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2005.09.08

「NYから眺めたフジヤマ」byマイク・アキオステリス(日本通米国ジャーナリスト)(36)外国人記者が見た衆院選

ニッポンの夏を「灼熱」に変えてしまった衆議院選もいよいよ、後4日を残すだけとなった。日本のメディアは連日、衆院選関連ニュースを垂れ流している。“絶妙すぎるタイミング”で不倫メールまで飛び出す始末。まさに、仁義な65き戦いである。日本の報道をみているどうも、選挙報道というよりエンターテイメント性に照準を合わせているようだ。一人でも多くの有権者に名前を覚えてもらおうと必死で叫んでいる候補者がいるかと思えば、反対に、マスコミが宣伝してくれる候補者もいる。日本で政治家を目指そうとするなら何が何でも、“有名人度”を上げなければならないようだ。実は、このことを一番わかっているのが他でもなく、小泉首相であろう。彼はマスコミが騒いでくれそうな有名人に目を付け、話題を振りまいてくれる「マドンナたち」を揃えたのだから、さすがに類まれなる演出家であり役者だ。今回の衆議院選挙は米メディアも多大な関心を注いでいる。無理もない。ブッシュ政権にとって、「ミスター・コイズミは都合のいいパートナー」であるからして、なんとしても勝ってくれなくては困るのである。ドイツも18日、総選挙を控えている。だが世界は、ドイツよりも日本の選挙に関心を注いでいるようだ。ニューズウィークの最新号に掲載された、「在日外国人記者が見た衆議院選」を簡単に紹介してみたい。英国・ガーディアン紙のジャスティーン氏:「それにしても今回の選挙は、まさに『ワイド・ショー』だ。元ミス東大候補のヘアスタイルは時代遅れか、佐藤ゆかりは不倫したのか、小池百合子は小泉と結婚するのか、そんな話題が毎日、テレビや雑誌を賑わしている」。韓国・朝鮮日報紙の金氏:「今回の選挙は日本にとって混乱ではなく発展のチャンスだと思う」。ドイツ版・ファイナンシャル・タイムズ紙のマーティン氏:「日本はドイツよりも急速な改革に貪欲だと思う。戦後世代はすでに日本を変えつつある。問題は政治が社会変化についていけるかどうかだ」。台湾・中国時評紙のヤン氏:「岡田代表は記者の目を見ようとはしない。目をみない岡田代表はすでに敗者だ」。米国・ロサンゼルス・タイムズ紙のブルース氏:「小泉首相のやっていることは議会制民主主義の選挙では当たり前のことだ。選挙の争点を限定し、自分の選択を支持してほしいと訴える。これが勝負の半分を占める」。インドネシア・コンパス紙のリチャード氏:「日本は『強調』の国だ。一人の首相が国を変えることはできない。だが小泉のアグレッシップな戦略は、ほかの首相ができなかったことだ」。中国・新華通信社のウー氏:「民主主義は反対なら反対をいえはだ。だが、小泉自民党では反対すれば追放される」。オーストラリア・シドニー・モーニング・ヘラルド紙のデポラ氏:「小泉首相とジョン・ハワード豪首相には、明らかな共通点がある。2人とも自分にとって戦いやすい焦点を見つけ、自分の主張に拘るやり方を心得ている」。香港・サウス・チャイナ紙のシュリアン氏:「日本の選挙報道は味気ない。スタジオに評論家を並べ、街頭の群衆を映すだけ。報道の既成概念にとらわれず、独自のやり方で視聴者を争点に引き込むことが、苦手のようだ。ヨルダン・国営ペトラ通信のカリドュン氏:「誰が勝っても日本の企業政治は不変だ」。小泉一座が演じる日本の劇場型選挙戦に、世界からも熱いまなざしが注がれている。  

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コメント

とにかく、選挙に行こう。
巨大正当を→巨大政党を埋没させよう。

構造改革の最大効果は政権交代しかないよね。

投稿: 川岡俊介 | 2005.09.08 23:19

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受信: 2005.09.11 02:57

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