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2009.08.06

<心声天語>(139)「国民をまもる国家」

3月17日、二人の女性米ジャーナリストが、中朝の国境地帯を流れる豆満江沿岸で取材中、北朝鮮軍兵士に拘束された。北朝鮮の中央裁判所は、二人に「朝鮮民族敵対罪」と「不法国境出入罪」で12年の労働教化刑判決を言い渡した。教化刑判決を受けた者は政治犯などを収容する「労働教化所」に収容される。二人は、いつ労働教化所に送られるか分からない恐怖に慄き、絶望的な心境になった◆“米国民”が北朝鮮に拘束されたとの報せに、米国はただちに動いた。そして、あらゆる外交チャンネルを通じて二人の釈放を模索する中、二人が所属するTV局の創立者であるゴア元副大統領やクリントン元大統領も、動いた◆8月4日、二人は突然呼ばれた。その時、「教化所行きが決まった」と思ったそうである。薄暗い廊下をしばらく行くとドアがあった。そのドアを開けると、そこにクリントン元大統領が立っていた。まるで、ハリウッド映画における「感動的クライマックス・シーン」である◆北朝鮮に乗り込んで金正日と会談したクリントン元大統領は、二人の“自国民を救助”して共に、アメリカに戻った。このニュースは、世界中に発信され、米国の存在感、影響力、そして「自国民をとことん守る」という米国の意地と理念を改めて、印象づけた◆米国に到着した二人の女性記者は、解放された喜び、家族との再会に涙し、奇跡のような釈放に対する「国家への感謝」を述べた。ところが、二人の横にいた“今回の立役者”であるクリントン元大統領やゴア元副大統領は、一言も語らない。それをみて、自国民の拉致問題を政治的パフォーマンスに利用しているどこかの国の政治家たちが、浮かんできた。(和光)
2009年8月6日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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