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2006.04.27

<記事紹介>「JRのコスト至上の軽量化が事故を招いている」(『サンデー毎日』佐高信)

 50_23 4月24日は107名が死亡した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故からちょうど1周年ということで、翌25日には大手新聞各紙にも、そのことを伝える記事がかなりのスペースを割いて載った。
 だが、どうにも違和感を感じて仕方ない。
 各紙は事故で生活が変わった親族や、命が助かった被害者のその後を追っているものが目立ったが、誤解を恐れずにいえば、そんなお涙ちょうだい主義が報道の本当に役割なのか。
 佐高信は、『サンデー毎日』に連載している「政経外科」(5月7・14合併号)で、こう述べている。
「(民営化のなかで)軽量化を追うために、車両の多くが鉄製ボディーからアルミ製ボディーへと移行していることを知っては、ますます、コスト至上主義の軽量化があの事故を招いたと怒らざるをえない」、「こんな当たり前の推理がなぜメディアにはできないのか」、「世間を刺激したくないというJRの思惑通りに、新聞各紙が並んでくれたわけである」。
 ここで佐高が直に取り上げているのは、羽越線の転覆事故だが、軽量化は福知山線脱線事故にも通じるはずだ。もっと重ければ、あれ以上のスピードを出さないと脱線しなかった。また、脱線してもあれほど車両の破損がひどくなく、それだけ乗客は助かっていたはずだ。本当にマスコミがすべき役割は、お涙ちょうだいではなく、JRに気兼ねなく、本当の根本原因まで追及し、それを書くことではないのか。

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コメント

羽越線で脱線転覆した485系3000番台車の自重は
44トン。
羽越線で当日走っており、「脱線転覆しなかった」車輌の重さは以下の通り。
701系電車(先頭車)が28トン、110系気動車が29トン、いずれもJRになってからの車です。
福知山線で脱線した207系の先頭車は、モーター付で37トン、モーター無しで26トン。
なんで佐高氏はあんな文章が書けるのでしょう。

それとも反権力、反権威なら何を書いても良いのですか?
この件についての山岡さんのご意見を伺いたいのですが、無理でしょうか。

投稿: ? | 2006.05.01 22:17

羽越線の485系って言うのはJRではとても古い車両で、JRの作ったものではないんです。国鉄です。もう廃車にしたいくらい古くて重いのです。

だから軽いというのは大嘘です。鉄道ファンなら小学生でも知っている周知の事実です。

確かにあの脱線車両は更新車です。見かけは新車です。強化プラスチックのカバーを装着して、中身の座席を変えたりしていますが主要な重みのある部分は古いままの設計です。

投稿: A | 2006.04.28 20:17

福知山線と羽越線とでは事故原因は明らかに違うはずだ。羽越線の場合、単純に思い浮かぶのはレール側の老朽化だろうか。地盤が弱くなっているところに突風が吹いて転覆、といったイメージを受けた。ローカル線、しかも巨額の赤字を抱えている路線なので、余計コストカットのツケが回ってくるのだろう。
佐高氏の記事を読むとどうも一面的なもののとらえ方しかしていないように思われる(+完全な勘違い)。警鐘を鳴らすのは当たり前の行為だが、肝心要の記事がこれでは逆にバッシングを浴びても仕方がない。今の世の中センセーショナリズムだけでは鬼の首を取る事はなかなか出来ない。むしろ怜悧冷徹な視点で、しかも確固たる証拠や裏付けを取って記事を書く事が出来ないのであれば、マスコミと同様ジャーナリストとしては…という事になる。山岡さんも今後注意した方がいいよ。
そういえばどこかのHPにこの国の科学技術政策の失敗を指摘している記事が掲載されていたが、おそらくこの安易な軽量化もそれに相当する可能性は大きいと思われる。故にマスコミは国側の圧力を恐れて記事に出来ないのではないか。

投稿: とおり | 2006.04.28 11:19

ま、485系がヘヴィーであるということを
お忘れなくということで。しかも2Mだし。

投稿: 某S | 2006.04.28 01:20

車両側の設定を変更する、すなわち重量を軽くしたのであればレール側の設定も同時に変更しなくてはならない。列車(乗客含む)の重量とそれを押し返すレール側の力のつり合いが取れなくなり、速度超過をしなくともカーブの箇所等で脱輪及び脱線事故を引きおこす確率は自然高くなるからである(単純な力学である)。こちらには確証こそないが、福知山線の事故についてはこうした背景があると思われる。それにJRが列車の重量を変更した、という報道は何日前に既に為されている。つまりJRや国土交通省は自分達の非、つまり設定ミスを認めているのではないだろうか。
その報道記事については各自で過去ログを当たってみればいい。

投稿: とおり | 2006.04.27 23:09

またまたもみ消しに入りだしましたねえ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/auto/1141529308/254
http://gonbe.nobody.jp/netsf2.htm

金がすべてか!?
http://gonbe.nobody.jp/masukomitaisaku.htm


公式に「280馬力」と書かせまくってて
http://gonbe.nobody.jp/280bariki.jpg
実際には190馬力しかでていないし
http://gonbe.nobody.jp/280bariki.htm
それ以上出して駆動系が壊れても保証はきかない


5年を待たずにいろいろと致命的な不具合が発生するもの
http://gonbe.nobody.jp/gasleak.htm
http://www.carview.co.jp/community/bbs/bbs104.asp?bd=100&ct1=104&ct2=3287&pgcs=1000&th=1572345&act=th

http://gonbe.nobody.jp/gasleak.htm

「他ではみられない」と
http://gonbe.nobody.jp/taisaku.htm
好き放題だし
http://gonbe.nobody.jp/fillertube1.htm
http://gonbe.nobody.jp/preasimawari.htm

いったいどこが違うというのでしょうねえ…
http://www.asahi.com/national/update/0426/TKY200604250425.html

まあ、国土交通省が認識しながら野放しなんだから
http://gonbe.nobody.jp/sinsa-user2.jpg
http://gonbe.nobody.jp/6kai1.jpg
http://gonbe.nobody.jp/6kai2.jpg
http://gonbe.nobody.jp/pea.jpg

仕方がありませんけど…
http://gonbe.nobody.jp/kokudo2.jpg


やっぱり大切なのは
http://www.asyura2.com/0306/nihon6/msg/434.html

天下り先の確保ですかねえ…

投稿: 今度は排気漏れ | 2006.04.27 13:13

上の人たちにまったく同感。
本当に佐高は馬鹿である。いつだったか日垣隆が「まったく裏を取らない。」と強烈に批判していたことがある。

動労千葉のサイトにある。

以下引用
>羽越線での事故車両も485系で、40t以上ある重い車両であった。これが、重量が7割程度しかない現在のステンレス製軽量車両だったら、さらにずっと弱い風速で転覆するということだ。
http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2006_01_06/n6216.htm

民営化、能率化が遠因で事故が起こったと議論するのはジャーナリストとして当然のことだ。しかし、基本的な事実もチェックせずに他からの引用と単なる思い付きで記事を書くとは権力者側に足元を見られても仕方がないであろう。いつだったか佐高は小林一茶の俳句を川柳だと間違えて記述し、大恥を書いたことがある。こういう間違いは何度も佐高は書いている。責任は佐高の「玉稿」をなにもチェックせずにいるサンデー毎日の担当者にもある。そして山岡さんも猛省すべきである。

投稿: wow | 2006.04.27 11:04

残念ながら私も、車両の軽量化が根本的な原因とはとても思えませんね。ほかの方が言っているように、車両を軽量化するのはコスト至上主義ではなく、効率を追求した結果でしょう。資源が貴重になってきている時代に、あえて無駄で効率の悪いものを作る意味が分かりません。第一、重い車両だったら、電車は守られてもぶつかったものの損傷が大きくなりますよね?
マンションはどうなったのか? あるいは踏み切り事故が起こったら? 考えるだけでも恐ろしいです。

根本的な原因を追究するのはとても大事なことですし、メディアの役割として期待したいところですが、こういった佐高氏のようなうすっぺらい発言ならむしろいらないです。

投稿: たダし | 2006.04.27 07:56

車両の軽量化=事故の主原因と置き換えるのはあまりにも単純化された議論のように思います。

車両の軽量化が事故の一原因であるとしても、その他の安全対策・人事管理体制・時刻表の設計を含めた総括的な検証をすることがメディアの役目ではないのでしょうか。

また、車両の軽量化はすべて悪いことばかりではなく、エネルギー効率の向上、それに伴う環境負荷の軽減といった良い側面もあるのではないでしょうか。こうしたよい側面を悪い面と比べながら、鉄道会社(そして報道)は判断を下すべきだとおもうのですが。

付け加えですが、少し視野を広げ交通・運輸セクター全体における死亡事故を検証すれば、鉄道による事故は路上におけるものに比べ圧倒的に少ないはずです。どうしてもメディアの目はドラマチックな鉄道事故に行きがちですが、それによって安全への投資が鉄道に偏重してしまうようにも思います。

以上、個人的な意見ですみません。

投稿: kskmt | 2006.04.27 07:13

"軽量化を追うために、車両の多くが鉄製ボディーからアルミ製ボディーへと移行していることを知っては、ますます、コスト至上主義の軽量化があの事故を招いたと怒らざるをえない"

あの事故をコスト至上主義が大きな理由で起こった、とは他のコメント一緒でジャーナリストとしての本分を忘れての発言のようだ。

車両製作会社は耐久性・コスト・強度など様々な面を計算して作製に至ったわけで、単純に軽量化されたことが被害を拡大させたとは理解しにくい。

もし軽量化されていない旧型車両であれば、マンション倒壊・近隣住宅破壊など被害はもっと拡大した可能性は否定できない。

重いものの方が衝撃度は大きい...誰でも分かる物理である。

このような大きな事故ではジャーナリストは、様々な面から事故を論議すべきで、単純思いつき発想で物事を語ってもらいたくない。

投稿: アラン | 2006.04.27 05:01

 福知山線の事故車両は軽量化された新車であるからまだわかるが、羽越線での事故車両は485系で、40t以上ある重い車両である。したがって「軽量化が羽越線での事故原因」などとは事実でないから新聞が書かなかっただけのこと。
 事実誤認のくせして「(民営化のなかで)軽量化を追うために、車両の多くが鉄製ボディーからアルミ製ボディーへと移行していることを知っては、ますます、コスト至上主義の軽量化があの事故を招いたと怒らざるをえない」、「こんな当たり前の推理がなぜメディアにはできないのか」、「世間を刺激したくないというJRの思惑通りに、新聞各紙が並んでくれたわけである」などとエラソーに書く佐高はアホとしか言いようがない。ジャーナリストを気取るならもっと足でウラをとれと言いたい。

投稿: きんた | 2006.04.27 04:25

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