当局が狙う、旧・日本ファーネス工業増資で暗躍した西田晴夫グループ
現経営陣が旧経営陣を切ったことで、いよいよ西田晴夫グループ摘発の準備が整った。ジャスダック上場「NFKホールディングス」(旧・日本ファーネス工業)はこの5月、当時の同社役員2名と、「クェエスト・ビー」、代表の本多俊郎氏に対し総額約15億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に提起した。同社は2004年7月、43億円の資金調達をしたが、その際に本多氏が責任者だった投資事業組合に出資した16億円は無駄な調達資金で、しかもこの投資は回収不能になったから連帯して支払えというもの。今年1月29日に同社の「特別調査委員会」が出した最終報告では、本多氏等被告訴人は特別背任罪の共犯とまで言い切っている。
2007年7月13日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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