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2009.02.08

地上げ屋・遠藤修逮捕で名前が出ないもう1人の黒幕の正体

 本紙は遠藤修なる暴力団周辺者が、東京・渋谷の地上げ報酬18億円の脱税容疑で逮捕された件で、その地上げ成功の背景に黒幕がいると1月30日に報じている。だが、その後、この黒幕について報じたマスコミは皆無だ。その黒幕が闇世界と深く繋がっている事情もあるが、遠藤容疑者との深い関係を証明する証拠を得られないからだろう。確かに、本紙も渋谷の地上げに黒幕が関与していた証拠は証言しか得ていない。だが、他の地上げでは確かな接点があった。すでに一部全国紙
も報じている東京・多摩市の河川敷の地上げだ。「読売」(1月29日)は冒頭写真右記事の斜線を入れた後半部分で、1月30日の「朝日」はその件だけで取り上げ、遠藤容疑者の脱税所得のなかにはこの多摩市の地上げ分も含まれており、東京地検特捜部は解明を進めていると報じている。この土地の疑惑は、本紙・山岡が月刊経済誌『財界展望』(現『ZAITEN』。2005年8月号)で報じ、パシコンや荒木民生社長から数々の嫌がらせ訴訟を受け、また山岡の自宅放火の要因になった可能性もある案件。それ故、この件の事情には詳しく、そこに黒幕が登場しているのだ。ところが、事件化後、追加報道を始めた週刊誌などは、知名度といった点から、事件の本質に繋がる黒幕の件ではなく、遠藤容疑者が、大相撲・武庫川理事長のタニマチだったことだけ報じている。確かに、遠藤容疑者のようないかがわしい人物がそうだったとなれば、大麻問題などに続く、新たな大相撲スキャンダルで、ヘタをすれば武庫川理事長の進退問題にまで発展するかもしれない。偶然とはいえ、武庫川理事長の紹介で、遠藤被告は日本相撲協会運営審議委員も務める三菱東京UFJ銀行の元副頭取・五味康昌氏と知り合い、その五味氏の直属の部下が支店長を務める新宿新都心支店が何らかの便宜を図った疑惑が浮上しており、そうなるとその責任は重大だろう。では、もう一方の名前がまったく出ない大物=黒幕とは誰なのか。
2009年2月8日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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