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2009.03.30

<心声天語>(104)カンボジア

TVでカンボジアのドキュメンタリー番組を観た。日本からの寄付で建てられた学校で学ぶ子どもたち。学校といっても木造の簡素な建物であった。しかし、子どもたちの目は輝いていた。思えば、カンボジアほど悲惨な歴史を辿った国も、稀である◆反政府ゲリラの最高指導者「ポル・ポト派」率いるポル・ポト政権は、カンボジアにとって悪夢の時代であった。ポル・ポト派は、私有財産制の廃止、都市住民を農村に強制移住して家族関係まで断ち切るなど、数々の悪政を強いて「アジアのヒトラー」とも呼ばれた◆イデオロギーの衝突に明け暮れた七十年代、多くの独裁者や権力者が現れ、消えていった。カンボジアのポル・ポト政権もその一つであった。ポル・ポ政権がベトナム軍に追われるまでの三年八ヶ月、処刑や飢饉、疫病、強制労働などで死んでいった国民の数は、二百万人、三百万人ともいわれている◆世界には、民主主義、社会主義、共産主義、王制など、いくつもの体制が存在する。そして、それぞれの国が「我が体制が理想の体制」とばかり、胸をはる。ところが、歴史を振り返った時、そこには、取り返しのつかない「数多くの過ち」が印されている。民主主義を謳歌している日本にも、かつて「軍国主義」なる無謀な時代があった◆十年前の一九九八年、元権力者のポル・ポトは、タイ国境に近い農村の小さな小屋で亡くなった。哀れすぎるほどのみすぼらしさで、息を引き取った元権力者も老いには勝てなかった。天は、人間の驕りと錯覚を封じるために「老衰」を用意したのだろう。(和光)
2009年3月30日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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