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2009.10.01

<心声天語>(152)鶴は千年 亀は万年

政権が変わって半月、鳩山首相率いる連立政権は、さっそく、後期高齢者医療制度廃止、八ッ場ダム建設中止など、前政権の「負の遺産」と「無駄使い」の見直しに、着手した。新政権の幕開けは一見、歯切れのいいテンポで「やる気」と「本気度」を繰り出してはいるが、中には「大丈夫かいな~」と思えるものも少なくない◆郵政改革・金融相の亀井静香代表は、中小企業向け融資や個人ローンの返済を一時猶予する「モラトリアム法案」を臨時国会に提出し、早期成立を目指す考えを示した。これまた一見、“拍手”を送りたくなるような法案である。しかし…◆世の中の秩序・経済活動は、「約束」と「契約」で維持されている。ところが、我が国の大臣は、『苦しいなら三年ぐらい待ってやる』と、世界に前例のない法案をつくろうと息巻いている。当初、お金を借りる人は『絶対に返しますから』と約束したはずである◆シェイクピアの「ヴェニスの商人」は、ユダヤ人の金貸し「シャイロック」が金を貸す際に取った、人命にかかわる証文が現実になったことで起こる裁判の話が、基軸となっている。日本でも昔、借金の形(かた)に娘が連れ去られたりした。「借金」にともなう義務、「借金は恐い」「絶対に返さなければ…」とする意識は、お金を借りた人間の人生観・責任感に直結した問題であり、行政が過保護的に「甘やかす」ものではないはずだ◆日本に「鶴は千年、亀は万年」ということわざがあるように、亀は寿命の長い動物だ。また、童話の「うさぎと亀」の話では、足の速いうさぎが遅い亀に負けてしまう。亀井という…あっ!失礼、亀という生き物は何事も、時間をかけたらよくなると信じているようだ。(和光)
2009年10月1日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ 

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コメント

Interesting and informative. But will you write about this one more?

投稿: Kouba | 2009.10.28 05:45

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