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2009.05.23

<書評>『現職警官「裏金」内部告発』(仙波敏郎元愛媛県警巡査部長)

  本の帯にもあるように、警察の裏金づくりという「組織的犯罪」に、独り立ち向かった男の究極の人間ドラマ。一挙に読ませるその魅力は、裏金づくりの手口の全貌が書かれていることももちろんだが、それを2005年1月、史上初にして唯一、現職警官として告発した仙波氏のまさに「カネもいらず、名誉もいらぬ、命もいらぬ」を絵に描いたような生き様によるところが大きい。優秀な成績だったのに、家庭の貧しさから大学進学が叶わず、「高卒でも実力があれば署長になれる」との言葉を信じて愛媛県警入り。そして、24歳で巡査部長に昇進。ところが、ほどなく裏金請求のための偽領収書づくりにサインを求められこれを拒否したことから、昇進の道を閉ざされただけでなく、今年3月の定年まで36年間、孤独な闘いを強いられた。仙波氏がサインしなかった理由は単純明快。「犯罪を犯す(私文書偽造。詐欺・横領罪)者が、犯罪者を取り締まれない」からだ。仙波氏にとっては「当たり前」のことで、それは貧しい家庭に育った小学生の時、雑貨屋をしていた母親に気兼ねし、その店の黒アメ一個が欲しいといえず、黙って食べた際、「欲しかったらいいなさい。黙って食べたら盗みと一緒や。お母ちゃんは情けない」と母親に叱りながらも泣かれた体験から来ていると言う。つい先日、そんな仙波氏が上京され、本紙・山岡はお会いする機会を得た。仙波氏は、山岡のインタビューも載った単行本『報道されない警察とマスコミの腐敗ーー映画「ポチの告白」が暴いたもの』にも登場しており、それで同じ愛媛県松山市出身と知って、著者の寺澤有氏を介してこの機会を得た。冒頭右写真は、稀な機会ということで、映画『ポチの告白』の高橋玄監督、それに群馬県警警部補に復職係争中の大河原宗平氏(裏金問題も告発)も加わり、歌舞伎町で宴会中のショット。こちらの書籍もまだ在庫あり。映画『ポチの告白』もいまも上映中なので、ついでに再度、宣伝しておく。(『現職警官「裏金」内部告発』1500円+税。講談社)
2009年5月23日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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ご注意! これまでにない超精巧な偽札が登場(100$札に加え、1万円札も)

 ニセ札といえば、本紙では以前、北朝鮮政府製造とされる100$札を紹介したことがある。そのなかには、紙幣判別機にかけてもたったの1%しか弾かれないほど精巧な種類もあると報じたが、それでも透かしは入っていないから、かざして見ればニセ札と判別できた。ところが、今回新たに出回り始めた(まだ中国など海外でのみの模様)ニセ札は透かしも入っている。しかも、100$札だけでなく、今回は同時にわが国の1万円札も登場しているというのだから、その影響は前回の比ではない。
2009年5月23日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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某元領事、わが国への入国に関する便宜で逮捕へ

  関係者の証言などから、アジアの某国の元領事(外務省OB)が、わが国への入国に関し、ワイロと引き換えに便宜を図っていたとして、近く逮捕される見通しであることがわかった。
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2009.05.22

なぜ、あの程度で逮捕!? 草彅剛公然わいせつ事件の真相

 4月23日、人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー・草彅剛(34)が、警視庁赤坂署に公然わいせつ容疑の現行犯で逮捕されたのはご存じの通り(翌24日処分保留で釈放。5月1日不起訴処分に)。その後、草彅は芸能活動を自粛しているが、5月28日のテレビ収録から活動再開予定。これに対し、「たった1カ月そこらでもう復帰!?」との反発の声も一部挙がっている。だが、冷静に考えれば、草彅が所属しているのは「ジャニーズ事務所」(社長・喜多川擴)。その通称・ジャニー喜多川は、「マスコミはもちろん、政官財までバーニングの周防さんなど比じゃない太い人脈を持っている。だから01年8月、同じSMAPのメンバーの稲垣吾郎が駐車違反と公務執行妨害で逮捕された(起訴猶予。約5カ月で芸能界復帰)際には、テレビ局などは稲垣を容疑者でなく、“メンバー”と呼んでいたほど」(事情通)。それが、なぜこの時よりはるかに軽い容疑にも拘わらず、全国紙さえあんな大きな扱いだったのか。何しろ、ある警察関係者など「そもそも、これは逮捕案件じゃない。保護対象だ」と断定するほどなのだ。この疑問を追及すると、先の北野誠の件同様、マスコミ、特に芸能マスコミの腰抜けぶりがよく見えて来るのだ。
2009年5月22日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.05.21

<心声天語>(117)蟻(アリ)社会の天災

  先週、庭にある古い箱を片付けていると、その下に蟻の巣があった。アリたちは、何年も手付かずに置かれた箱の下で、平和で豊かな社会を築いていたようだ。ところが、箱が片付けられたことで突然、空に穴が開いたような状況になった。アリたちは何事が起こったのかも理解出来ずして、錯乱状態になっていた◆アリの巣が破壊されていく中、アリたちはパニック状態で動き回っていた。彼らの言葉こそ聞き取れないが、そこでは『ワッ~!地割れだ、全てが破壊されたぞ!女王さまの館も全滅だ!』と、叫びと悲鳴が渦巻いているようであった。無理もない。アリたちにすれば「天災」のなにものでもない◆箱を片付けたところを水で洗い流した。すると今度は、「大洪水」である。水に流されるアリ、吹き飛ばされるアリ、ホースの水圧がアリの巣を木っ端微塵に吹き飛ばしていく。アリの社会は地獄と化していった◆庭がきれいになり、アリの巣もなくなった。ところが、それでもわずかに生き残ったアリたちがいた。生き残ったアリたちは、新天地を求める旅に続け、新しい地に自分たちの新しい社会を築くことだろう。“天災”で消えた箱の下の文明は、生き残ったアリたちによって子孫代々、語り継がれるだろう◆人間が箱を片付けた行為は、アリたちにとっては天の異変、神の意思となる…いや、アリの文明からすれば、飛行機や自動車が行き交う人間社会そのものが“あの世”であろう。われわれが住んでいる地球にも、さまざまな自然の足跡がある。もしや、地球上に残っている失われた文明の伝説は、人間をアリのように眺めている何かの存在がもたらした“爪痕”ではないだろうか。(和光)
2009年5月21日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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不正行為発覚で株価急落の「SBR」ーー本紙指摘の疑惑も徹底解明を

中小企業からホスティングやHP制作受託のジャスダック上場「SBR」(今年4月から。旧テレウェイヴ)は、5月11日、金融サービス事業において社員の不正行為が発覚したとして社内調査と外部調査委員会の設置を発表。さらに同日、今年3月期の業績が2億2000万円の黒字から、118億7400万円の赤字になると発表した。このため、株価は一挙に半値にまで急落した。そのプレスリリースを見る限り、本紙がこの発表の直前に記事にした、いま大問題になっている大手商工ローン「SFCG」の人脈から仕事が来たと思われる50億円の案件絡みの疑惑は、直接は関係ないようだ。だが、同じ金融サービス部門であり……。
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<ミニ情報>いよいよ「トランスデジタル」絡みのXデー近し!?

 本紙でも既報の、ジャスダックに上場していた「トランスデジタル」絡みで、いよいよ近くXデーか、という情報が複数出ている。なかでも、特に名前があがっているのは……。
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2009.05.20

携帯電話専門の窃盗事件多発の裏事情

 昨年秋あたりから、携帯電話専門の窃盗事件が急増している。この4月だけ見ても、3日には茨城県下妻市内で30台(機種によって価格に相当の開きあり。約250万円相当)、21日には大阪市堺市内で42台(190万円相当)といった具合。一方、昨年末を振り返っても、11月21日に滋賀県大津市内で約100台、12月8日には群馬県藤岡市内で約70台、19日に同高崎市内で約80台、20 日同太田市内で約80台。そしてこの1月29日は埼玉県鶴ヶ島市内で約100台といった具合。そのほとんどの被害者は、携帯電話がまとまって置かれている携帯電話ショップだ。こうしたなか、一部マスコミでは少し前に多発した金属(アルミ製の玄関の門など)や、建設現場の重機に続き、いま最新の窃盗は携帯電話と特集が組まれるほどだ。そして、もっとも多く被害を受けているのがソフトバンク製なのだ。そして、それには必然性があるようなのだ。
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2009.05.19

<主張>鳩山由紀夫氏代表就任ーー「小鳩」民主との見方は誤り

 民主党は5月16日、両院議員総会を開き、鳩山由紀夫前幹事長を代表に選んだのはご存じの通り。鳩山氏が小沢一郎前代表の路線を継承、また国民の支持率は対抗馬だった岡田克也前副代表の方が高かったことから、大手マスコミは総じてこの新民主党を「小鳩」民主党、「小沢院政」と揶揄するなど否定的で、自民党にとっても岡田氏より鳩山代表の方がやりやすいとの見方を伝えている。だが、本当にそうだろうか。小沢氏が古いタイプの政治家で、いくら「国策捜査」といったところで、その手法が西松建設事件で公設秘書逮捕を招いたのは紛れもない事実。しかし、民主党が政権を取るという一点に絞った場合、だからといってポピュリズム(大衆迎合主義)路線を取り、岡田氏を代表に選んでいたら、確かに代表就任直後には鳩山氏以上に国民の支持率がアップしただろうが、その後、党内は親小沢と反小沢で内部抗争が再激化し、総選挙どころではなくなるのでは、というのが政界事情通のほぼ統一見解なのだ。自民党にとって、鳩山代表の方が戦いにくいに決まっているともいう。
2009年5月19日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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警視庁も注目ーーあの大村幹雄氏の資金源

  大村幹雄氏ーーすでに74歳になるが、バブル時代には指定暴力団・山口組の看板をバックに、不動産担保金融で大暴れした。「『八幡商事』の大村」といえば、その世界では誰もが知る御仁で、新聞検索しても、逮捕記事が92~00年にかけて4件出て来る。いずれも経営不振会社に債権者として乗り込み、債権回収と称して会社乗っ取り、法外な利益を得ようとした件で、公正証書不実原本記載に威力業務妨害、恐喝、詐欺といった凶悪容疑が並ぶ。八幡商事の登記上の住所は大阪市内だが、仕事場所は全国に及び、警視庁が内部作成した「フロント企業一覧」(07年度)でも港区と新宿区の関係先住所が載っている(=下写真)。その大村氏に関し、最近、その資金源に関する情報が出て来ている。
2009年5月19日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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2009.05.18

「INAX」の疑惑に関する「住生活グループ」の調査の現状

 本紙既報のように、衛生陶器やユニットバスなどの製造・販売大手「INAX」の某工場取引などを巡り、極めて具体的な疑惑が出ている。しかも、INAX本社の上層部まで汚染されている可能性もあったことから、本紙はこの間、その親会社(持ち株会社)である東証1部「住生活グループ」にその内部資料を提供すると共に、取材申込みしていたが、その目安としていた回答期限が過ぎたことから、現状どうなっているのか同社の責任者に聞いてみた。以下は、その現状だ。
2009年5月18日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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<心声天語>(116) 虎を「猫」と言いふらす人たち   

アジアからヨーロッパに虎が搬入された時、虎を初めて観た人たちは、虎という動物がどんな生き物かを周囲に語り伝えた。すると、それを聞いた人たちも“虎の姿”を他の人に話した。ところが、テレビも新聞もない時代、アジアからやって来た虎はいつの間にか「猫を大きくした生き物」との認識で根付いてしまった◆ 虎は猫科の動物、似てなくもない。しかし「虎は猫を大きくした動物」とは、行き過ぎである。多分、虎の話が伝わっていく過程において“知ったかぶりする人 ”や“無責任な人たち”が虎と猫の似ているところを必要以上に誇張しては、そこに自分の解釈を付け加えて得意気に“吹いた”のだろう◆我々の周囲にもこのような話がたくさんある。「火のないところに煙は立たない」というが、焚き火を火山のように言いふらす人、真実を捻じ曲げ無責任な噂を垂れ流す人…そんな輩がごまんといる◆昔は、「人の噂も四十九日」といってあまり気にしなかった。ところが、今日の情報化社会では、そうはいかない。どんなに小さなことでも「言論の自由」を翳すマスコミの餌食になりうる。中には、無責任な風評や噂で倒産に追い込まれる企業まである◆法律を犯すことだけが罪ではない。人間の口から吐き出される偽りの言葉や無責任な解釈…噂の途中に関わった人たちの「自分の見解こそ正しい」といった傲慢さも、罪なのである。物事を“側の視点”“ 側の論理”だけで見据え、そこに勝手な解釈を付け加えて得意になっていること自体、虎を猫と言いふらしているようなものである。(和光)
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2009.05.17

八王子スーパー3人射殺事件ーー捜査進展し、実行犯はやはり中国で収監の男が有力

 本紙で何度も報じている、1995年7月30日夜、東京・八王子のスーパー2階事務所で3人の女性が射殺された凶悪事件の真犯人だが、新たな有力情報を得たのでお伝えしておく(2010年7月で時効成立)。事が事だけに現段階ではまだ詳細は述べられないが、警視庁はその事情をよく知る関係者にすでに何度も接触し、中国で収監の男を有力な実行犯と見ている模様だ。
 2009年5月17日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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宗教団体「真如苑」の甘い密を吸った警察・検察天下り危機管理会社

  本紙ではこの間、大手宗教団体「真如苑」(総本部・東京都立川市)の土地購入に絡み、広域暴力団・山口組有力2次団体と親交ある某企業S会長と、警察・検察の天下り危機管理会社R社が共闘し、法外とも思える巨額利益を得ている疑惑について何度か報じて来た。そうしたところ、この度、この間の事情に精通する人物が本紙に接触して来た。その人物の証言などによれば、真相は、S会長とR社が“共闘”していたというよりも、むしろR社主導で、同社が最も甘い蜜を吸っていたということであるようだ。しかも、その事実が真如苑側に露呈するや、S会長の正体を自らバラし、「そんなところとお宅は取引をしていたことをバラされていいのか!?」と、あろうことか、警視庁などの出身者が逆に脅しをかけ、真如苑側を口封じした可能性すらあるというのだから、これが事実なら、日ごろ「正義」を口にしている分、暴力団より質が悪いといえそうだ。以下、その驚愕の証言を紹介する。
 2009年5月17日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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