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2009.10.19

<心声天語>(155)団塊の世代の自殺

10月17日、音楽家の加藤和彦さんが首をつり、亡くなられた。加藤さんといえば真っ先に思い浮かぶのが、「帰ってきたヨッパライ」だ。加藤さんは大学時代に北山修氏・はしだのりひこ氏と「フォーク・クルセダーズ」を結成。1967年に発売した「帰ってきたヨッパライ」が大ヒットした◆「帰ってきたヨッパライ」は、交通事故で死んだ“オラ(自分)”が天国へ登るが、その天国でも酒と女に溺れ、神様からお仕置きを受けるという筋書きだ。テープ早回しの素っ頓狂な声、「♪オラは死んじまっただ」というフレーズ、神様の説教が「関西弁」という人を喰った歌詞ではあったが、260万枚を売り上げるメガ・ヒットとなった◆加藤さんのヒット曲に「悲しくてやりきれない」という曲がある。歌詞は、「♪~悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないモヤモヤを…」。“このやるせないモヤモヤ”こそ、生きる虚しさ…心の喜びが感じられない社会ではないだろうか◆自殺する人には二種類のタイプがある。苦難から自殺する人、そして「心の孤独感」に耐えられずして、自殺する人だ。加藤さんは後者であろう。加藤さんがデビューしてから41年、日本は大きな発展を遂げた。しかし、今日の日本には、希望も、糧もない。日本で毎年、3万人以上の人が自殺している現実が、それを物語っている◆「団塊の世代」の先頭を走り続けてきた加藤さんは、音楽を通じて、日本が豊かな国へと発展していく過程における「社会変化」に喜び、希望を見出し、そこに自らの「人生の糧」を重ねてきたのかもしれない。真面目な加藤さんだから、天国に行っても神様からお仕置きを受けることはないだろう。やすらかに…合掌(和光)
 2009年10月19日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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