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2005.12.03

楽天のTBS株買い占め問題で、なぜが批判の声が出ないみずほコーポ・斎藤宏頭取

●TBS株買収資金を提供していたみずほコーポ

 楽天と邦銀との関係といえば、一番密接なのはメーンバンクである三井住友銀行であり、西川善文前頭取と三木谷浩史社長との個人的な緊密さもよく知られている。今回のTBSとの“和解”でも、西川氏は2人だけで会ってソフトランディングを促していた。そして、2人の緊密さからとしか思えない楽天と旧住銀人脈とのきな臭い関係にについては一部批判の声も出ており本紙でも報じている
 50 ところが同じ、否、それ以上に緊密な、みずほファイナンシャルグループ内にあって「投資銀行」の役割を担う、みずほコーポレート銀行(2002年4月1日 設立)・斎藤宏頭取との関係については批判の声がまったく出ていないのは不思議だ。
 それどころか、今回のTBSとの“和解”の立役者として、一般には「ホワイトナイト」的好印象を与え、みずほブランド株も上がっているようだ。
 だが、そもそも楽天のTBS株買い占めには三井住友銀行だけでなく、みずほコーポの融資資金も投入されていたのだ。
「いわば、楽天を煽ってTBS株買い占めをさせた重要な人物ですよ。ところが、株買い占めに世間がブーイングを出すと一転、追加融資を止め、逆に、“TBSとは和解した方がいい”と説得したわけで、節操がなさ過ぎますよ」
 事情を良く知る人物は、こう憤る。
 楽天がメーンバンクの三井住友、準メーンのみずほコーポと住友信託の3行等と1000億円規模の融資枠契約(コミットメントライン)を結んでいたのは周知の事実。そして、楽天はTBS株を15%超から19%超まで買い増しする際、この3行に新たに数百億円規模の融資を要請したが、世間の空気を察した3行は一転、難色を示した。
 先の1000億円規模の融資枠契約の資金がある程度、TBS株買収資金に投じられたことは推測できる。だが、その割合に関しては不明だった。
 ところが、10月15日付けで、時事通信社が興味深い記事を報じている。
『楽天背後にメガバンク=TBS株購入資金を提供』なるタイトルで、実質、融資枠契約の大半が15%超のTBS株購入資金(約880億円)に使われたとしている。しかも、その融資枠規模に関して、「総額はTBS株の30%以上を取得できる規模」との関係筋の証言を載せている。事実とすれば、1000億円規模どころか、2000億円に近い規模だったと推測できる(金利は年1%程度)。
 2005年12月3日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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