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2008.08.11

<心声天語>(41)「這えば立て 立てば歩めの親心」

芥川賞作家の故・吉行淳之介は、文章を生業とする「作家」であったが、彼の母が息子に出した手紙には、「文章を書く時は、間違いがないように書くのですよ。知らない文字は必ず、辞書を引くのですよ」と記されてあったという◆野口英世の母「シカさん」が息子にあてた手紙は、真情にあふれ、読む人の心を打たずにおれない。読み書きができなかった野口英世の母は、息子に手紙を出すため、老いてから文字を習い始めた。たどたどしい文章で一生懸命に、野口英世に手紙を書き続けた◆野口英世の母の手紙である。【おまイの しせにわ みなたまけました。わたくしもよろこんでをりまする。はるになるト みなほかいドに いてしまいます。わたしも こころぼそくありまする。ドかはやく きてくだされ。はやくきてくたされ。はやくきてくたされ。はやくきてくたされ。いしよのたのみて ありまする。にしさむいてわ おがみ ひかしさむいてわおかみ しております。(略)ついたちにわ しをたちをしております。はやくきてくたされ。いつくるト おせてくたされ。これのへんちちまちてをりまする。ねてもねむられません】。息子の帰りを待つ母の心情が痛いほど伝わってくる文章だ◆歴史に名を刻んでいる偉人たちの多くは、母の尊き愛に育まれた…いや、母の愛をして、偉人になりえたであろう◆どんな人にも母がいる、いたはずだ。子にとって母は、欠かすことのできない存在である。「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉は、世の母たちの心情を表した言葉であろう。(和光)
2008年8月11日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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