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2009.06.29

<心声天語>(128)他人の信用「拝借します」

東京地検に逮捕(旧証券取引法違反)された投資コンサルタント会社社長は、ブッシュ米大統領夫妻と写った写真を周囲に見せ、『ホワイトハウスの晩餐会に招待された』と自らの人脈をアピール、IT企業については『有名映画監督(故人)の長男と私が仕切っている』と言っていたそうである◆政治資金パーティーが頻繁に開催される米国。大統領が出席するパーティーでの寄付金相場は、ディナー代を含め最低千ドル、上限はない。その代償として、大統領と写真が写れる。米大統領とて、政治資金パーティーともなれば“サービス満点のホスト役”に徹し、“名も知らない”参加者たちと“見事な笑顔”で写真に納まる◆ほとんどの日本人は、世界一の権力者…米大統領とのツーショット写真をみせられたらそれだけで、“すごい人”と思うはず。その後は、有名映画監督どころか、それ以上の社会的地位にある人の名を出し、「その人とも親しい」と“吹いても”通用する◆詐欺師や事件師は、相手を信用させるために「有名人と写った写真」をよく使う。これは、日本社会における「有名人と知り合い=人脈が広い=信用のおける人」との図式が定着しているからだ。あの「麻原彰晃」も、「ダライラマ」と一緒に写った写真を得意気に翳していたものだ◆日本企業の、“多く”の社長室・会長室には、有名人と一緒に写った写真が誇らしげに飾ってある。自分を少しでも、大きく、気高く、立派に見せたいとの願望からである。小泉政権での衆議院選挙時、自民党候補者の選挙ポスターはすべて、小泉首相とのツーショットであった。自分に自信のない人ほど、他人の信用、他人の知名度、他人の人気を利用したがるものである。(和光)
2009年6月29日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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