<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(202)「ステラ・グループ」上場廃止懸念の真相
投資事業から婦人服専門店経営に再編中の大証2部「ステラ・グループ」に、いま上場廃止の懸念さえ出て来ている。連続大赤字なのも要因ではある。とはいえ、現金同等物を約32億円所有しており、赤字だからといって、すぐに潰れるような会社ではない。それにステラは、PC販売のジャスダック上場「オーエー・システム・プラザ」、それに総合不動産事業を基幹産業に育成中の大証2部「プロジェ・ホールディングス」株の共に50%近くを所有しており、この上場2社のホールディングスカンパニーでもある。ところが、株価はこのところ数円で、時価総額は7億1000万円に過ぎない。その株価低迷、そして上場廃止懸念の直接原因は、大証からすでに2回業務改善指導を受けており、ヘタをすれば3回目の指導が出る可能性もあり得るところにある。では、なぜ、そんなことがあり得るのか。
2009年2月5日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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