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2009.12.11

<心声天語>(168)日本の名誉番組「紅白歌合戦」

年末になると必ず、「紅白歌合戦」の話題がマスコミを賑わす。それも、誰が出場する、しないのと、どうでもいいようなことで大騒ぎだ。しかし、紅白を観ないと年を越せないという人も、結構多い。たしかに、娯楽が少なかった時代、大晦日には家族みんなで紅白を観る…日本人の師走風景でもあった◆終戦の1945 年、ラジオで『紅白音楽試合』という番組が放送された。当初は「紅白歌合戦」だったが、GHQが「合戦」という語に難色を示し、「試合」となった。紅白のテレビ放送は、1953年からである。それにしても、「紅白音楽試合」とは…NHKらしいセンスだ◆敗戦国に明るさをともした「リンゴの歌」。高度成長期には、井沢八郎が「♪上野は おいらの 心の駅だ~」と、集団就職の若者たちの心情を歌った。また、三波春夫によって「東京オリンピック」「大阪万博」のテーマ曲が紅白で披露された。紅白は、その年々の、社会情景を見事に映し出しても、いた◆紅白出場は、歌手にとって「運命の舞台」だ。紅白に出ると “NHKお墨付き”となり、地方公演のギャラが5倍、10倍と跳ね上がる。反対に、NHKに睨まれたら紅白に出られない。1973年、美空ひばりの弟が暴力事件で逮捕されたことで、彼女は紅白に出られなかった。国民的大歌手でも容赦しない…偉大なNHKだったのである◆今年で「60回」を迎える紅白、出場者の顔ぶれもすっかり、変わった。お笑い芸人や韓国の歌手など、昔だったらあり得ないことだ。しかし、進行や演出は、あいかわらず同じパターン…“HNKらしさ”を貫いている。いくら時代が変わっても、紅白だけは“そんなの関係ない”とばかり、園児のように『紅組が勝つか白組が勝つか』とはしゃいでいる。おめでたい放送局だ。(和光)
2009年12月11日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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