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2008.08.25

<心声天語>(45)鬼母   

埼玉県で幼児3人が置き去りされ、健太ちゃん(当時2)が死亡、双子の長女が負傷した事件で、保護責任者遺棄致死傷罪に問われた母親の島村恵美(30)の初公判が8月20日、埼玉地裁であった◆翌日の「朝日新聞」によれば、島村被告は双子の父親である内縁の夫とは別に、近くの居酒屋店員と交際。3月ごろ「ママはもう戻らない。おなかがすいたら電話をかけて」と言い残し、子どもを置き去りにして男のマンションに移り住んだという◆事件当時6歳だった長男は、1日数十回、「弟や妹が泣いている」と母親に電話をかけた。島村被告はせいぜい1日1~2回、子どもたちのいる祖父母宅の玄関前に行って、ハンバーガーやパンなどを長男に渡すだけで、おむつの交換もしなかった◆トレーナー姿で入廷した島村被告は、裁判長の問いかけに、小声で答えた。検察側から長男の供述が読み上げられた。「残ったご飯を食べようとしたら腐っていた。冷蔵庫がなかったから」「妹と弟を一生懸命笑わせようとしたが、妹は笑っても、弟(健太ちゃん)は泣いていた」「ママがいない。さびしかった。何度も電話したけど全然出ない」。島村被告が健太ちゃんの死を知った時、「お前はクビだ」と長男をたたいたが、それでも長男は「全部ボクが悪い。面倒みろと言われたのに、お菓子とか全然あげないで…」と、母親をかばう供述をした◆最近、鬼のような母親たちが増えてきた。しかし、子が親を選択することは、できない。多くの親たちは、どんな子どもが産まれてくるかを気にするも、子どもの運命は「どんな親から生まれるか」によって左右される。(和光)
2008年8月25日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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