証2部上場廃止(04年5月)になった「丸石自転車」との関わりだ。その上場廃止、事件化の直前、事件屋がすでに入り込み、丸石の資産を食っていた渦中の03年8月から04年2月まで高井氏は丸石自転車の監査役の地位にあったのだ。当時の就任時の肩書きを見ると、「高井経営研究所」代表となっているから、同姓同名ではなく、今回、日本郵政の副社長に就任した高井氏と同一人物であることは間違いない。
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2009.10.30

中澤秀夫公認会計士の脱税容疑で、あの川上八巳被告を東京地検特捜部が事情聴取

 海外逃亡中の中澤秀夫公認会計士ーーその行方を掴む目的もあって、東京地検特捜部がこの10月14日、大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」など関係先を強制捜索したのは本紙でも既報の通りだが、それに続き、つい最近、特捜部はあの川上八巳被告を任意ながら何度も呼び、中澤容疑者の件で事情聴取を行っているという。川上被告といえば、ヘラクレスに上場していたIT系企業「ビーマップ」の株価操縦容疑(証取法違反)で罪に問われ、この9月9日、一審判決が出たばかり。ただし、懲役1年6月、追徴金2億4533万2500円ながら、3年の執行猶予付きだったことから、検察側はこれを不服として控訴している。とはいえ、これまで中澤容疑者と一緒に仕事をしていたとか聞いたことがない。しかも、東京地検が事情を聞いている件には、東邦グローバル絡みで登場している沢田三帆子氏も関係しているという。いったい、何の件なのか?
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2009.10.29

<心声天語>(158)一葉落ちて天下の秋を知る

秋になった。実りの秋、祭りの秋…秋は暑く寒くもない、過ごしやすい季節だ。「四季の歌」の歌詞に、『春を愛する人は 心清き人~』『夏を愛する人は 心強き人~』『秋を愛する人は 心深き人~』『冬を愛する人は 心広き人~』とある。“心深き人”…秋が「哲学の季節」といわれるのも、なんとなくわかるような気がする◆「一葉落ちて天下の秋を知る」という言葉がある。これは前漢の時代、淮南王の劉安が著した『淮南子』という書物に出てくる「一葉落つるを見て、歳の将に暮れんとするを知り、瓶中の氷を見て、天下の寒きを知る」という言葉だ。その後、「文録」に唐人の詩として「一葉落ちて天下の秋を知る」と載った◆『淮南子』での、「一葉落つるを見て、歳の将に暮れん~」という意味は、小さな現象から根本を悟らねばならぬということだが、その後はむしろ、小さな兆候から“衰え亡びようとする形勢”を察する喩えに、用いられている。坪内逍遙の「桐一葉」は、片桐の桐をとると同時に、豊臣家の衰亡の意をこめている◆味をみる場合、全部食べなければわからないということはない。小皿にとって一口食べるだけで、全体の味がわかる。また、湿気を吸わない羽と、湿気を吸う炭とを秤にかけると、空気が乾燥しているか、湿気があるか、を知ることができる◆今年の日本の秋は、「新政権がスタートした秋」だ。新政権が発足して一ヶ月半、今のところ高支持率を維持している。しかし…発足の当時の期待感は、段々と薄れてきた。新政権の、最近の言動を見ていると、衰え亡びようとする兆候が見え隠れしている。一葉落ちて秋を知るのもいいが、秋の次には「冬」が控えていることも、忘れないように。(和光)
 2009年10月29日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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「トランスデジタル」「タスコシステム」「春日電機」などを手玉に取った黒幕の正体

外食チェーン店を展開していた元ジャスダック上場の「タスコシステム」、同じくジャスダックに上場していたIT系の「トランスデジタル」、そして東証2部に上場していた電機機器メーカー「春日電機」--この3社とも昨年から今年初めにかけて上場廃止になったわけだが、その危機の最中、足元を見て、実質、不当な高金利で融資。それだけでなく、あくまで担保に取った同社株を勝手に売り払い、株価急落を招くなど、逆に経営危機をなおさら深刻化させるなど、やりたい放題した疑惑が出ているグループが存在する。本紙でも、過去、仕手筋など、こうした疑惑の複数のグループを実名で告発して来たが、未だこちらは取り上げたことがなかった。とはいえ、実はそのグループ会社の1つを偶然ながら、社名は伏せていたものの今年7月28日、 「『トランスデジタル』上場廃止の引き金になった手形を差し入れた人物」なるタイトル記事で一度だけ取り上げたことがあった。その会社とは……。
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2009.10.28

「東京理科大学」改修校舎現場への発砲事件の背景

 10月21日朝、「東京理科大学」は、神楽坂キャンパスの改修工事中2号館校舎前の路上で、拳銃のようなものと薬莢3個が見つかったとして、警視庁牛込署に通報した。改修校舎を囲んでいる鉄板に銃弾が撃ち込まれたような跡が数カ所あり、同署は銃刀法違反の疑いで調べているという。この事件に関し、当局が一つの可能性として視野に入れている見方が漏れ伝わって来たので、以下、報告しておく。それは、今年初めに発生した別の銃撃事件との絡みからのものだった。
2009年10月28日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.10.27

「INAX」疑惑が、東証1部自動車部品メーカーにも飛び火

 指定暴力団・山口組関係者が代表を務める人材派遣会社と取引する(その代表逮捕後、取引を停止)など、東証1部「住生活グループ」が親会社の、衛生陶器やユニットバス製造・販売大手「INAX」に関する数々の疑惑ーー。前回記事でお伝えしたように、住生活グループは外部の弁護士に依頼し、この9月、疑惑が集中している「上野緑工場」などがある三重県伊賀市の現地調査を行ったが、まだ結論は出ていない模様で、この件は追って報告するつもりだが、このINAXの疑惑、ここに来て、別のわが国を代表する東証1部の自動車部品メーカーにも飛び火する動きを見せている。というのは、疑惑のなかには、INAX上野緑工場から出る産業廃棄物を、癒着が指摘されている現地企業(今回の現地での聞き取り調査の指定場所に、上野緑工場と共になっていた)が不法投棄していた件もあるのだが、その疑惑は、この自動車部品メーカーとの間にもあったからだ。
2009年10月27日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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押尾事件のとばっちりを密かに恐れる「角川春樹事務所」

 押尾事件の“第2幕”といってもいいであろう、保護責任者遺棄罪の捜査は、いつの間にか無理との観測が拡がっている。当初は、MDMA使用による麻薬取締法違反の押尾学被告の初公判前までには何らかの動きがあるといわれていたが、何もないままその10月23日を迎え、押尾被告は容疑を認め、検察側は懲役1年半を求刑したのはご存知の通り。さて、その押尾事件と「角川春樹事務所」との接点、意外に知られていないようだ。押尾事件では、ジャスダック上場のパチンコ・パチスロ機販売大手「フィールズ」の山本英俊会長が押尾被告のタニマチということで注目を浴びただけでなく、保護責任者遺棄罪の捜査では事情を知り得る立場にいるとして当局が山本会長を事情聴取するとの観測も盛んに流れた。一方、押尾被告は今回の事件前まで東証1部「エイベックス・グループ・ホールディングス」傘下所属で、保護責任者遺棄罪の捜査では、現場に居合わせたエイベックス社員も逮捕されるとの観測も出ていた。そして、角川春樹事務所は、このフィールズ、エイベックス共に極めて親しい関係にあるからだ。
 2009年10月27日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.10.26

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(243)浮上して来た折口雅博元GWG元社長の蓄財手口

  いま、東京地検特捜部が捜査している、海外外逃亡中の中澤秀夫公認会計士との絡みでも何かあるのでは、と囁かれている旧「グッドウィル・グループ」(GWG)社長だった折口雅博氏だが、人徳の無さ故だろうか、ここに来て、犯罪にも抵触する可能性がある、過去の蓄財の具体的な手口が、関係者の口から漏れて来ている。すでに当局も関心を持っている模様。GWGの子会社だったコムスンのグループ会社を巡ってのことだ。
 2009年10月26日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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<心声天語>(157)汝の敵を愛せよ

 27年前に娘を殺された実父が、男を使ってドイツ人容疑者をドイツからフランスへ誘拐させ、ロープで縛った状態で放置する事件が発生、仏の警察は、裁判所前で同容疑者の身元を確認し、逮捕した。最愛の娘を殺された父親の、敵討である◆古今東西、敵討ちは世界中で行われてきた。日本では「忠臣蔵」が有名だ。元禄14年、江戸城で赤穂藩藩主・浅野長矩が吉良義央に切りつけた。浅野は切腹、吉良はおとがめなしとなった。この結果を不満とする赤穂藩浪士47人が吉良邸へ討ち入り。その後赤穂浪士たちは切腹となった。命をかけて藩主の敵を討った赤穂浪士たちの“義”は、美談として語り継がれてきた◆日本には「江戸の敵は長崎で」という言葉がある。また、肉親の敵討ちは称賛され、罪に問われなかった。そればかりか、親の敵討ちができない後継ぎは「お家断絶」であった。「仇討ち禁止令」が発令されたのは明治になってからだ◆「目には目を」という言葉がある。これは、「やられたら、それ以上にやり返せ」という意味ではなく、目をやられたのに命までとるのは“やりすぎ”という意味で「目には目を」である。人間の感情の中で最も“激情的”な感情は、「嫉妬心」と「復讐心」だ。とくに復讐心は、復讐する相手以上の罪を自分が犯すことになる◆カトリック文化圏の欧米社会では、「罪を赦し」「汝の敵を愛せよ」となっており、敵討ちは否定的だ。戦後、連合国総司令部は復讐運動の高まりを恐れ、「忠臣蔵」の道徳観は民主化の妨げになるとして(復讐の物語のため)それを題材にした作品の公演、出版等は禁止されたぐらいだ◆日本は米国を“敵”として戦った。しかし、その敵を今では愛しすぎるほど愛している。まさに、「汝の敵を愛せよ」である。(和光)
 2009年10月26日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.10.25

俳優・坂口憲二の父・坂口征二が設立した「坂口道場」閉鎖の裏事情

 元プロレスラーで、「新日本プロレス」の元社長でもある坂口征二氏(67)が2004年10月、自宅に近い東京都狛江市に設立した「坂口道場」が今年6月末を持って閉鎖されたのをご存じだろうか。約1年前に続けてオープンさせた横浜の道場の方は、現在も存続している。だが、狛江市の方の50畳の柔道場、30坪のレスリング場、ウエートトレーニング場完備の規模とは比べようもない小規模なものだ。『週刊新潮』記事によれば、次男で俳優の坂口憲二が宣伝、また週に1度は柔道のコーチ(憲二は初段)として現場に顔を出していたこともあって設立直後こそ300名の会員が集まったものの、その後はジリ貧一方で、月約100万円の賃貸料など経営難が原因のすべてと報じている。だが、問題は単純にそれだけのことなのか。実はいま、ある事件化した団体に加入していた元幹部が、この背景について、マスコミに売り込んでいる。
2009年10月24日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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