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2009.04.23

<心声天語>(110)「過去」を溜め込んでしまう

三月末、事務所を築地から赤坂に移転した。関連会社も同時に引越ししたので大変な作業量であった。電話の移転、住所変更、荷物の整理…引越し準備の雑務に追われた一週間、夜の十時までかかった◆引越し荷物を整理していると昔の書類や資料、写真などが出てきた。その中には、思わず見入ってしまう“懐かしい” ものも少なくなかった。辞めた社員の履歴書、不動産企業が我が世の春を謳歌していた頃の不動産広告、出張先で写した写真など、過ぎし日の思い出が懐かしく浮かんできた◆移転先の事務所スペースは旧事務所の約半分、旧事務所の荷物をすべて移すことは出来ない。そこで、必要なもの以外はすべて、廃棄することにした。すると、あまり使わない「置いていただけ」のものがほとんどであったことに気付いた◆人間には、使わないものでも大切に保管する癖がある。とくに、思い出がしみついたものはなかなか、捨てられない。結局は、使いもしないのに引越し毎に持っていく。事務所に限らず、一般の家庭でもこうして積もった荷物の方が今必要とする荷物よりも何倍も多くある◆領収書やアルバムなど、過去の流れを知るために必要なものは大切に保管しなければならない。だが、使わないのに「捨てるのはもったいない」との気持で溜め込んでしまうのは、未練と執着が生み出す「負担」である◆人間にとって過去が大切なのは、過去の思い出や記録、教訓が“未来”のために必要だからである。実際に、われわれが生活していくにおいては、過去を必要とすることはあまりない。しかし、ほとんどの人間が過去を背負い込んで生きている…いや“過去から抜け出せず”に生きている。(和光)
2009年4月23日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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