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2008.09.12

<心声天語>(50)欲を利用するユダヤ人の知恵

ひとりのユダヤ人がアメリカ南部の小さな町で洋服の仕立屋を開いた。しばらくすると、町の少年たちが店先に集まってきて、「ユダヤ人、ユダヤ人」と野次るようになった。困ったユダヤ人は、ある日、少年たちに「私をユダヤ人と呼んでくれたら十セントをあげよう」と言って、少年一人ずつに十セントを与えた◆お金をもらった少年たちは、次の日も野次りに来た。ところが主人は、「昨日より迫力が足りない」と言って五セントだけ与えた。さらに翌日、「今日の野次り方は昨日よりも穏やかだった」と言って今度は、一セントしか与えなかった。少年たちは、二日前の十の一しかもらえないことに腹をたて、「同じように野次ったのに額を減らすなんて、あんまりだ」と文句を言い、二度と来なくなった◆少年たちは最初、やじる楽しみから店先に集まった。ところが、少年たちは途中から金がもらえる楽しみを知り、金のために野次るようになった。少年たちの中に欲が芽生え、その欲を基準に言動を図るようになってしまったのである◆欲とはすごいものだ。欲は、人間の言動を操り、人間の判断を狂わし、様々な不幸をつくりだす。人間を何かに駆り立てようとする場合、欲が最も効果的でもある。しかし、欲で築かれた人間関係はいつか、虚しく崩れる◆欲が交差する資本主義社会、今こうしている間にも、欲に蝕まれた人間たちが得意に、夢中に踊り舞っている。欲が渦巻いている世の中で生きていくには、洋服屋のユダヤ人のように「欲」を利用するしかないのかも、しれない。(和光)
2008年9月11日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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