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2009.08.31

<心声天語>(145)日本の政治家の「晩年」

選挙が“やっと”終わった。今回、自民党にとって歴史的惨敗となった。今頃自民党は、麻生総理が解散の時期を逃したことに地団駄を踏んでいることだろう。政治にとって最も大切なのが“時流を読む”ことだが、それもできない連中が国家の舵取りをしてきたのだから、日本がおかしくなって当然だ◆自民党の大物議員が次から次へと落選する中、「安部元首相」と「福田元首相」が当選を果たした。この元首相たちは、首相の座を途中で投げ出し、自民党に「末期的ダメージ」を与えた“戦犯”だが、その二人が当選するとは考えられないことだ。やっぱり、日本の選挙は「国家のための選挙」ではなく「おらが村」のための選挙、ということであろう◆今回の衆院選でもう一人、“印象に刻まれた政治家”がいた。「海部俊樹元総理」である。結果は落選だったが、落選の報に“ホッと”した。海部元総理は、四年前の選挙で全国最多の連続16選を果たしたベテラン政治家である。首相まで経験した老政治家が街頭にたって、「お願いします」と叫んでいる姿は見苦しいものである◆歴代の元米大統領たちは、任期を終えた後は慈善事業、教育の場に戻って人材の育成、また過去に培った経験と見識をして、国の外交や文化事業を後押しする。クリントン元大統領が北朝鮮を訪問し、米国民を連れ戻したのがいい例だ◆人間、晩年は「人生の総仕上げ」である。それまでいくら立派な道を歩んできた人でも、晩節を汚すような締めくくりかたでは、失格だ。マッカーサー元帥は「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と言ったが、日本の政治家に最も望むことは、“晩年は街頭に立たず”に「後世の育成」に励んでほしい。(和光)
2009年8月31日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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