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2005.11.18

名誉毀損で29年ぶり逮捕・長期拘留の松岡利康社長からの手紙

●拘置所からの叫び

 11月17日、神戸拘置所に長期拘留されている出版社「鹿砦社」(西宮市)・松岡利康社長から、本紙・山岡に手紙が届いた。
 すでに前代未聞といっていい、名誉毀損罪での起訴になる前からの逮捕、そして3カ月以上の拘留。つい先50日、ようやく接見禁止(手紙)は解除になり、こうして手紙を出すことができるようになった(ただし、平日2通=週10通まで)からだ。
 手紙には、権力が牙を向いた時の恐ろしさについて、こう綴られていた。
「50代半ばの身としては、肉体的にはもちろん、会社もほぼ潰れ、精神的にこたえないといえば嘘になります。ローンや借入の担保になっている自宅は競売にかけられるそうで、本当に全てを失うところまでやられてしまいました。いくら強そうに構えてみても、権力がまともにかかってくれば、脆いものです。おそらく創出版でも、鹿砦社と同じようにやられたら同じ有様だったのではないでしょうか。篠田さん(=創出版社長。本紙注。以下カッコ内同)が深刻なのは、このことが判っているからでしょう(松岡氏の件を大きく記事にしている)。在宅起訴されたぐらいで(家宅捜査はナシ!=これは松岡氏記述)大騒ぎしているオカドメ(編集長)なんかという人の脳天気さには参ります」
 そして、自分の脇の甘さを反省する下りもあった。
「私はかつて『週刊ポスト』の相撲界スキャンダルの連載をまとめた単行本で、日本相撲協会から東京地検特捜部に刑事告訴されたことがありましたが、これが『不起訴』となったことで、甘く考えていたことで無防備状態でした。また、『月刊ペン事件』以来、この種の弾圧もなかったですしね。しかし、ここまで大掛かりにやるとは正直思いませんでした。
 山岡さんも(単行本)『銀バエ実録武富士盗聴事件』で刑事告訴されているそうですので、マジで気をつけられた方がいいです。創出版(同単行本の版元)も被疑者として家宅捜査される可能性も否定できません。とはいえ、いくら気をつけても、権力はやる時にはやる! ということを、今回身にしみて感じました。浅野建一氏(同志社大教授)言うところの『国策捜査』ですからーー。少なくとも、刑事告訴ということを甘く考えない方がいいと思います」
 2005年11月18日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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コメント

 
 松岡利康社長の逮捕と勾留に対して問題視しそうで、しかも現政治家群に
肩入れしてくれそうもない人々が、続々と行政政治家職(市長や知事)を掌握
し始めたら、現政治家群(現首相、現法相、現国家公安委員長、それ他)や
官僚群(警察庁長官や警視庁警視総監や法務事務次官や検事総長のお偉方から
実際に逮捕したと現場の下っ端まで)は震え上がり、松岡氏に保釈を認めたり、
「手打ちしよう」と和解を持ち掛けてくるようになると思うのです。
 

投稿: 正樹 | 2005.11.23 22:08

 
 そもそも、逮捕なり勾留なりは、言い換えれば「誘拐」のことでしょう。
昨年2004年に奈良県で女子小学生を殺害した犯人がやったことと全く同様
のことでしょう。物理的には誰にでもできることですよね。超能力ではありま
せんよね。
 しつこくなりますが、そんなに「言論の自由が脅かせられている」と危機感
を抱いているのであれば、選挙に打って出て公権力の掌握を図るべきだと思う
のですよね。
 松岡利康社長の逮捕と勾留に対して問題視してくれそうな出版関係者は、
かなりいるのでしょう。エール出版社http://www.h3.dion.ne.jp/~yell/とか、
早稲田出版(『疑惑JAL123便墜落事故』の(^^ゞ)http://www.waseda-pub.com/とか、
文芸社(『完全犯罪~JAL123便撃墜事件~』(池田昌昭(いけだまさあき)
氏著)の(^^ゞ)http://www.bungeisha.co.jp/index.phpとか・・・・。
 共闘してくれそうな人々に「選挙に打って出て、公権力を掌握し、言論弾圧
に反撃しよう」と呼び掛けて、立候補してくれて、選挙に当選すれば、弾圧
していた者共と立場が逆転するのではないのですか。
 小泉氏や創価学会・公明党関係者などの一部の大衆のみが、選挙に当選する
ことに専念していて、多くの大衆は、デモや座り込みや集会や言論闘争など
の“小田原評定”に終始していることが問題だと思います。
 現政策(言論弾圧を含めて)に不満があると言いながら、“働かない”(選挙
に立候補することを目指さない)ことは、“政治的ニート”と言った方が当て
嵌(は)まっていると思います。
 「現政策(言論弾圧)は、嫌だ嫌だ」と騒いでいるくせに、選挙に立候補
しない被政治階級(被支配階級)に甘んじていることは、マゾヒスト的だと
思います。
 小惑星が地球に衝突しにやって来ると避けることが不可能だと歴史的に不可避
なことではないのに(選挙に当選し、公権力を法的に掌握することができれば)、
何で、虐げられる境遇から脱しようとしないのですかねぇ(選挙に立候補し、
当選することを目指そうとしないのですかねぇ)。
 (勿論、目指す対象選挙は、市長や知事などの行政政治家職です。行政政治家職
なら、少ない人数で、莫大な影響力(権力)の行使をできますからね。)
 

投稿: 正樹 | 2005.11.22 20:28

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 以前から見かけていて、気になっている話題でありながら、例えばテレビのニュース等でちっとも話題にされることはないニュースなので、このブログでも取り上げてみようと思い、書きます。... [続きを読む]

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