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2009.04.11

<お知らせ>対談「世界の流れは大型の『財政出動』へ」亀井静香VS丹波春喜(4月21日。東京都新宿区立牛込箪笥区民ホール)

  ネットへの規制強化が進んでいるなか、これに対抗すべく、ブログを持つ個人が集まって「ワールド・ブロガー協会」が設立される。その準備会が、設立記念講演会として企画したのが、国民新党代表代行・亀井静香氏と、経済学者・丹波春喜氏との対談など。国民新党は麻生内閣に先駆け、実に200兆円もの財政政策を提言している。「財政政策こそが景気を引き上げ、長期債務も減らす」という考えによるものだが、その効力は本当に期待できるのか。経済学者の丹波氏(大阪学院大学名誉教授)と意見交換する。また、これに先立ち、記念講演と題して、亀井氏がこの200兆円の財政政策の具体的内容について話す。
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地元・下関市長選で安倍元首相推薦候補が惨敗(前市長を、西松建設絡みで恫喝!?)

 去る3月15日、安倍晋三元首相の地元・山口県下関市の市長選挙があり、元県議で、税理士の中尾友昭氏が初当選した。長らく、下関市長は安倍元首相の“国家老”的存在で、地元の安倍事務所の支持を得なければ当選は無理だった。ところが、今回、安倍事務所が推し、安倍元首相の「兄弟分」とまでいわれる友田有候補は、約4万票しか取れなかった。これに対し、中尾氏は約6万以上という大差だった。「2人とも自民党系で、当選した中尾氏を林芳正前防衛相が推した。だが、林氏はこの間、力を失い、衆議院から参議院に鞍替えし、安倍氏に恭順を誓った見返りに防衛相ポストにありつけたという感じだった。ところが、今回は裏で多くの安倍派市議も、地元建設会社も中尾氏の方を推していた。なぜかって? 政権をポイ投げし、すでに一丁上がりの安倍なんて本気で誰が推せます?」(地元の元安倍派後援者)。実は今回、選挙に先立ち大番狂わせがあった。これまで4期務めて来た、安倍氏“国家老”だった江島潔前市長が、直前になって出馬を取り辞めたのだ。なぜか?
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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(216)デジタルアドベンチャーの新たなる買い材料は本当か!?

 本紙は今年1月12日、この連載195回目で、「デジタルアドベンチャーを買い漁る仕手筋」と題して、株価を上げるために仕手筋が、この5月1日に予定されているデジアドと、韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンの日本事務所を兼ねた会社の合併に伴う、まだ公表されていない買い材料を吹聴している事実を報じた。その後、仕手筋の思惑通りということか、デジアドの株価は2月半ごろを底に上がりだし、30円台まで下がっていた株価は現在100円台になっている。そして、ここに来て、さらにもう一段上げるための材料と思われる情報が、一部関係間の間で囁かれていることをキャッチしてので以下、報告しておきたい。
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2009.04.10

<*連載*渡辺正次郎の芸能界を斬る!>「第61回 羽賀研二と、偽証罪で在宅起訴になった歯科医との“怪しい“関係」

 ベテラン俳優の梅宮辰夫氏が、「あの男の名前を聞くだけで腹が立つ! あれほどのワルはいない!! 私の前であいつの名前を出さないでくれ!!」と激怒した男。“初代バカップル”と娘・アンナと共に呼ばれ、梅宮自身も食いものにされたのだから無理もない羽賀研二(本名・当真美喜男。47)のことである。羽賀が医療機器販売会社の未公開株の譲渡をめぐり、3億7000万円の詐欺と恐喝未遂罪で逮捕されたのは07年。その第一審判決が昨年11月にあり無罪に。懲役8年を求刑していた検察も、被害者も仰天する判決で、検察は即座に控訴。その二審の公判が今月始まる。羽賀が一審無罪となったのは、羽賀とそれほど親しくないという千葉の歯科医師・徳永数馬(47)氏が、羽賀の証人として出廷、「被害者に『40万円の株を120万円で買っても儲かるのか』と尋ねたら、『上場したら損は無い』と答えた」「被害者は元の価格を知っていた」などと証言。これを地裁は重視したからだ。これに対し、検察はメンツを潰され激怒。即、控訴をしたが、羽賀は無罪判決後、マスコミ向けに送った直筆の文書のなかで、わざわざ「捜査当局の方々には、今回の事柄をよく考えていただきたい」と皮肉っていた。これがなおさら怒りを買ったかどうかは不明だが、検察は今年1月、補充捜査として千葉・浦安市の徳永歯科医宅を家宅捜査。その結果、羽賀が06年12月に米ハワイで行った結婚式の際など、2人の親密な関係を示す写真を押収した。公判で羽賀側は、徳永歯科医とは「一度歯の治療をした程度で親密ではない」と述べたことで、証言の信用性は高いと主張していた。ところが、家宅捜査で証人の徳永と親しかったらしいことが発覚してしまったわけだ。
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2009.04.09

<書籍紹介>『審議会革命 英国の公職任命コミッショナー制度に学ぶ』(日隅一雄。現代書館)

  政府が新しい政策を諮問するときに設置されるのが審議会だが、この審議会のメンバーを誰が、どのように選ぶのかはきわめて不透明だ。実際には政治家、官僚、業界の都合のよい人物が選ばれていることが多い。トヨタ自動車と日本経団連会長を兼務していた奥田碩氏、オリックスの宮内義彦会長などその典型例で、NGOや(政府案に批判的な立場の)学者は、はじめから排除されているといってよいだろう。そのため、政治改革は一向に進まないどころか、いま大問題になっている労働者派遣法のように、産業界に使い勝手のよい、国民無視の法律が出来上がってしまうことも珍しくない。これに対し、そうならない制度として、イギリスの「公職任命コミッショナー制度」なるものを紹介しているのが本書だ。著者の日隅一雄氏は、「行政法人や審議会などのメンバーが天下りやお友達人事で決まることを受け入れている日本の市民に、別の方法があることを知ってもらい、透明度の高い行政を実現することに少しでも寄与したい」と編訳した動機を本書で述べている。
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<心声天語>(106)眩しすぎる話

  出会い系サイトからジャンク・メールが届く。内容は“売春営業”である。なかには、「人妻」の文句で誘ってくるメールも少なくない。女性の貞操観念がこれほどまで地に落ちるとは、寂しい限りである。日本女性も、かつては「大和撫子」と言われていたのに…◆終戦を迎えた昭和二十年。平壌(現北朝鮮)に出兵していた峰谷弥三郎氏(当時二十七歳)は、二歳年上の妻と一歳になった娘を残し、スパイ罪の容疑でソ連兵に連行された。蜂谷氏は容疑を否定した。しかし、一方的な裁判にて十年間の強制収容所送りとなった◆極寒の地シベリアで過酷な労働に駆り出される日々。囚人の身から解放されると今度は、当局の厳重な監視下に置かれた。家族との連絡、日本への帰国も禁じられた。生きるためにソ連国籍を取得した蜂谷氏は、日本語を忘れまいと百人一首を口ずさみ、指で漢字をなぞったという◆蜂谷氏は、ソ連が崩壊したことで五十一年ぶりに祖国の地を踏むことになった。一九九七年六月、連絡を受けた草津市役所は峰谷氏の本籍地に連絡を入れた。すると、そこには戸籍から夫の名を消さずに待ち続けていた妻の久子さん(当時八十歳)がいた。五十一年ぶりに再開した老いた夫婦は、語る言葉もなく抱き合った◆半世紀を待ち続けた彼女は、夫は必ず帰ってくる、と信じ続けることで「夫との愛」を貫こうとした…いや、「蜂谷の妻」であるという「自分自身への証し」のために待ち続けたに違いない。不倫や人妻売春が氾濫している現代社会、男と女の愛が損得勘定でしか計られない今日にあって、眩しすぎる話である。(和光)
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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(215)郵便局宿舎を舞台にしたゼネコン幹部の詐欺話?

横の写真は、東京は港区白金という超一等地に建つ「郵便局」(旧日本郵政公社)が所有する5階建ての職員用宿舎。場所もいいが、約1616坪と広い。一昨年、ある会社社長は、某上場ゼネコン幹部から、この物件の払い下げ話を持ち込まれたという。諸事情から、そのゼネコンが直に払い下げてもらうことはできない。そこで、別会社を設立し、一旦そこで抱いて欲しいと。ほどなくそのゼネコンが倍近くの価格で購入する。手数料はたんまり払うという。以前から、その幹部を知り、彼の実力ぶりを実感していた社長はこの話に乗り3000万円近くを出費する。だが、話は一向に進まない。というわけで、すでに警視庁本庁2課の方で受理になっているという。
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<*連載*渡辺正次郎の芸能界を斬る!>「第60回 筆者が、『藤原・陣内の離婚は早い!』と予見していた背景

 突然だが、筆者は霊感が異常に強い。かつて芸能界に身を置き、藤圭子などを発掘。ヒット曲を次々当て、政界に転じてから絶対落選という候補者を当選させたのもそれに負うところが大きい。その“真の霊感”というのは、多くの霊能者たちのように、手を合わせたり、数珠を手に何かに祈ったり、念仏を唱えたりして出るものではない。まったく突然、何気なく言葉などに出てくるのが本当の霊感である。まして、筆者は藤原紀香、陣内智則とはまったく面識無いのだが、テレビ報道を見ていて、「この2人はダメ、すぐに別れる!」と呟いていたのだ。ただ、この二人を見て、「早い離婚」という言葉が浮かび、それが確信にまでなったのは、華燭の典を挙げた神社名を知ったことだった。藤原、陣内の結婚式場はご存知のように兵庫県神戸市の“生田神社”だった。
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<ミニ情報>インサイダー容疑で、「ジェイ・ブリッジ」元会長が逮捕に

  本紙では近く逮捕と実名紹介していた(今年2月24日)、東証二部上場の投資会社「ジェイ・ブリッジ」の野田英孝元会長(54)が、昨日午後、東京地検特捜部に逮捕された。容疑は、スッパ抜いた「産経」記事通り、海外の取引口座で自社株を売却し、損失を免れた証券取引法(現金融商品取引法)違反(インサイダー取引)。海外口座を使ったインサイダー容疑での摘発は、わが国では過去例が無い。同様の手口のケースは他にもかなりあるはずで、抑制効果も期待できるはずだ。
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2009.04.08

福村康廣氏が仕掛ける最後の“錬金術”

 福村康廣氏といえば、兜町ではよく知られた仕手だが、傘下に治めている東証1部「エス・サイエンス」の株価はいまやたったの2円(昨日終値)、持ち合いの東証2部「東理ホールディングス」も5円(同)。しかもエス・サイエンスの方は、合併した「フェリックス」(大証2部だった)との実質存続性を巡る猶予期限がこの3月31日に到来し、7月初旬には東証上場廃止になる(大証上場は維持の意向)。いまや見る影もないが、この間、両社は度重なる増資を行い、その度に株価や出来高が不自然な動きを。そして大幅な希薄化に加え、空増資など様々な疑惑が出ては投資家がソッポを向くのは無理もないだろう。一時、ジャスダツク上場の「ヒューネット」(現「RISE」)に介入し、ここでもおかしな動きをしていたが、ここからも撤退。
 ついには身動きが取れなくなっていると思ったら、その後もおかしな動きをしていることが、関係者の証言などからわかった。その舞台は、東理ホールディングスの連結対象企業においてだという。
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2009.04.07

<*連載*渡辺正次郎の芸能界を斬る!>「第59回 千葉県知事に当選ーー森田健作の人生を変えてしまった筆者の一言」

 3月29日、二度目の挑戦にして、千葉県知事に当選した森田健作。森田は101万5、978票を獲得。次点の民主党候補・吉田たいら(63万6、991票)に大差を付ける圧勝だった。元気いっぱい、一直線の男だけに今後の活躍に期待していいだろう。思い起こせば、テレビドラマ「俺は男だ!」で一躍人気スターになった森田健作には思い出がある。思い出というより、彼の芸能人生を変えてしまったのが筆者の一言だった。(森田は1972年、明治学院大学法学部中退。浪人中に「サンミュージック」の社長(当時)、相澤秀禎にスカウトされデビューする)森田がRVCレコードから歌手でデビューして二、三曲目だったろうか、新曲を試聴した筆者は編集長をしていたヒットチャート誌で、森田の人生を変えてしまうようなことを書いたのだった。いまから、もう40年近く前のことだ。当時、筆者のヒット予想は業界一で、全国のレコード店は筆者の“ヒット予想”ページを見て仕入れをしていただけに、影響が大きく衝撃は大変なものだったようだ。ところが、書いてしまうと本人はすぐ忘れる。だから、その掲載誌が発売された直後、RVCレコード宣伝部に取材を兼ねて顔を出し、課長の椅子が空いていたので掛けていた。すると、和田アキ子が入って来た(森田健作と和田アキ子は当時、レコードは同じRVCだった)。
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「SFCG」大島健伸会長の近況と、気になるある指南役女性の存在

 周知のように、民事再生は認められず、破産処理に移行した大手商工ローン「SFCG」ーー一代にして、同社を創業し、東証1部に上場させ、他にも複数の上場企業を傘下に持ち、我が世の春を謳歌していたわけだから、タフで知られる大島健伸SFCG会長も、さすがに気落ちしていると思うだろう。まして、貸出債権の2重譲渡問題など、刑事罰に抵触する可能性もあるとなれば、第3者から見れば、なおさらそう思って当然だろう。ところが、大島氏には一般常識は通用しないようだ。
「相変わらず意気軒昂で、仕立ての良いスーツに、運転手付きの高級車で毎日出勤しています。ただ、さすがにSFCG本社には出勤し辛いのか、関連会社ばかりが2階に入居する日本橋掘留町の某ビルの方に自身が陣取る部屋をこしらえ、そちらに午前9時から夕方6時ころまでいます。そして、SFCG本社はすく近くですから、必要に応じてこちらに部下を呼びつけ、以前と変わりなくお殿様然として、指示を出していますよ」(現役中堅社員)。その証拠に、同ビル前の道路には、6000万円はする、都内でも数台しか見かけない最高級車「マイバッハ」が、その間、ずっとエンジンを切ることなく待機しているのが目につくという。というわけで、本紙記者は4月6日午後、見に行ったところ、確かにマイバッハがエンジンを切らず停まっていた。実はこの車種、ある懇意な女性の趣味であることから選ばれたという。別の現役社員も、証言するように、社内では半ば公然と囁かれている女性がいる。それだけなら、プライベートなことまで報じるのは、との反論も出るかも知れない。だが、この女性I氏はSFCG関連会社の社外取締役に就任していたこともある。さらにこの間、SFCGが傘下に治めて来た複数の会社も、彼女が勧めたものだという。それが事実なら、事情は違って来るだろう。
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2009.04.06

<お知らせ>PARC特別講座「社会にモノ言うはじめの一歩~活動家一丁あがり」受講生を募集中

  4月6日、特定非営利活動法人「アジア太平洋資料センター」は、本部事務所で、特別講座「社会にモノ言うはじめの一歩~活動家一丁あがり」を紹介する記者会見を行った。
会見を開いたのは「一丁あがり実行委員会」。年末年始の「派遣村」で有名な湯浅誠氏(NPO法人自立生活サポートセンター「もやい」事務局長)をはじめ、首都圏青年ユニオンなど労働運動、社会運動の“活動家”がならんだ。この講座がユニークなのは、今年5月から来年3月まで約1年間かけて、活動家になるために必要な具体的なノウハウ(ビラのつくり方、ネットの活用法など)を学ぶほか、受講生が訴えたいこと、やりたい活動を自分で見い出すことを重視している点だ。すでに受講を決めている男性(23歳、フリーター)は、「ぼくは怒りの表し方がわからない若者の一人。首切りにあった友人が『今の時代に生まれて不幸だ』と嘆いていたが、こんな時代だからこそ自分で何かできないか模索したい」と発言。もうひとりスロバキアからの留学生は「自分でも何か表現したいが、ノウハウがない」と考え、受講することにしたという。会場の記者から「そもそも“活動家”とは?」という質問が投げかけられた。実行委員の間でも“活動家”のイメージは様々らしい。「ヘルメットを被ったりして過激で、狭いイメージがありました。こういうイメージをファッショナブルなものに変えていきたい」「活動家とは、想像力と行動力をもち、人の痛みがわかる人」「疑問や怒りを共有しつつ、具体的な政策を立てていく人」など、時に笑いを交えつつも、昨今の失業と貧困の社会を変える“活動家”養成に取り組んでいく意気込みが感じられた。なお、申し込みは4月21日(必着)までに延長されている。申し込み・お問い合わせは、アジア太平洋資料センター(PARC) まで。Tel:03-5209-3455 Fax:03-5209-3453
e-mail:office@parc-jp.org
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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(214)ダミー証券会社に顧客移行かーー仕手筋御用達「エイケイ証券」自主休業の裏事情

 約3年半前の設立ながら、「株専のエイケイ」で知られ、仕手筋御用達としても兜町関係者の間で有名だった「エイケイ証券」が今年3月16日から自主休業している。期間は3カ月とされるが、その後、廃業を決定している模様だ。サブプライムローン問題に端を発する世界同時不況は証券業界も同様だが、同証券の休業事情は他にもあるようだ。「エイケイは証券取引所非会員のため、株式売買は会員証券会社を通さなければならない。ところが、株式売買を巡る不祥事が続くなか、非会員の売買申込みを制約する基準が施行された結果、営業がスムーズに進まなくなった。それでY証券との合併も検討されたんですが、当局から非会員との合併は認可されないことが判明した。また、当局側と相談した結果、保有する顧客は顧客の意思で証券会社を選べるので、エイケイが意図的に特定の会社への移行を指示しない限り、当局は関知しないとの言質をもらったそうです。そこで作業を進めており、5月15日まにでは必要な処置は完了する予定だそうですよ」(大手信用調査会社中堅幹部)。上品な言い回しだが、、「一般の証券会社には、仕手筋や事件屋の“ブラックリスト”みたいなものが出回っており、そこに記されている者は、たとえカネを持っていても口座を開かせないんです。そうしたなか、来る者拒まずだったのが、丸大証券出身のA氏がオーナーのエイケイ証券だったんです」(事情通)。あかさまにいえば、そのため、当局に目を付けられ動きが取れなくなったというのが真相だという。実際……。
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<心声天語>(106)無機質な人間

数年前、チェスの世界チャンピオンである「カスパロフ氏」とIBMのコンピューター「ディープブルー」の六連戦がニューヨークで行われた。結果は、カスパロフ氏が「一勝二負三引分け」で敗れた。記者会見でカスパロフ氏は、「プレッシャーに負けた」と悔しさをあらわにした◆人間と対戦した相手は感情のないコンピューター、プログラム通りに動くだけの“機械”だが、その機械をつくったのは、人間なのである。人間がコンピューターに劣ることはない。人間がコンピューターより劣っているなら六戦全部負けたはず。カスパロフ氏は「一勝三引分け」と健闘した◆世界チャンピオンとて、人間が機械で負けては恥だという「プレッシャー」には、勝てなかった。感情の動物である人間は、時に、頭脳より気持の方が先走ってしまう。事実、脳の思考能力は感情に影響されると下がるそうだ。コンピューターも電圧が安定しないと正常に作動しない◆佐々木小次郎は「巌流島の決闘」で宮本武蔵に敗れた。これは、宮本武蔵が遅れてきたことに苛立ったあまり、敗れたのである。勝負に勝つためには、感情を介入させない冷静さと、喜怒哀楽を排除した無機質な人間に徹しなければならないようだ。しかし、いくら勝つためとはいえ、喜怒哀楽のない味気ない人間には、なりたくない◆日本の子どもたちは、幼いときから「人に勝つため」「人生に勝つため」の訓練を強いられている。そして、偏差値だの塾だのと騒いでは、感情のない無機質な人間になっていく。可哀想な子どもたちだ。人生は勝ち負けではなく、人間の喜怒哀楽が織り成すドラマで成り立っているのである。(和光)
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<記事紹介>「二階経産相と西松建設の前歴ーー京阪電鉄中之島線工事と『口利き』」(『集中』09年4月号)

『選択』の元メンバーが創刊し、1周年を迎えるという月刊総合情報誌『集中』の最新号が、興味深い記事を掲載している。いま、東京地検特捜部が小沢一郎民主党代表と並んで、準ゼネコン「西松建設」絡みで狙っているとされる二階俊博経済産業相の口利き疑惑を報じているからだ。西松建設は関西に拠点はないし、京阪電鉄の工事実績もないにも拘わらず、京阪電鉄の中之島線の地下鉄新設工事で、他の工区のJVの「頭」は大成や鹿島などのスーパーゼネコン、または鴻池組といった地元密着ゼネコンであるところ、6区工区(75億5000万円)の「頭」を取った。それは、二階経産相に、この地下鉄の早急な認可で国交省への陳情を頼んだ見返りに、二階氏が懇意な西松建設を工事の「頭」にねじ込んだ結果だという。京阪電鉄の元幹部の証言があり、同社側は当時の社長や副社長、二階氏側は秘書だけでなく二階氏当人も直に関わっているという。ところで、西松建設といえば、同社だけではないが、麻生太郎首相の口利き疑惑が、地元の「国立博物館」建設を巡って出たこともあった。
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2009.04.05

元社長ら逮捕の問題グループーー普天間移設問題不透明なのに、早くも沖縄・辺野古での工事を落札したあのパシコン

 沖縄防衛局は3月23日、米軍普天間飛行場移設先になっている名護市辺野古地区の埋め立て部分の事業発注を始めて行い、その2件はどちらも、世界的な建設コンサルタント企業グループ=「パシフィックコンサルタンツグループ(PCIG)」の国内主力企業である「パシフィックコンサルタンツ(PCKK。通称パシコン。グループ企業全体を指すことも)」が受注した。報じた「琉球新報」記事によれば、工事は埋め立て予定の傾斜地護岸や、ケーソン護岸の実施設計業務で、入札には2社が参加したが、提示額が安かったパシコンが落札したという。だが、このパシコンといえば、本紙では精力的に報じて来たように、昨年、中国での遺棄化学兵器処理事業費の流用に関連し、特別背任・詐欺・法人税法違反の各容疑で、同年6月までに荒木民生被告など社長経験者ら9名の逮捕者を出した。加えて、同年8月にはベトナム・ホーチミン市高官に対する贈賄容疑で前社長ら3名が逮捕され、これら容疑の直接会社である海外主力企業「パシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)」は公共事業の入札にも長期間参加できなくなり、実質、事業停止を余儀なくされたような企業なのだ。
さらにいえば、パシコンはこの辺野古地区の環境アセス調査絡みの仕事を先に受注していたが、その際、反対住民側に水産資源保護法に基づく県漁業調整規則違反の疑いで、那覇地検に告発されたこともあった。
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北朝鮮「テポドン2号」改良型打ち上げ成功。世界で10番目の自前人工衛星打ち上げ国に

 北朝鮮の国営「朝鮮中央通信」は本日午後、「運搬ロケット『銀河2号』で、人工衛星『光明星2号』を軌道に進入させることに成功した」と公式に報道。これに先立ち、わが国政府は正午ごろ、北朝鮮が人工衛星打ち上げと称する「テポドン2号」改良型の長距離弾道ミサイルは本日午前11時33分に発射され、同37分には秋田県の西方約280キロの日本海上に一段目が落下。落下物への迎撃(破壊措置)は行われなかったと発表したのはご存じの通り。このミサイルは、北朝鮮の通知通りの地域に、1段目も、2段目も落下し、そして衛星軌道に乗せたわけで、北朝鮮は今年2月のイランに続き、世界で10番目の自前の人工衛星打ち上げに成功した国になる。
だが、ここで注目すべき事実が別にある。それは、国際シンクタンク「国際危機グループ」が3月31日に公表した報告書だ。
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上場廃止になった「春日電機」。余りに遅い前社長ら告訴

 東証2部を今年2月、上場廃止になった「春日電機」が4月2日、前社長の篠原猛氏など2名を最寄りの警視庁三鷹署に告訴し、受理になったことを明らかにしている。容疑は、自分が役員を務め、春日電機の主要株主で業務提携していた会社「アインテスラ」に対し、春日電機社長に就任の昨年6月以降、最初から返済の見込みがないにも拘わらず約2億8000万円を貸し付けた特別背任容疑。
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