<気まぐれコラム>
<日々歳々>(19)
新潟県農業研究所が遺伝子組み換え技術を活用し、自然界に存在しない「青いユリ」の開発に取り組んでいる。同県のユリの出荷量は全国三位。チューリップと並ぶ園芸の主力商品として、一九九八年から青いユリの開発に着手した◆ユリには青い色素を作り出す遺伝子がない。そこで、同研究所は遺伝子組み換え技術の研究を重ね、二〇〇二年にほかの植物の遺伝子をユリに組み込むことに成功、同年十二月に特許を出願した。同研究所アグリ・フーズバイオ研究所の部長は「花をつけるまでは早くても二~三年かかる」と語っている◆「青い色素」がないのはユリだけではない。バラにも「青いバラ」がない。ところが、二〇〇四年、飲料水メーカーのサントリーが「青いバラ」の開発に成功し、世界を驚かせた。自然界に存在しない「花」を次から次へと創り出す遺伝子組み換え技術とは、まるで魔法のような技術である。
2006年3月9日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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コメント
これがフランケン・サイエンスの始まりでなければいいのだが、最近国家レベルでバイオテクノロジーの進歩を促しているようだ。
今や倫理もへちまもないダメ一等国に成り下がったな。
投稿 通行人 | 2006.03.10 21:44