<気まぐれコラム>
<日々歳々>(18)
2月のある朝(10時半頃)、新宿駅西口の歩道を歩いている時、一人の老婆が数個の箱とイスを道端に並べていた。はじめは露店商がなにかを売ろうとしていると思ったが、そうではなく、それは靴磨きの“店”を出す準備であった◆私の靴も磨いてもらうことにした。しかし、息子のような私が母親のような老婆に靴を磨かせるなど、してはならないことに思えた。でも仕方のないこと…自分を納得させるように割り切った。老婆は布切れを手に巻き、靴墨を塗っていく。老婆の慣れた手つきがより一層、痛々しさを際立たせていた◆右足を磨き終えて左足に移る時、「寒くはないですか」「ここで何年になるのですか」と、失礼がないよう話しかけた。すると彼女は、やさしい声で言葉を返した。老婆は十数年前から新宿駅界隈で靴磨きをしていると言った。一日に多い時で約40人、少ない時で約25人。料金は一回五百円、1日約1万2千円から2万円の収入になると笑った。
2006年2月10日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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地方も中央も財界も、「政財官」の癒着と、接待、自己・個人利益誘導行政が問われているのだ。額に汗する人々の怨念が爆発してきているのだ。
⇒
注目
情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
<気まぐれコラム>
<日々歳々>(18)
(抜粋)
2月のある朝(10時半頃)、新宿駅西口の歩道を歩いている時、一人の老婆が数個の箱とイスを道端に並べていた。はじめは露店商がなにかを売ろうとしていると思ったが、そうではなく、それは靴磨きの“店”を出す準備であった◆私の靴も磨いてもらうことにした。し... [続きを読む]
受信: 2006.02.14 19:20
» 愛の反対はなに? [★日本人とそしてもう一人★ 「ゴーマニズムと写真」]
愛の反対ってなんですか?
これは、マザーテレサが悩める青年に問いかけた話だそうだ。
少し昔、ある青年が「自分も世の中の為になりたい」という思いをもってマザーテレサに仕える事になった。
しかし、その青年は様々な活動を行ううちに、
「自分は偽善者なのではないか?」
「自分は心の底からこの活動をしているのか?」
と考え悩みだした。
実は私も経験がある。
あるとき、障害を持つ子ども達のお世話をしようとある施設を訪問する事になった私の心は自信満々だった。
「ワシに... [続きを読む]
受信: 2006.03.04 10:48

コメント
そんな老婆に私はなりたい
素敵なエピソードありがとうございます
投稿: ウォンバット | 2006.02.11 14:32
いい文章ですね。読み終わる頃、涙があふれてきました。
投稿: れんこん | 2006.02.10 21:25