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2008.03.16

<書籍紹介>『反骨のコツ』(團藤重光・伊東乾。朝日新書)

 東大教授(法学部長)、最高裁判事、宮内庁参与を歴任。95年には文化勲章を受賞している御歳94歳の團藤重光氏が主役。その團藤氏の輝かしい経歴からすると、「体制派中の最体制派」という感じがするが、その発言内容は反骨に満ち満ちている。新たに導入される裁判員制度は「官製のもので、何のプラスにもならん」と吐き捨てる。冤罪が増え、メディアに踊らされた客観性を欠いた私刑が増えることを懸念する。また、死刑を執行しないと治安維持できないわが国は未開国だと喝破。「EUでは憲法レベルで死刑を廃止。日本はアメリカの真似ばかり(その米国でも12州が廃止。4州が執行停止)して、ヨーロッパのことを知らない」と嘆く。團藤氏、最高裁判事の時、死刑判決を言い渡したら、傍聴席から「人殺しーっ!」との声が上がり、東大での40年の学究生活でも見えなかったものが、判決を言い渡す当事者になって初めて見えたという。「自分は愚かだった。浅はかだった」と語る。
2008年3月16日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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