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2005.09.07

<記事解説>健康診断に関する報告について唯一、報道した「毎日新聞」に、医師会等利益団体から総ブーイング

●記事は誤解? 「根拠がない=意味が無いではないから、これまで通り続けるべき」?

 8月14日に「毎日新聞」が報じた記事に対し、厚生労働省の関連部署や、医師会等から批難の声が起きている。
 その記事のタイトルは、「健康診断:項目の大半が有効性の証拠薄い 厚労省研究班」。
 健康診断で実施されている代表的な24の検査項目のうち実に16項目は、病気の予防や死亡者の減少に有効との根拠が薄いと、厚生労働省の研究班が報告書を出したことを報じたものだ。
 結論をいえば、有効との根拠があるとされるのは血圧測定や身長・体重測定、問診の一部のわずか6項目にすぎず、一方、根拠が薄いとされた大半は心電図測定、胸部X線撮影、肝機能を現すGOTなど、カネのかかる検査ばかり(残りの2項目は結論保留)。有り体にいえば、これまでその効果を検証する事無く、医師会などの言い分を鵜呑みにし、彼らに利益を得させるために無駄な検査を国民に義務づけ、やらせていたわけだ。
 2005年9月7日掲載。この記事を見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ

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コメント

毎日新聞の当該記事が消えています。

http://216.239.63.104/search?q=cache:http%3A//www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20050814k0000m040114000c.html
でキャッシュを見ることができます。

投稿: anonymous | 2005.09.17 22:24

これとは、少しずれるかもしれませんが、
医者と製薬会社や医療機器会社は腐れ縁でしょう。

この話に、割り込む医者はほとんど無視か、放逐されます。

医療機器ならまだいいですが、以下に載せる記事は、東京新聞にでた、離乳食等に関する記事です。

大人は、ある程度自分での判断が可能ですが、赤ちゃんはできません。未来は、、、

(少し長いですがお読みください)。

変温化する子ども 『早期の離乳食原因』
白書指摘 アレルギー急増も
 子どもが“変温動物”になっている。子どもの低体温化は以前から指摘されているが、実態は「朝は低体温、午後には高体温」だという。人間は恒温動物のはずだが、体の不調で体温を一定に保てなくなっているというのだ。加えて1990年以降、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が急増している。こうした原因として、国が全国一律で進める育児法の誤りを指摘する声も上がるが-。 (藤原 正樹)
 「七〇年代中ごろから教育現場の先生の間で『子どもたちの体がおかしい』という声が噴出し始めた。低体温化が指摘され始めたのもこのころで、状況はどんどん悪くなっている」
 日本体育大学名誉教授で「子どものからだと心・連絡会議」議長の正木健雄氏は現状を憂える。連絡会議は七八年から全国の教育機関約千校を対象に子どもの症状を継続調査し、毎年「子どものからだと心白書」を発行している。
 白書によると、平熱三六度未満の低体温の小学生が六割を超え、変温動物化が指摘されている。小学低学年女子の起床時の体温は、四割近くが三六度以下なのに、下校時になると半数が三七度以上になっている。正木氏は「体温変動の振幅が大きく、恒温動物になりきれていない。すぐに疲れを訴える例も増えている。体温調節をつかさどる自律神経がうまく発達していない」と分析する。
 一方、子どものアレルギー症状が急増したのは九〇年ごろからだ。保育・幼稚園や小中高校の先生が「最近増えていると実感する症状」の調査では、「アレルギー」「皮膚がカサカサ」が八〇年代半ばから目立ち始め、九〇年以降はトップに並ぶようになった。
 実際、九八年に日本学校保健会が行った全国調査では、アレルギーと診断されている子どもは四割を超えている。熊本地域医療センター小児科の後藤善隆部長は「ここ数年(急激なアレルギー症状の)アナフィラキシーを起こす子どもが増えている」と証言する。
■タンパク質は分解できず…

 なぜ子どもの体がおかしくなったのか。「全国一律で進める育児法の誤りが子どもを壊している。母子健康手帳の指導で、生後五カ月から食べさせる離乳食が変調の要因だ」と警鐘を鳴らすのは、元東京大学医学部講師で日本免疫病治療研究会の西原克成会長だ。「人の腸は一歳前後で完成する。それまでは母乳か人工乳だけで育てるべきだ。早期の離乳食でタンパク質を与えると、分解できずにそのまま吸収して抗原になり、アトピー体質になる」

■80年に離乳ガイドライン

 西原氏によると、国内で離乳食が広がり始めたのは、早期の離乳食を薦める『スポック博士の育児書』の翻訳本が発行された六六年からだ。八〇年に厚生省(現厚生労働省)が離乳ガイドラインを定め、母子健康手帳で全国一律に指導し始めてから一般に定着した。西原氏が指摘する離乳食原因説は、子どものからだと心白書でアレルギー症状が急増した時期と一致する。
 西原氏は「咀嚼(そしゃく)できない乳児は離乳食を丸のみし、タンパク質でもばい菌の芽胞でもなんでも吸収してしまう。その結果、本来ほとんどビフィズス菌の腸内環境が、大腸菌ばかりに変化し、大腸菌だらけの緑便が続くようになる」と解説し、子どもの変温動物化も離乳食が原因とみる。

■体内でばい菌繁殖し低体温

 「体内で繁殖したばい菌が細胞内感染を起こし、体温をつくり出すミトコンドリアがばい菌に酸素を奪われて機能せず低体温になる。変温動物化している子どもは、慢性自家中毒を起こしている。体内をめぐるばい菌と共存しているカエルなどと同じ状態だ。乳児期に一年も緑便状態なら、生涯にわたって体調不良が続く危険性もある」

 西原氏は離乳食がきっかけになる口呼吸も問題視する。

 「母乳や哺乳(ほにゅう)瓶で人工乳を飲む乳児は口呼吸はできないが、スプーンで離乳食を与えると口呼吸のくせがつく。口呼吸では、鼻呼吸のばい菌除去機能が働かず扁桃(へんとう)組織からばい菌が体内に入る。のどが乾燥することでばい菌の温床になり、免疫力が壊れていく。小児ぜんそくになる子どもは、100%口呼吸だ」。ピジョン常総研究所の二〇〇一年の全国調査では、三-十三歳の43・8%が口呼吸だった。

 母子健康手帳では、三-四カ月から離乳食準備として、薄めた果汁やスープを飲むことを薦めている。西原氏は「みそ汁の上澄みにもタンパク質があり、果汁にも酵素(タンパク質)がある。離乳食と同じくアトピー体質の原因になる」と切り捨てる。

■果汁やスープ時期早すぎる

 早期の果汁やスープは、世界の常識にも反するという。米国の小児科学会は九七年、「生後六カ月までは母乳または人工乳だけを与え、水や果汁その他の食物を与えるべきではない。離乳食を早く始めると、乳児がアレルギーを起こす可能性が高くなる」と警告している。世界保健機関(WHO)も同様の見解を発表している。

 宮城県立こども病院の堺武男副院長は「乳児が鉄分を吸収するためにはビタミンが必要だ。昔の人工乳にはビタミンが含まれておらず、果汁補給は意味があったが、今の人工乳はビタミンも補給できる。母子手帳の果汁指導は無意味だ。アレルギーの原因にもなる。離乳食で五カ月から卵を食べさせるのも早すぎる。一歳以降にすべきだ。赤ちゃんの腸は大人と違い、タンパク質摂取には気を付けた方がいい」と母子手帳の指導を批判する。さらに「乳児にも個人差があるのに、母子手帳では『〇カ月で〇〇を』と強制してくる。まじめなお母さんは『ウチの子は遅れている』と悩む例が多い。育児不安を解消すべき母子手帳が、育児不安を増強する結果になっている」。

■行政不変なら企業側動かず

 西原氏の批判に賛同する声は多い。大手育児用品会社の研究員は「西原先生の理論は筋が通っていて分かりやすい。子どもの体の変調は深刻で、国が全面的に西原先生の考えを受け入れれば、状況が変わるのではないか」と期待する。が、一方で「日本のお役所は何事につけ、一度決めたことは変えない体質がある。子どものためを第一に考えたいが、国が方針を変えてくれないと、営利企業は動けない。現状を変えるのは難しい」と悲観的だ。

 西原氏は過去に三度、厚労省幹部に離乳食の廃止を訴えた。しかし、幹部らは「先生の意見はよく分かるが、離乳食で利益を得ている人が多く、方針を変えるのは資金がかかりすぎる。一度決めたことは動かせない」と話したという。西原氏はこう警告する。

 「子どもの変温動物化と少年犯罪の凶悪化はリンクしている。体の不調が強いストレスになり、キレやすくなっている。性問題の低年齢化も早期発情が原因だ。動物は体が弱り生命の危機を感じると、子孫を早く残そうという本能が働く。早期の離乳食をやめ、戦前から昭和四十年ごろまで行われていた、一歳まで母乳・人工乳中心の育児に戻すべきだ。育児法とは、医学ではなく伝承。哺乳動物として自然にかなった育て方が正しい」

投稿: 相良武美 | 2005.09.08 08:40

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