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2008.12.25

<心声天語> (78)「老いの知恵」

昔、中国に、老人を棄てる「法」をつくった王がいた。王に仕えていた一人の家臣がこのことで悩んでいた。いくら国法とはいえ、老いた父を棄てることができなかったからである。そこで彼は、家に地下室につくり、そこに老父を匿うことにした◆ある日、王の前に神が現れた。神は、王に、「同じ体形をした親子の馬がいる。親と子をどう見分けるか。また、蛇の雄と雌を見分ける方法も答えよ。三日以内に答えられなければ国が滅ぶだろう」と言った。驚いた王は、答えられる者に賞金を与えるとの、布令を出した。だが、答えられる者は誰もいなかった◆二日が過ぎても答えをみつからない。王は焦った。そこで家臣は、このことを老父に尋ねてみることにした。すると、「それは易しいことだ。馬の親は、子馬を先に食べさせるので馬の前に餌を置くと見分けられる。蛇の方は、柔らかい敷物の上に二匹の蛇を置くと騒がしく動く方が雄、動かないのが雌だ」と教えてくれた。家臣は、父から聞いた答えを王に伝えた◆王から答えを聞いた神は、「老人を大切しない国は滅ぶ」という言葉を残し、去っていった。後に、答えが家臣の老父から出たことを知った王は、それ以来、老人を捨てる法律を廃止して老人を敬う法律を作った◆今日、高齢化社会の到来が叫ばれ、老いを悲観的にとらえている人が少なくない。しかし、健全な社会ほど、老いの知恵がいろんなところで役立っている。老いてこそ悟れる真理…知恵は年輪を重ねなければ身につかないものだ。若さを誇れるのも、「老い」の意味を知らないからである。(和光)
2008年12月25日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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「国民の政治意識を喚起できる政治家を選ぼう」で述べたように、日本の政治の混迷は、国民の政治意識の低迷が一つの要因であり、私自身ももっと政治に関する意識を持ち、必要な発言もしておくことが必要であったと考えている。そういうことをせずに、民主主義の後退を見逃してきたゆえに、自分にこのたび大きな災難が降りかかってきてしまったのだと思う。 我々がどのような立場であれ、個人的な立場から、政治に関する発言をすることは憲法で保障されたものであるし、後から示されるが、中央省庁の官僚は自ら政策形成過程に参入し、内閣や... [続きを読む]

受信: 2008.12.26 00:34

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