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2009.12.15

<心声天語>(169)日本の「北朝鮮外交」

内閣府の外交世論調査によると、韓国に「親しみを感じる」と答えた人は63・1%、日韓関係を「良好」と思う人が66・5%であった。韓国の好感度が上がる中、同じ民族である北朝鮮は孤立を深めている。とくに、拉致問題で対立している日本との関係は、最悪の状況だ◆来年に日本で開催される東アジア女子サッカー選手権で、北朝鮮チームが来日する予定であった。ところが、中井洽拉致担当相は、北朝鮮チームの入国に反対を表明した。理由は「制裁のため」だそうである。中井担当相の見解に、日本の外交は幼稚すぎる、と感じずにいられなかった◆1971年、米中の歴史的「ピンポン外交」が展開された。当時、中国と米は対立関係にあったが、それでも中国は〝千載一遇のチャンス“ととらえ、米卓球チームを中国に招聘し、世界を驚かせた。ピンポン外交のあと、キッシンジャー、ニクソン訪中を経て米中の国交が樹立、中国は国際的孤立から脱出した◆第二次大戦後、フランスとドイツの間には、なおも根深い不信が横たわっていた。しかし、両国は文化・スポーツ交流を介して、国民感情を徐々に和らげていった。両国は今、手を取り合って欧州連合を支え合っている。文化やスポーツは、国際舞台で唯一、垣根なき交流をはかれる外交手段、なのである◆拉致問題に進展がみられない中、北朝鮮に制裁をかけようとする心情も、わからないではない。しかし、国際試合に参加する選手団の入国を認めないというのは、了見が狭すぎる。高度な外交とは、強固な姿勢で向かいあう一方、ときには水面下で、突破口になりうる「糸口」を見つけ、それを外
交手段にかえていく巧みさ、なのである。(和光)
2009年12月15日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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