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2009.08.24

<心声天語>(143)「栄華盛衰」

米調査会社NPDは、米市場で「サムスン」製デジタルテレビの平均販売価格(1051ドル)が初めて、ソニーの平均販売価格(1006ドル)を上回ったと発表した。2006年、ソニーは販売台数でもサムスンに抜かれ、2位に転落している。これだけで「サムスンがソニーを抜いた」とは言えないが、衝撃的な“事件”であることだけは、たしかだ◆「SONY」は、日本の“自尊心”ともいえる企業である。1946年、東京日本橋の白木屋(後の東急百貨店)の三階に、ソニーの前身である「東京通信工業」が設立された。当時、日本中が敗戦に打ちひしがれていた時代、ソニーはいち早く、世界の市場に打って出た◆ソニーが送り出す数々の商品は、世界中の人に愛され、信頼された。とくに、「ウォークマン」は一世を風靡し、名実ともに「世界のSONY」となった。そのソニーが韓国の企業に追いつかれるとは、数年前までは考えられなかったことだ。片やサムスン、「朝鮮動乱」にて廃墟と化した地で産声をあげ、創業時には“うどん”まで生産しながら「日本に追いつき追い越せ」と励んできた◆ソニーとサムスンの図式に、GMとトヨタが重なる。2年前、米国の自尊心ともいえるGMが「トヨタ」に抜かれた時、米国民の多くが、かつて自分たちが“ジャップ”と呼んでいた国に抜かれたことに、屈辱感を味わった◆「ジャップ」と呼ばれた国民が自動車王国を砕き、「三国人」と呼ばれた国の企業がソニーに追いついた。「栄華盛衰」…今日の敗者が明日の勝者となる摂理に、相手がどのような位置、状況にあろうとも、相手を見下し、軽蔑してはならないことを訓えられる。(和光)
2009年8月24日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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