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2008.06.13

<連載コラム>心声天語(24)ネズミの復讐

米ニューメキシコ州で発行されている情報誌「クロービス・ジャーナル紙」に載っていた話だ。同州に住む81歳の男が台所で捕まえたネズミを外の焚き火に投げ込んだところ、火だらけになったネズミは家に駆け戻り床の下に逃げ込んだのだが、これが原因で家は全焼してしまったそうである◆いくらネズミが憎いとはいえ、生きたネズミを火の中に放り込むとは、残虐な行為である。この男、ネズミを焚き火の中に投げ込まなければ家も焼かずにすんだだろうに…。"殺生"における"天罰"である◆日本の童話に「鶴の恩返し」という話がある。『昔、昔、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました』で始まる。ある日、お爺さんは、雪の中で身動きできなくなった鶴を助ける。助けられた鶴は、後日、乙女の姿に変身してお爺さんの家にやってきて、献身的に恩返しをする◆「舌切り雀」も同じような話だ。洗濯ノリを食べた雀を憎み、雀の舌を切ってしまうお婆さん。これを知ったお爺さんは、竹やぶにある雀のお宿を訪ね『申し訳ないことをした。許してください』と謝った。雀は、心優しいお爺さんに宝物をあげた◆「鶴の恩返し」や「舌きり雀」は、子どもたちに施す心や哀れみの心を訓えるために創られた童話であろう。実際、哀れみ、施す心は福をもたらし、非情で残虐な心は不幸をもたらす。現代社会に通じる教訓だ。ネズミを焚き火の中に投げ込んだ男は家を焼かれた…。現代版の「舌きり雀」である。童話の世界の教訓が実話で証明された以上、信じないわけにはいかない。(和光)
2008年6月12日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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